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総合型・学校推薦型対策

「集団授業についていけない子」は、本当に“変わり者”なのか?

2026/5/12

2月、3月に「はじめまして」から始まった授業も、数か月が経ちました。

最初はお互い探り探りです。

画面越しに、

  • どこまで話していいのか

  • どこまで考えていいのか

  • どこまで自分を出していいのか

まだわからない。

そんな空気があります。

しかし数か月経つと、少しずつ「授業のリズム」のようなものができてきます。

「あ、この子はこういうふうに考えるんだな」
「ここで止まるんだな」
「ここに違和感を持つんだな」

そういうことが見えてくる。

すると、こちらも少し安心します。

「マンツーマンを選ぶ子=変わり者」なのか

世間では、

「マンツーマン授業を希望する子は、集団授業についていけない子」

という見方がされることがあります。

しかし、私はむしろ逆ではないかと思っています。

集団のペースに合わせるより、

  • 自分が納得するまで考えたい

  • なぜそうなるのか知りたい

  • 自分の言葉で理解したい

そういう生徒のほうが、実は自然なのではないか。

小論文が書けない理由

これは、小論文指導でも強く感じます。

小論文が苦手な生徒は、文章力がないわけではありません。

多くの場合、

👉 「自分で問いを持てない」

のです。

たとえば、

  • なぜその学部に行きたいのか

  • なぜそのテーマに興味があるのか

  • なぜその問題に引っかかるのか

これが曖昧なままだと、文章は書けません。

逆に言えば、

👉 問いが見つかると、文章は自然に動き始めます。

授業でやっていること

だから、私の授業では「書き方」だけを教えません。

ずっと対話しています。

  • なぜそう思ったのか

  • なぜそこが気になるのか

  • 本当は何を考えているのか

そうしたことを一緒に考えていきます。

すると、ある瞬間に、

👉 「あ、私はこれを書きたかったんだ」

という言葉が出てくることがあります。

思考することは、本来かなり自由なこと

思考とは、本来かなり自由なものだと思います。

集団授業のように、

  • みんな同じスピード

  • 同じ答え

  • 同じ進み方

だけでは、人によっては苦しくなる。

自分が納得するまで考える。

自分の言葉で理解する。

そういう時間が必要な子もいます。

最後に

小論文や志望理由書は、

👉 「文章力」だけでは書けません。

必要なのは、

👉 自分の問いを見つけること

です。

現在、マンツーマンで小論文・志望理由書指導を行っています。

「何を書けばいいかわからない」
「考えがまとまらない」
「自分の言葉が出てこない」

そんな方は、お気軽にご相談ください。

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