音読は本当に意味があるのか?|英語・古文が伸びる「音と身体」の勉強法
■ 音読って意味あるの?
「音読ってやったほうがいいんですか?」
英語や古文の指導をしていると、よく聞かれます。
・発音が下手だから意味ない気がする
・カタカナ英語だと逆効果では?
・恥ずかしくて続かない
こうして、
👉 音読をやらないままの生徒がとても多いです。
■ 結論:音読はかなり重要
結論から言います。
👉 音読は非常に効果があります。
ただし、
👉 「言語とは何か」を理解していないと続きません。
■ 英語は「音」が先にある言語
英語は、
👉 もともと音(サウンド)が先にあり、あとから文字が当てられた言語です。
つまり、
👉 本質は文字ではなく音です。
■ 古文も「音の言語」
古文も同じです。
👉 読み聞かせを前提として書かれた言語です。
1000年前、
・紙は非常に貴重
・本は簡単に手に入らない
👉 だから言葉は「音」で共有されていました。
■ なのに、現代の勉強はどうか
今の勉強は、
・単語帳で暗記
・文法問題で処理
・目だけで読む
👉 完全に「頭だけの学習」になっています。
■ ここで大きな誤解がある
多くの人は、
👉 「頭で理解すること=勉強」だと思っています。
しかし、
👉 言語の習得は身体がするものです。
■ 身体とは何か
ここが重要ですが、
👉 その「身体」が何であるかは、まだ科学的に完全には解明されていません。
👉メルロ=ポンティの身体論がわりと正解に近いと私は思いますが、
👉哲学は科学ではないという理由で見向きもされません。残念なことに。
だからこそ、
👉 身体に音や言葉を植え込む学習法は軽視されがちです。
■ なぜ広まらないのか
今は、
👉 AI的な学習観が主流です。
・因果関係で説明できる
・再現性がある
・理論的に正しい
👉 そういう勉強法に人は安心します。
■ しかし実際はどうか
👉 脳は身体に依拠しています。
・リズム
・音
・繰り返し
👉 こうした身体的な経験なしに、
👉 言語は定着しません。
■ 音読の本質
音読の目的は、
👉 発音を完璧にすることではありません。
👉 身体に音とリズムを植え込むことです。
■ カタカナ英語でも伸びる理由
実際に、
👉 カタカナ英語で英検二次満点を取った生徒もいます。
なぜか。
👉 リズムと流れを身体でつかんだからです。
👉カタカナ英語でもアクセントと抑揚を意識して音読すればいいのです。
■ 音が入ると何が変わるか
音読を続けると、
・英語長文がスムーズに読める
・古文の意味が自然に入る
・現代文の構造も見えてくる
👉 読むことが“感覚”から“構造”に変わります。
■ 言語は身体のもの
クラシックやオペラを聴いていると、
👉 音は頭ではなく身体で理解されるものだと感じます。
言葉も同じです。
■ 結論
👉 言語は言語です。
・受験英語
・学校英語
👉 そういった区別は本質ではありません。
👉 身体に音とリズムを入れること
これが、
👉 言葉を習得するうえで最も重要です。
■ この夏にやるべきこと
夏は、
👉 勉強のやり方を変えるチャンスです。
もし今、
・英語が読めない
・古文が苦手
・読解が伸びない
なら、
👉 音読を取り入れてみてください。
■ やり方(シンプル)
・1日10分
・同じ文章を繰り返す
・完璧を求めない
👉 続けることが最優先です。
■ 最後に
多くの人は、
👉 脳だけを信じて、身体を軽視しています。
しかし、
👉 言葉は身体で覚えるものです。
少しだけでいいので、
👉 考えて勉強してみてください。
👉 「頭の勉強」から「身体の勉強」へ