親にテストの点数を言えない、成績表も見せられない・・
もうすぐ夏休みということで、中高生のみなさんは、1学期の成績表もそろそろ帰ってくる頃でしょう。
期末テストで、それまで取ったことないような低い点数を取ってしまったと、悲しそうに、バツが悪そうに報告してくる難関私立中・高や県立トップ高1年生が、例年何人もいました。
「親にテスト点数を言えない、成績表も見せられない・・( ノД`)」
という生徒も多くいました。
同様に、お子様が希望の難関校に進学された親御さんの中にも、1学期のテストで、びっくりするような点数や成績を取ってきたとお嘆きの方もいらっしゃるかもしれませんが、受験という競争を勝ち抜いた栄光のゴールの先には、もっと厳しい競争が待っていたということですね!
そのことは、私自身も経験し、塾の生徒でも何人も見てきたことですが、まさか自分の子どもが同じような目にあうとは思わなかったとショックの親御さんもいらっしゃるかもしれませんね。
しかし、ここからが勝負の分かれ目でしょう!
今の時点で、周りは優秀な同級生ばかりで、小・中学校の頃のようなトップレベルの成績を簡単には取れないということを自覚し、こんな成績は2度と取りたくないと悔しがり、反省して、勉強しましょう!
さもなくば、最初はショックを受けたはずの悪い点数や低い順位にも、次第に慣れてしまいます。
1年生の頃は、テストの成績を、恥ずかしそうに、バツが悪そうに報告してくれた生徒も、2年生、3年生になると、赤点レベルでも、笑ってごまかすか、忘れたと言って教えてくれなくなることもありますからね・・
そして、悪い点数や低い順位に慣れると、勉強が面白くなくなり、遊びや部活に力が入り、
「どうせ勉強しても成績は上がらない・・」
「3年生になってから本気を出せば大丈夫!」
など、勉強をしない理由を見つけ、勉強時間が減って、ますます成績が悪くなるという悪循環に陥ってしまいます・・Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
そこから抜け出すのには、3年生になってからでは遅く、下手すれば、希望の難関高校、難関大学どころか、自分が合格できるレベルの高校、大学を探すのに苦労することになるでしょう。
さらに悪いことに、高3になっても、楽観している生徒は、2浪した私のように、浪人するまで目が覚めないかもしれませんね・・( ノД`)シクシク…
まあ、遊びたい盛りの中高校生に、試験が終わったばかりで、遊ぶな!勉強しろ!というのは酷かもしれませんが、
上位にいる生徒は、試験期間中でなくとも勉強し、
下位にいる生徒は、試験期間中でさえ勉強しないものです!
そして、中3、高3生でさえ、受験はまだ半年以上先だと気がゆるんでいる今の時期に、こんな記事を読んでも、ピンとこない1・2年生読者の方もいらっしゃるかもしれませんが、ほんのわずかでもピンときた読者の方がいらっしゃったら、上位に抜け出すチャンスですね!
みんなが努力する時期(受験期)に努力するよりも、みんなが努力を怠っている時期に努力する方が、差をつけやすいですからね!
そして、最後に、「ああ、なるほど!」と思っただけで終わらず、実際に行動できるかが重要ですね!
勉強しなきゃ!と思いつつ、結局浪人してからしか勉強しなかった私のようになる前に、行動に移してほしいと思います!