「リスニングが伸びない人は“聞く練習”だけをしている」 ―― 実は“読む力”も必要です
「英検や模試でリスニングの点数が伸びない…」
英語学習で非常に多い悩みです。
もちろん、
👉 “聞く練習”
は大切です。
しかし実際には、
👉 リスニングが苦手な人ほど、
👉 “音だけ”で何とかしようとしている
ケースがかなり多いです。
英語のリスニングは、
単純な「耳の良さ」ではありません。
実際には、
・語彙力
・文法理解
・語順感覚
・音読経験
など、
👉 “読む力”
が大きく関係しています。
今回は、
👉 なぜリスニングに「読む力」が必要なのか
を解説していきます。
■ 「聞けない」の正体
リスニングが苦手な人は、
「英語が速すぎる」
と感じることが多いです。
しかし実際には、
👉 “音が速い”だけが原因ではありません。
例えば、
英文を見れば意味が分かるのに、
音声になると急に分からなくなる。
これは非常によくあります。
その理由の一つが、
👉 “音として認識できていない”
ことです。
■ 人は「知っている音」しか聞き取れない
英語では、
自分が音として理解している単語しか、
スムーズに認識できません。
例えば、
「want to」が
👉 「ワントゥ」
ではなく、
👉 「ワナ」
のように聞こえる。
「going to」が
👉 「ゴーイングトゥ」
ではなく、
👉 「ガナ」
のように変化する。
こうした
👉 音声変化
を知らないと、
知っている単語でも聞き取れません。
つまり、
👉 「単語を知っている」と
👉 「音として分かる」
は別なのです。
■ 語彙不足はリスニングにも直結する
リスニングが苦手な人は、
実は語彙不足のケースもかなり多いです。
知らない単語は、
当然ですが聞き取れません。
さらに問題なのは、
👉 “見れば分かる単語” でも、 “瞬時に意味が出ない”
状態です。
リスニングでは、
音がどんどん流れていきます。
そのため、
👉 「聞いてから考える」
では間に合いません。
つまり、
👉 単語を即座に理解できる状態
まで持っていく必要があります。
■ 音読がリスニングに効く理由
ここで重要なのが、
👉 音読
です。
音読をすると、
・英語の語順
・発音
・リズム
・音のつながり
を体で覚えられます。
つまり、
👉 「自分で言える音」は、
👉 聞き取りやすくなる
のです。
これはスポーツにも近く、
実際に動きを知っている方が、
相手の動きも理解しやすくなります。
英語も同じで、
👉 “発音経験”
がリスニング理解を助けます。
■ 特に重要なのが「英文を前から理解する力」
リスニングが苦手な人は、
頭の中で
👉 「日本語に訳そう」
としすぎることがあります。
しかし音声は止まってくれません。
だからこそ重要なのが、
👉 英語を前から理解する感覚
です。
音読は、
この語順感覚を身につけるのに非常に効果的です。
つまり、
👉 音読は「発音練習」だけではなく、
👉 「英語を英語の順番で理解する練習」
でもあるのです。
■ シャドーイングは“中級者向け音読”
さらに効果的なのが、
👉 シャドーイング
です。
これは、
音声の少し後を追いながら発音する練習です。
シャドーイングでは、
・音声変化
・リズム
・スピード感
を自然に体感できます。
最初は難しく感じますが、
短い英文から始めれば十分です。
● おすすめの流れ
① 英文を見る
↓
② 内容理解
↓
③ 音読
↓
④ 音声に合わせる
↓
⑤ シャドーイング
この順番で行うと、
かなり効率よく力が伸びます。
■ 「聞くだけ学習」は限界がある
英語学習では、
「聞き流し」
のような方法が話題になることがあります。
もちろん、
英語に触れること自体は大切です。
しかし、
👉 “意味が分からない音”
を聞き続けても、
伸びにはつながりにくいです。
大切なのは、
👉 「理解できる英文」
を使って反復することです。
■ まとめ
リスニングが伸びない人ほど、
👉 “聞くこと”だけ
に集中してしまいがちです。
しかし実際には、
語彙力
読解力
語順感覚
音読経験
など、
👉 「読む力」
がリスニングを支えています。
特に重要なのは、
👉 「自分で言える英語」を増やすこと。
音読やシャドーイングを通して、
音
リズム
英語の流れ
を体に入れていくと、
リスニングは少しずつ変わっていきます。
「聞こえない」のではなく、
👉 “まだ音として定着していない”
だけかもしれません。
次回予告
「英語が読めない人は“前から読む”練習が足りていない」
―― “返り読み”を減らすだけで、
長文読解が一気に楽になる理由を解説します。