学校に行きたくないのは「問題」なのか|問いを持てる人が伸びる理由
「学校に行きたくない」
この言葉を聞くと、多くの場合、
「どうやって戻すか」が議論されます。
・生活リズムを整える
・少しずつ登校させる
・無理のない範囲で復帰を目指す
もちろん、それ自体を否定するつもりはありません。
しかし、ここで一つ立ち止まって考えたいことがあります。
👉 なぜ、その子は学校に行きたくないのか。
「復帰ありき」で考えると見えなくなるもの
多くの支援は、
👉 「学校に戻ること」を前提に設計されています。
しかし、
・なぜ行きたくないのか
・何が苦しいのか
・どこに違和感があるのか
ここが十分に考えられないまま、
👉 「どう戻すか」だけが先に進んでしまう
ということが少なくありません。
その結果、
👉 本人の中にある“理由”が置き去りになる
ことがあります。
「行きたくない」は大事なサインである
「行きたくない」という感覚は、
単なる甘えでも、逃げでもありません。
👉 その人なりの違和感や問題意識の表れです。
たとえば、
・人間関係に強いストレスがある
・授業の進み方に違和感がある
・評価のされ方に納得がいかない
・そもそも学校という仕組み自体に合っていない
理由は一人ひとり違います。
大切なのは、
👉 その理由を外から決めつけないことです。
「なぜ?」を3回繰り返す
ここで有効なのが、
👉 「なぜ?」を繰り返すことです。
たとえば、
「学校に行きたくない」
① なぜ?
→ 朝がつらい
② なぜ?
→ クラスに行くのが嫌だ
③ なぜ?
→ 特定の人との関係がしんどい
ここまで来ると、
👉 「朝がつらい」という表面的な問題ではなく、
👉 「人間関係」という本質的な問題が見えてきます。
このように、
👉 表面→中間→本質へと掘り下げる
これが「問いをつくる」ということです。
問いを持てる人は伸びる
ここで重要なのは、
このプロセス自体が
👉 学ぶ力そのものだということです。
・なぜそう感じるのか
・その原因はどこにあるのか
・別の見方はできないか
こうした問いを持てる人は、
大学に進んでも強いです。
なぜなら、
👉 大学で求められるのは「答え」ではなく「問い」だからです。
「学校に行くかどうか」より大事なこと
もちろん、
最終的に学校に戻るという選択もあります。
別の道を選ぶこともあります。
どちらが正しい、という話ではありません。
それよりも大切なのは、
👉 自分が何に違和感を持ち、何を問題としているのかを理解することです。
これがないまま進むと、
👉 同じ苦しさを別の場所で繰り返します。
思考の質が、その後の人生を決める
不登校という状況は、確かに苦しいものです。
しかし見方を変えれば、
👉 自分自身を深く考える機会でもあります。
・なぜ自分はこう感じるのか
・何を大切にしたいのか
・どんな環境なら力を発揮できるのか
こうした問いを持ち、考えた経験は、
👉 そのまま大学での学びや、その後の人生につながります。
まとめ
「学校に行きたくない」という状態を、
単なる問題として処理するのではなく、
👉 問いの出発点として捉えること。
そして、
👉 「なぜ?」を繰り返し、自分の中の構造を理解すること。
この思考のプロセスこそが、
👉 伸びる人に共通する力です。
最後に
もし今、
・学校に行きたくない理由が分からない
・考えているけど整理できない
・どうすればいいのか迷っている
そう感じているなら、
👉 それは「考える力がない」のではなく、「問いの立て方」を知らないだけです。
私の講座では、
・なぜそう感じるのか
・その奥にあるものは何か
を一緒に整理していきます。
答えを与えるのではなく、
問いを一緒につくる。
そこから、進む方向は自然に見えてきます。
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