ポケモンから学ぶ暗記学習の方法【勉強とゲーム:第2回】
こんにちは、教師の津田です。
【勉強とゲーム】第2回のテーマは「ポケモンから学ぶ暗記学習の方法」。
突然ですが、ポケモンは2026年現在で1000匹を超える種類がいます。
「1000個の単語を覚えなさい」と言われたらゾッとしますが、好きなポケモンの名前ならスッと頭に入ってしまう。
みなさんも「好きなことや興味があることは、なぜかすぐに覚えられる」という経験はありませんか?
今回は、脳の仕組みから「なぜ好きなことは覚えられるのか」、そしてそれをどうやって普段の勉強に生かすかについてお話ししようと思います。
■ 記憶のカギは「楽しい!」という感情
勉強の中でも、「興味があることは身につきやすい」と実感したことがあるはずです。
これは脳の仕組みと大きな関係があります。
人間は「楽しい!」「面白い!」と思えたとき、脳内に刺激が伝わります。
「これは大切な情報だ!」と脳が判断することで、記憶に定着しやすくなります。
つまり、「楽しい!」という刺激こそが、記憶力を跳ね上げる最強の鍵なのです。
■ 好きなことを勉強に広げてみよう!
では、その「好きのパワー」を勉強にどう生かせばよいのでしょうか?
ここで、もぐらポケモンの「ディグダ」を例に考えてみましょう。
茶色くて、丸い鼻を持つかわいいポケモンです(よろしければ画像検索してみてくださいね)。
ディグダの名前の由来をご存じでしょうか?
実は、英語の “dig(~を掘る)” が語源になっています。
そして、現実世界のもぐらと同じように、明るい光が苦手なのだそうです。
・「ディグダ=もぐら=穴を掘る= dig」
単に「dig = 掘る」と暗記するよりも、ポケモンの姿や生態とセットで覚えた方がずっと印象に残ります。
このように、「無機質な丸暗記」を「知っていることや興味のあるストーリー」と結びつけることが、勉強を面白くし、記憶を定着させるコツです。
■ 今日から使える2つの暗記テクニック
ポケモンの覚え方を実際の勉強に応用する2つのアプローチをご紹介します。
もちろんポケモン以外にも活用することができます。
1.ネーミングの由来(語源)を探る
ディグダのように、言葉の成り立ちや漢字の意味、英語の語源に注目してみましょう。
例:スプラトゥーン
開発スタッフの記事によると、
splat:泥などが立てるバシャバシャという音+platoon:軍隊の小さなチーム
からできたそうです。
言葉の背景を知ると、丸暗記から「なるほど!」という納得の記憶に変わります。
興味のある事柄があれば何でも調べてみましょう!
2.人に話す・アウトプットする
ポケモンも図鑑を見るだけでなく、友達と技や強さを「語り合う」からこそ記憶が深まります。
・覚えた知識を家族や友達に「これ知ってる?」とクイズ形式で話してみる。
・その日覚えたことを寝る前に布団で思い返してみる
特に2つ目は暗記だけでなく、数学など学習したことを整理するのにも役立ちます。
■ おわりに
「暗記=つまらない作業」と思われがちですが、「由来を探る」「仲間分けする」「人に話す」といった工夫をするだけで、勉強はゲームのように楽しく変化します。
まずは自分が好きなこと、知っていることから少しずつ「知識の根っこ」を広げてみませんか?
次回の【勉強とゲーム】もお楽しみに!
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