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英語

「英語が読めない人は“前から読む”練習が足りていない」 ―― “返り読み”を減らすだけで、長文読解が一気に楽になる理由 「英語を読んでも意味が入ってこない…」

2026/5/22

「英語を読んでも意味が入ってこない…」

「長文になると途中で分からなくなる…」

「リスニングで意味が読み取れない…」

そんな人に多いのが、

👉 “後ろから訳そうとする読み方”

です。

英語が苦手な人ほど、

英文を読むたびに、

👉 日本語の語順に並べ替えよう

としてしまいます。

しかし、

実際の英語は、

👉 “前から理解する言語”

です。

つまり、

英語を読む力を伸ばすには、

👉 「前から理解する練習」

が非常に重要になります。

今回は、

👉 なぜ“前から読む”ことが大切なのか

そして、

👉 前回解説した「音読」「シャドーイング」

とどうつながるのかも含めて解説していきます。

■ 英語が読めない原因は「返り読み」

英語が苦手な人は、

例えば次のような英文を見るとします。

I met a boy who was playing soccer in the park.

この時、

頭の中で、

👉 「公園でサッカーをしていた少年を私は会った…?」

のように、

後ろから整理しようとしてしまいます。

これが、

👉 “返り読み”

です。

もちろん最初は必要な部分もあります。

しかし、

毎回これをしていると、

長文では処理が追いつきません。

特に高校入試や大学入試では、

👉 「読むスピード」

が非常に重要になります。

■ 英語は「順番」で意味を作る言語

日本語は、

最後まで聞かないと意味が確定しないことがあります。

一方で英語は、

👉 「前から順番に意味が積み上がる」

言語です。

例えば、

I met a boy

ここまでで、

👉 「私は少年に会った」

と理解できます。

さらに、

who was playing soccer

で、

👉 「その少年の説明」

が追加されます。

つまり英語は、

👉 “前から情報を足していく感覚”

が非常に重要なのです。

■ 「前から読む」ができると長文が楽になる

英語が得意な人ほど、

頭の中で逐一日本語に変換していません。

例えば、

  • 主語

  • 動詞

  • 説明

を順番に処理しています。

すると、

英文を止まらず読めるようになります。

逆に、

返り読みが多いと、

👉 「前に戻る」
👉 「もう一回読む」

が増え、

読解スピードが大きく落ちます。

■ 前回の「音読」「シャドーイング」とつながる理由

ここで重要なのが、

前回解説した

👉 音読
👉 シャドーイング

です。

実は、

“前から読む力”

“音読”はかなり深くつながっています。

なぜなら、音声は戻ってくれないからです。

リスニングでは、

👉 聞こえた順番に理解する

しかありません。

つまり、

音読やシャドーイングは、

👉 「英語を前から処理する練習」

にもなっているのです。

■ シャドーイングは「返り読み」を防ぐ

シャドーイングでは、

音声の後を追いながら発音します。

この時、

後ろから訳している暇はありません。

つまり、

👉 「英語の順番で理解する力」

が自然に鍛えられます。

さらに、

リズム/語順感覚/文の区切りも身につきます。

その結果、

リーディングでも、

👉 「英語を英語のまま理解する感覚」

が育っていきます。

■ 音読をすると“かたまり”で読めるようになる

英語が読めない人は、

一語ずつ区切って読んでしまいがちです。

しかし音読を繰り返すと、

👉 “意味のかたまり”

で読めるようになります。

例えば、

in the park

を、

👉 「in / the / park」

ではなく、

👉 「公園で」

という一つの感覚で理解できるようになります。

これが増えるほど、

長文読解はかなり楽になります。

■ おすすめの練習法

おすすめは、

👉 「音読 → シャドーイング → 黙読」

の流れです。

● 具体的な流れ

① 英文の意味確認

② 音読(5〜10回)

③ 音声に合わせる

④ シャドーイング

⑤ 黙読で前から理解する

この流れを繰り返すと、

👉 「読む」
👉 「聞く」

が同時に伸びやすくなります。

■ 「訳す」より「流れをつかむ」

英語が苦手な人ほど、

👉 「完璧に訳そう」

としすぎます。

しかし長文では、 “流れを前から理解する”感覚の方が重要です。

もちろん精読も必要ですが、

まずは、

👉 「英語の順番で理解する」

経験を増やすことが大切です。

■ まとめ

英語が読めない人ほど、

👉 「後ろから訳す」

癖が強くなっています。

しかし英語は、

👉 “前から意味を積み上げる言語”

です。

そして、

その感覚を鍛えるのに効果的なのが、

・音読

・シャドーイング

です。

これらは単なる発音練習ではなく、

👉 「英語を前から理解する練習」

でもあります。

まずは、

👉 “返り読みを減らす”

ことを意識してみてください。

英語は、

「訳す」より、

👉 “流れで理解する”

ことで一気に読みやすくなります。

■ 実践の流れ

 おすすめの練習法を意識しながら1か月実践してみてください。

 長文読解、リスニング、スピーキングなどに成長がないときはぜひ相談してください!

 克服するべく、学習計画を一緒に考えてさせていただきます!

次回予告

「英単語が覚えられない人は“使い方”を見ていない」

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