【発達障害】元特別支援学級担任による特性に応じた算数授業

発達障害と診断されているお子様、診断はされていないけど気になるお子様、そんなお子様の指導はお任せください。私は20年間公立小学校で教師として働いていました。1～6年生、全ての学年の担任だけでなく、特別支援学級の担任も経験しました。その中で、発達障害のお子さんと多く出会い、指導をしてきました。このコースでは、発達障害の知識と理解のある私が、お子様の特性をしっかりと把握したうえで、その子に合った学習方法を取り入れて、学力の定着、向上を目指す授業です。学校ではなかなかマンツーマンでの指導は難しいと思います。ここには、一対一で学ぶ環境があります。お子様の算数の力は必ず伸びることを約束します。

発達障害のあるお子さんには特性があります。例えば自閉傾向の強いお子さんは、こだわりが非常に強いです。こんなお子さんと出会ったことがあります。算数で「1個150円のりんごがあります。」など、文章問題がありました。すると、「先生、このりんごの値段は税抜きですか？税込みですか？」ふざけているわけではありません。本当に気になっているのです。そして、そこから進めません。問題を解く力はあっても、こだわりが強くて先に進めないことが自閉傾向のお子さんにはよくあることです。ここでは「算数の問題は全て税込みです。」と、お子さんを安心させてあげることが大切です。

ADHD傾向のお子さんに多く見られるのが、不注意によるうっかりミスです。数字を見逃す、文章を読み間違える。このようなお子さんへの対応として、私は必要以上に長い制限時間を与えました。1分でできそうな問題も「2分で解きましょう。」など、見直しをせざるを得ない環境で解かせました。それを繰り返し、繰り返し行っていくことで、自然と見直しする習慣がついてきました。このように、特性を把握して、お子様に合った学習方法を提案して実践していけば必ず伸びます。私にお任せください。

オンラインでの学習はお子様にとってもあまり馴染みがないかもしれません。最初は戸惑いもあるかもしれません。だからこそ、私はお子様との会話を重要視していきます。画面を通してではありますが、お子様の表情や話し方などからその日の気分や体調を把握します。その上で、授業の構成を組み立てて、お子様がやる気の出るような授業展開をしていきます。

さらに、お子様がわからない、難しいと思っていることを正直に伝えられるようなオンライン学習環境をつくります。自閉傾向の強いお子さんは、自分の意見を伝えるのが苦手であることが多いです。そこは、私とお子様との関係性がとても大切だと思います。授業も大切です。加えて、日頃のコミュニケーションにも力を入れていきます。さらに、保護者様との連携も重要です。保護者様ともお子様の学習のことについてたくさん話し合い、保護者様、お子様、私、3人で進んでいくそんなイメージでオンライン学習を進めていきます。

体験授業では、お子様にはどんな特性があるのかを把握することに力を入れた授業を行います。前学年の算数の計算問題、文章問題を一緒に解いていくことで学習の定着や特性が見えてくると思います。学校の先生との話の中で言われてきたことともしかしたら異なる内容かもしれません。お子様の様子は場所によって大きく変わります。学校での様子、自宅での様子、オンライン学習での様子など、それぞれの場所での様子を出し合いながら、お子様に今後必要となる力と、学習方法を提案します。体験授業の短い時間ではありますが、お子様と保護者様のお力になれれば嬉しいです。