帰国後の心配(メキシコ生活3年)
2024/8/24
こんにちは。理系講師のノブコです。
2児の母で、娘と息子がいます。娘は小6~中2まで、息子は小2~小5までの3年間を、メキシコで過ごしました。
中3で日本に帰国した娘はすぐに高校受験を迎えます。最初は、日本の学力に付いていけるかとても心配でした。最初のテスト(5月の実力テスト)は結果が分かるまでハラハラ・ドキドキ!鹿児島県内の地方の中学校ですが、1学年200名以上。娘が持ってきた結果を見ると、順位は1桁、10番以内でした。「日本の学校でも大丈夫だ!」と胸をなでおろしました。
担任の先生からは帰国子女枠での受験を勧められましたが、本人の希望で一般受験をすることになり、地元の公立高校で上位合格を目指しました。何とかトップクラス入りができた娘は、そこからお茶の水女子大学の言語文化学科(仏語)を目指しました。結果的には神戸市外国語大学(イスパニア学科)に進学しました。今ではお花のバイヤーとしてタイやマレーシアなど海外を飛び回っています。
息子は小6で帰国。日本に帰って来てからも相変わらず家で勉強する姿を見たことがありません。宿題はすでに学校で終わらせているとか。(本当かなあ~)
そんな息子が中3になった時、2学期から数学の勉強を自宅で無理やり教えることにしました。目的は私が中3の数学の内容を把握したかったからです。最初は二人の歩調が合わず、喧嘩ばかりしていましたが、年末に向けて教科書内容が終わりに近づくと、次第に歩調が合うようになり難しい問題にもチャレンジできるようになりました。その頃から息子の目が輝き始めたことに気が付きました。私の想像を超えた発想をすることもあり「負けた!」と感じることも。それは母親ではなく理系講師(指導者)として悔しいことでもありましたが、うれしさの方が大きかったように思います。
息子も娘と同じように地元の公立高校に進学し、そこから早稲田大学(理工学部)、慶應義塾大学(理工学部)、同志社大学(生命医科学部)と3つの私立大学に合格しました。
高校受験の話に戻りますが、娘も息子も担任の先生から、地元の公立高校には上位で合格できると言われていました。それでも結果が分かるまでは落ち着かないのが親というものです。「もしも・・・」を考えてしまいます。
これから高校受験を控えているお子様がいらっしゃる保護者様も同じ気持ちだと思います。
お子様の可能性を信じ、マナリンクの講師陣と一緒に見守っていきましょう。
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