中3の秋、数学が苦手なまま高校受験へ?今から始める3つの対策
「中3の秋になったのに、数学の受験勉強が進んでいない」
「数学が苦手で、何から手をつければいいのか分からない」
そんな不安を感じている中学3年生や保護者の方は、少なくありません。
でも、今から始めても遅すぎることはありません。大切なのは、やみくもに問題集を広げるのではなく、順番を決めて取り組むことです。
公立小中学校をはじめ、35年以上数学を教えてきた経験から、高校受験に向けた数学の勉強法として、中3の秋に今から始めたい3つの対策をお伝えします。
① 中間テスト・模試の結果から「本当に苦手な単元」を見つける
最初にやりたいのは、手元にある中間テストや模試の答案を見直すことです。
点数や偏差値だけを見るのではなく、「どの問題で」「なぜ」点を落としたのかを確認します。
・計算ミスなのか
・解き方を知らなかったのか
・問題文の意味がつかめなかったのか
原因によって、やるべき勉強は変わります。計算ミスが多い人と、関数の考え方があいまいな人とでは、同じ問題集を解いても効果が違います。
答案の間違えた問題に「ミス」「わからない」「時間不足」と印をつけるだけでも、自分の苦手がはっきり見えてきます。
② 中1・中2の基礎に戻り、優先する単元を決める
中3の数学が苦手な原因は、中1・中2の内容にあることがよくあります。
・二次方程式でつまずく → 因数分解や、中1の方程式の基本があいまい
・関数の問題が苦手 → 中1の比例・反比例や、中2の一次関数があいまい
・図形の証明が書けない → 中2の合同条件や、角の性質があいまい
ただし、全部をやり直す時間はありません。入試でよく出る単元と、自分が苦手な単元が重なるところから優先して取り組みましょう。
「どこまで戻ればよいか」を見極めることが、限られた時間を生かすコツです。
③ 定期テストと受験勉強を両立させる学習計画を立てる
中3の秋は、定期テストと高校受験の勉強が重なる時期です。どちらか一方に偏ると、もう一方が不安になってしまいます。
おすすめは、時期によって勉強の中心を分けることです。
・定期テスト前:学校のワークと授業の内容を中心に
・それ以外の時期:中1・中2の復習と入試問題を少しずつ
定期テストの範囲の多くは、入試にも出る内容です。テスト勉強も受験勉強の一部と考えて取り組みましょう。
計画は「毎日〇時間」と決めるより、「今週はこの単元を終わらせる」と決めるほうが続けやすくなります。
一人で進めるのが不安なときは
苦手な単元の見つけ方も、戻るべき範囲も、一人ひとり違います。高校入試の方式や日程も、地域や志望校によって異なります。
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