さあ、一緒に考えよう!|教育における一緒に考えるとは何か?
■ 「正解を教えてください」という声
授業をしていると、よくこう言われます。
👉 「先生、正解を教えてください」
もちろん、気持ちはよく分かります。
・早く解けるようになりたい
・点数を上げたい
・間違えたくない
👉 だから正解を知りたい。
■ でも、正解を教えるだけでは伸びない
ここで大事なことがあります。
👉 正解を知っても、できるようにはなりません。
■ 共通テストでも同じ
共通テスト国語や英語は、
👉 推論の試験です。
・この選択肢はなぜ違うのか
・なぜこれが正解なのか
👉 ここには一定の考え方があります。
👉推論はたとえば論理学に支えられています。
👉だから一定の考え方は屹然と存在します。
■ しかし、解き方は一つではない
重要なのはここです。
👉 同じ問題でも、解き方は一つではありません。
・この文から判断する人
・この構造から見る人
・単語で選択肢を切る人
・フレーズで切る人
👉 複数のルートが存在します。
■ 小論文はさらにそう
総合型選抜の小論文になると、
👉 正解は存在しません。
👉課題文のもつ上位概念の「正解」はあります。しかし、
・このテーマをどう捉えるか
・どの概念で考えるか
・どんな結論にするか
👉 それらは人によって変わります。
■ だから私はこう考えています
👉 正解を教えることが授業ではない
■ では私は何をしているのか
私の授業では、
👉 「一緒に考えること」をやっています。
👉さあ、一緒に考えよう!
■ 具体的には
・なぜそう考えたのか
・他の可能性はないか
・どこを根拠にしているのか
・どこにしがみついたらより正確に推論できるのか
・ほかの解法はないのか?
👉 思考の過程を一緒に経験する
■ 上位概念は教える
もちろん、
👉 何も教えないわけではありません。
・共通テストの推論の考え方
・文章の構造
・小論文の上位概念
👉 こうした“土台”は教えます。
👉それらは高校生1人ではわからないから。
■ しかし、その先は違う
👉 その概念をどう理解するかは人によって違う
👉 どう思考するかにも正解はない
■ だからこそ意味がある
ここを一緒に考えるから、
👉 自分の力になります。
■ 正解をもらう勉強の限界
正解をもらうだけだと、
・その問題しか解けない
・応用できない
・少し変わると止まる
👉 再現性がありません。
■ 一緒に考えると何が変わるか
・自分で判断できる
・別の問題にも対応できる
・思考が安定する
・勉強が楽しくなる
・精神が自立する
👉 ようするに「できる状態」になります。
👉また、自分の思考を言語化することで自信がつきます
■ 学びとは何か
学びとは、
👉 わからないことを考えることです。
👉そのためにはわからないことを言語化することから始めます
👉次に、教員と一緒に考える道筋を知ること
👉最後に、補助輪つきでもいいので自分で思考すること!
■ 最後に
もし、
・正解を知っているのにできない
・問題が変わると解けない
・考えているつもりで止まる
そう感じているなら、
👉 一度、「一緒に考えよう!」
👉 正解をもらう
ではなく
👉 一緒に考える
👉 ここから、学びは劇的に変わります。
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