「大学名」より大切なもの ― 卒業生から学んだ進路選択
「大学名」より大切なもの ― 卒業生から学んだ進路選択
この春、前任校で担当していた生徒たちが高校を卒業しました。
それぞれの進路を見ていて改めて感じたことがあります。
それは、大切なのは大学名ではなく「自分は将来何をしたいのか」を考え抜くことだということです。
私が関わってきた生徒たちも、進路は実にさまざまでした。
ある生徒は、最後まで指定校推薦を軸に学習を続け、第一志望の立教大学、そして玉川大学に合格しました。
また別の生徒は、英語力を着実に伸ばし、英検2級を取得。一般受験で國學院大学、明治学院大学、専修大学、東洋大学など複数の大学に合格しました。
学部へのこだわりを大切にした生徒もいます。
「教育に関わる仕事がしたい」「人の考え方を深く学びたい」と、教育学部や哲学系の学部を目指して努力を続けました。
一方で、大学進学という選択だけがすべてではありません。
ある生徒は進路研究を進める中で、
「アスリートの食事管理を支える仕事をしたい」という目標を見つけ、調理の専門学校へ。
また別の生徒は、公務員として地域社会に貢献したいという思いから、公務員系の専門学校へ進学しました。
どの進路にも共通していることがあります。
それは、自分の進路についてよく調べ、よく考え、納得して決めていることです。
総合型選抜は「テーマ」と「準備」がすべて
最近は総合型選抜(旧AO入試)を考える生徒も増えています。
しかし、この入試は決して「楽な入試」ではありません。
実際に合格している生徒に共通するのは、
将来やりたいことが明確
社会問題やテーマについて深く調べている
自分の考えを言葉で説明できる
という点です。
事前のリサーチや研究を丹念に積み重ねた生徒が、最終的に合格を勝ち取ります。
普段からよく考え、コツコツ努力できる生徒ほど、進路選択もうまくいくと感じています。
英語は「早めの資格取得」が大学進学を広げる
もう一つ強く感じるのは、英語力の重要性です。
現在、多くの大学入試で
英検などの外部試験のスコアが活用されています。
そのため私は生徒に必ず伝えています。
英検は高校2年生までに2級以上を取得すること。
これが大学受験において大きなアドバンテージになります。
英検2級を早期に取得できれば、
総合型選抜
学校推薦型選抜
一般入試(英語外部試験利用)
など、受験の選択肢が一気に広がります。
私の授業では、
英検対策(語彙・読解・ライティング)
英語で自分の考えを書く力
大学入試を見据えた英語力
を段階的に指導しています。
進路は「大学名」ではなく「人生の方向」
大学はゴールではなく、社会に出るためのスタート地点です。
だからこそ大切なのは、
「どの大学に入るか」だけではなく
「自分は社会で何をしたいのか」
を考えることだと思います。
卒業生たちの進路を見て、改めてそれを実感しました。
これからも、生徒一人ひとりが
自分の進路をしっかり考え、納得して選べるように
英語指導と進路サポートを続けていきたいと思います。