早稲田社学も重視!志望理由書に必要な「課題解決力」と「問い」の立て方
今日は多くの学校で入学式でしたね。
1年生にとってはワクワクの春ですが
3年生にとっては本格的な受験競争の始まりの時期です。
この時代にあえて言います。
大学受験は競争です。
高校入試以上に「落とされる」ことが前提の
シビアな世界です。
これまでなんとなく
「推薦を受けたい」と思っていた人は
その意志と覚悟を固めるべき時期に来ています。
推薦対策を始めるには、
もう「ちょっと遅いかな……」という時期。
特に難関校やチャレンジ校を目指す人にとって。
今年も志望理由書の添削を
すでに3往復している生徒もいます。
そして指導の中で、
生徒たちに繰り返し伝えていることがあります。
それは、
「自分は何を学んだか」以上に、
「社会のなにに問いを立てているか」が問われている
ということです。

なぜ、いま「課題解決力」が求められるのか
例えば、難関校として知られる
早稲田大学社会科学部の自己推薦入試。
その募集要項には、求める学生像として
「現代社会の諸課題を多角的に把握し、
その解決に向けて主体的に取り組む意欲」
といった内容が明確に記されています。
大学は、単に知識を吸収したい人を
求めているのではありません。
「学問」という道具を使って、
複雑な社会の課題にどう切り込み、
どう解決していくのか。
その「課題解決のシミュレーション」を、
志望理由書というキャンバスで
描ける人を探しているのです。
「学問への問い」が、志望理由書の核になる
「課題を見つける」と言うと
難しく聞こえるかもしれません。
しかし、それは日常の
小さな「なぜ?」から始まります。
●なぜ、この国の格差は広がっているのか?(社会への問い)
●なぜ、これまでの経済学では解決できなかったのか?(学問への問い)
こうした「問い」こそが、
あなた独自の志望動機のベースになります。
既存の答えをなぞるのではなく、
あなた自身の視点で社会を観察し、
「問い」を立てる。
その力こそが、大学という知の現場で
最も必要とされる資質です。
若者に期待されているのは未来。「善き未来」を描こう
これから社会へ羽躍していく受験生の皆さんに、
大切にしてほしい視点があります。
それは、「善き未来を描く」という未来志向です。
目の前の課題を批判するだけで終わらず、
「自分たちの世代は、どんな社会を作りたいのか」
「そのために、自分はこの大学でどう成長したいのか」。
それらを大学に提示する必要があります。
なぜなら、大学のミッションのひとつが「教育・育成」であり
高い教養と専門的能力を培い、
社会に貢献できる人材を輩出することが
求められているからです。
志望理由書は、過去の自分を自慢する場所ではなく、
「まだ見ぬ善き未来」への招待状であってほしい。
ーー 私はそう考えています。
あなたの立てた「問い」が、
社会をより良くする一歩になる。
そんなワクワクするような未来予想図を、
一緒に言葉にしていきませんか。
春から始める「思考の種まき」
「問い」を見つけるには、時間がかかります。
だからこそ、この春から
身の回りのニュースや出来事に
「なぜ?」とアンテナを張ってみてください。
その小さな種が、
夏には力強い志望理由書へと育っていきます。