英語

第5回:現在進行形で「今・一時的・未来の予定」まで話せる!文化祭準備しながら英語トーク

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2025/8/11

放課後の教室、机は壁際、床に広がる真っ白な模造紙


窓から差し込む夕日が、色ペンや色紙を照らす。

ミサキは色紙を切りながら、マイは太いマーカーで大きく文字を書き込み、ミリーは真ん中でイラストを描いている。


ミサキ

「ねぇミリー、英語で『今このポスター作ってるところ』って、何て言うの?」


ミリー

「簡単だよ! I’m making this poster. 今この瞬間やってることは現在進行形を使うの。」


マイ

「I’m writing the title.(私はタイトルを書いてる)」

(ペンを握ったまま、横でミサキの色紙を避ける)

「こういう“今やってる”っていう状況を、そのまま伝える形だね。」


一時的な状況でも使える


ミサキ

「ふーん。でも今この瞬間じゃなくても使えるの?」


ミリー

「うん!例えば、“今週は毎日準備してる”は We’re working on this project every day this week.

これは期間限定でやってることだから、一時的な状況でも現在進行形を使えるんだよ。」


マイ

「じゃあ『今日だけ私は切り抜き担当』は?」


ミリー

「I’m working as the cut-out master today.」


ミサキ

「カットアウトマスター!?そんな役職聞いたことないし!」


未来予定用法


ミサキ

「じゃあさ、未来のことも現在進行形で言えるの?」


ミリー

「確定してる予定ならね!例えば、“明日の放課後、飾りつけを始める”は We’re starting the decoration after school tomorrow.

もう予定が決まっている感じを出せるの。」


マイ

「じゃあ『土曜日の朝に看板を設置する』は?」


ミリー

「We’re putting up the sign on Saturday morning. これもスケジュールとして決まってるから現在進行形!」


日本語との違い



マイ

「日本語だと“〜してる”って言えば、今でも予定でも両方通じるよね。」


ミリー

「そう!日本語は文脈で判断するけど、英語は形で区別するから、予定なのか今なのかをちゃんと意識して使い分ける必要があるの。」


ミサキ

「ってことは、さっきの『今週毎日準備してる』も、英語だとちゃんと期間限定感を出すために現在進行形なんだね。」


文化祭妄想タイム



マイ

「じゃあ私、当日はお客さんに『Welcome to our booth!』って言う予定。」


ミサキ

「私は『I’m making your order right now!』って言う!」


ミリー

「私は『We’re having the best time at the festival!』って叫ぶよ!」


マイ

「…それ英語わかる人何人いるかな。」


まとめ(模造紙の端にメモ)



◎ 現在進行形=今この瞬間の動作、一時的な状況、確定した未来予定

◎ 日本語の「〜してる」に対応するが、英語は形で意味を分ける

◎ 予定を話す時は「スケジュールとして決まっていること」に使える

◎ “今”だけじゃない!使える範囲は意外と広い


ミサキ

「じゃあ最後に、この模造紙に今日習ったことをまとめちゃおうよ。」


ミリー

「Good idea!(いいアイデア!)」


マイ

「We’re finishing this poster today!(今日中にこのポスターを完成させる!)」


ミサキ

「はい、それ未来予定用法〜!」


【次回へ続く!!】

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