オンライン家庭教師マナリンク
英語

語彙力を着実に伸ばす「4色・4週間」英単語暗記法

2026/3/29

みなさん、こんにちは。英語講師のシノハラです。 本日は、私が推奨している「着実に力がつき、かつ忘れにくい」英単語の暗記法についてお話しします。

やり方は非常にシンプル。「1週間100語を目安に、単語帳を朝晩音読する」。これだけです。 ただし、学習を効率化するためには「やり方」に重要なコツがあります。具体的なステップを見ていきましょう。

1. 【1〜7日目】朝晩の音読をルーティンにする

まずは7日間、同じ範囲(100語)を朝晩欠かさず音読します。

  • ポイント: 単語帳の音声を聞き、真似するように発音してください(シャドーイング)。

  • 注意点: 英語の後に流れてくる「日本語訳」も必ず口に出しましょう。これだけで、脳内での定着率が格段に変わります。

2. 【7日目夜】1回目の確認テスト

7日目の夜に、その週の総仕上げとしてテストを行います。「英語を見て、即座に日本語の意味が1つ言えるか」を確認してください。

  • 合格した単語: 赤色の蛍光ペンで塗りつぶす

3. 【2週目】同じ範囲を再復習

翌週も、あえて「同じ範囲」を繰り返します。1週目で覚えきれなかった単語を重点的に音読し、最終日の夜に再度テストを行います(1週目で合格した単語は除いてOKです)。

  • 新たに合格した単語: 青色の蛍光ペンで塗りつぶす

4. 【3週目】苦手な単語をあぶり出す

3週目も同様に、残った単語を中心に音読とテストを繰り返します。

  • 最後に合格した単語: 黄色の蛍光ペンで塗りつぶす

この暗記法のメリット:自分専用の「難易度マップ」ができる

3週間を終えたとき、あなたの単語帳は以下の4パターンに分類されているはずです。

  • 赤色 1週間で覚えた「得意な単語

  • 青色 2週間で覚えた「普通の単語

  • 黄色 3週間かかった「苦手な単語

  • 無印: 3週間でも覚えられなかった「最難関単語」

これはいわば、あなたにとっての「暗記難易度」がひと目でわかるマップです。 あとは、この分類に従って復習の頻度を変えるだけです。

  • 無印: できるだけ毎日目を通す

  • 黄色 週2回程度

  • 青色 半月に1回

  • 赤色 1ヶ月に1回(最終的には復習不要になります)

すでに覚えている単語に時間を割くのはもったいありません。自分の弱点をピンポイントで攻めることで、学習効率は劇的に上がります。

最後に:急がば回れ。これが「一生モノの語彙力」への近道です

「100語を覚えるのに4週間もかけるなんて、時間がかかりすぎるのでは?」と感じるかもしれません。しかし、多くの受験生が陥る罠は、短期間で詰め込んでは忘れ、また覚え直すという「砂上の楼閣」のような学習です。

今回ご紹介した方法は、あえて時間をかけて何度も脳を刺激することで、短期記憶を「長期記憶」へと昇華させます。このステップを踏むことで、試験本番で「見たことはあるけれど意味が出てこない」という一番悔しいミスを防ぐことができるのです。

実際、これまで指導してきた生徒さんの多くが、このルーティンを守ることで、約1年後には『ターゲット1900』や『システム英単語』、『LEAP』といった主要な単語帳を1冊まるごと、自分の「武器」として使いこなせるようになっています。単語帳が赤・青・黄のペンで埋まっていく様子は、そのままあなたが積み上げてきた努力の記録でもあります。

特に高校1年生、2年生のみなさん。入試本番まで十分な時間がある今こそ、こうした「本物の基礎」を固める絶好のチャンスです。3年生になってから焦って詰め込むのではなく、今から1日20分の音読を習慣にしてみてください。

「当たり前のことを、誰にも真似できないほど徹底的にやる」。 その先には、どんな難解な長文にも動じない、確固たる自信が待っているはずです。まずは明日からの1週間、最初の100語から挑戦してみませんか。

このブログを書いた先生

このブログに関連するオンライン家庭教師はこちら

英語のおすすめの指導コース

英語月額コース
不登校・学校ぎらいのプロによる“英語”
無料体験あり
不登校・学校ぎらいのプロによる“英語”
22,000/月
1回60(月4回(週1回目安))
小学5・6年生、中学1〜3年生、高校1〜3年生
  • 勉強の遅れを取り戻すきっかけとして、英語をがんばりたい方
  • 英語に強い苦手意識を持っていて、基礎的な内容から丁寧に学びたい方
  • 状況に応じて、英語以外の教科やメンタルサポートもしてほしい方
コースの詳細を見る
10,000
120(全1回)
中学2・3年生
  • 一次試験に合格して二次試験に備えて直前対策をしておきたい方
  • S-CBTで英検2~3級を受験する際の特定ジャンルの仕上げ・最終調整に活用したい方
  • リスニングやリーディングで伸び悩んでいて「きっかけ」や「ヒント」が欲しい方
コースの詳細を見る
15,000/月
1回30(月1回)
高校1〜3年生、浪人生
  • 単語学習が三日坊主になってしまう人
  • 毎日の単語テストで学習リズムをつかみたい人
  • 1冊の単語集を最後までやり切りたいと思っている人
コースの詳細を見る
英語月額コース
はじめてでも安心英検S-CBT合格講座 ライティング添削OK
タイプ別
無料体験あり
はじめてでも安心英検S-CBT合格講座 ライティング添削OK
20,000/月
1回60(月4回(週1回目安))
中学1〜3年生
  • 忙しいお子様に大人気の一日完結 英検SCBT。実際に受験した講師が試験の流れとコツをお伝えします
  • 従来型の英検と違って不安な方。受験日時と試験会場の決定、お申込み、試験対策も含めてトータルサポート。
  • 近くにSCBT対策の英語塾がない方も、オンラインで英検専門講師と共に合格できる力をつけます。
コースの詳細を見る
英語月額コース
最短で合格!英検3級合格講座
三者面談あり
無料体験あり
最短で合格!英検3級合格講座
45,000/月
1回60(月4回(週1回目安))
中学1〜3年生
  • 英検3級にどうしても1回で合格したい
  • 英検3級を取得して、推薦に活かしたい
  • 英検合格の実績ある人に習いたい
コースの詳細を見る

英語のブログ

【高校受験・大学受験】英語長文が最後まで読めない人へ 夏休み後半に鍛えたい「読むスピード」と「前から読む力」

夏休みも後半に入りました。この時期になると、「英単語はかなり覚えた」「文法問題も解けるようになってきた」それなのに、「英語長文になると最後まで読み切れない」という悩みを持つ受験生が増えてきます。時間が足りなくなると、「もっと速く読まなければ」と考えて、英文を無理に速く読もうとしてしまいがちです。しかし、長文を読むスピードは、単純に「速く読もう」とするだけでは上がりません。重要なのは、英語を日本語に一文ずつ訳してから理解する読み方から、英語の語順のまま前から理解する読み方へ変えていくことです。そして、その力を身につけるうえで非常に効果的なのが、これまでの記事でも紹介してきた音読とシャドーイングで...続きを見る
そらの写真
そらオンライン家庭教師
2026/8/14

「受験はまだ先」——その油断が、二年後の明暗を分ける|高1・高2の英語は、この夏の英単語で決まる

「勉強しているようだが、成果があるのか分からない」——親の直感は、たいてい正しい夏休みも半ばを過ぎました。部屋にこもってはいるものの、机に向かっているのか、ただ時間をやり過ごしているのか。あるいはリビングでスマートフォンを手放さない我が子を眺めながら、言葉にならない不安を抱えている——高校1年生、2年生のお子さんを持つ親御さんに、そんな方は少なくないはずです。「勉強しているように見える。けれど、本当に力になっているのか」その直感は、残念ながら、たいてい正しい。そして厄介なのは、この学年には「受験はまだ先」という空気が漂っていることです。部活に行事に、青春のただ中。焦る理由はどこにもないように見...続きを見る
上谷の写真
上谷オンライン家庭教師
2026/8/13

英語の多読をしてみませんか?

多読という言葉を聞いた事がありますか? 世の中はどんどん発展していくのに、なぜ日本の英語教育は進まないのか? なぜ日本人は英語は話せないのか?日本語の英語教育は、英会話、Speakingに偏向して行きつつあるようで、問題意識を持つこのごろです。そもそも「英会話」という言葉自体に、私は違和感を覚えています。英会話ってなんですか? 英語を英語と英会話に分けている国は、日本以外ありません。そもそも英会話は何を指すのか考えた事ありますか。 挨拶程度の英語って、出来ても旅行ぐらいでしか役に立ちません。内容の無い会話なんて、3分ぐらいで終わってしまうでしょう? 会話ができる程度の英語力って結構レベル高いで...続きを見る
根岸の写真
根岸オンライン家庭教師
2026/8/12

【早慶vsMARCH】英語入試の違いを徹底比較|過去問で分かる大学教育の本質と勉強法

早慶とMARCHの英語入試から見える「大学教育の本質」──親が知っておきたい志望校選びの視点「早慶とMARCHって、英語の問題はどう違うの?」お子さんの大学受験に向き合う保護者の方なら、一度は抱く疑問ではないでしょうか。偏差値やブランドイメージだけで語られがちな大学群の違いですが、英語入試問題を比べてみると、各大学が「どんな学生を育てたいのか」という教育の本質が驚くほど鮮明に浮かび上がってきます。この記事では、早慶とMARCHの英語入試の違いを起点に、単なる「合格テクニック」を超えた大学受験英語の意味について、一人の保護者として、そして英語教育に長く携わってきた立場からお伝えします。志望校選び...続きを見る
上谷の写真
上谷オンライン家庭教師
2026/8/9

【自己紹介】はじめまして、すずのです☺︎

はじめまして!マナリンクで主に英語・推薦対策の指導をしております、すずのです☺︎初めて私のページやブログに足を運んでいただき、ありがとうございます。 今日は、私がどうして先生としてここにいるのか、少しだけ私の「英語との歩み」と「大切にしていること」をお話しさせてください。1. 実は、英語が苦手でした「英語の先生」と言うと、最初から英語が得意で、留学経験も豊富……というイメージを持たれることが多いのですが、現実は全く違いました。学生時代、私は英語が大の苦手。単語テストはいつも合格点ギリギリを彷徨い、授業も正直に言えば「真面目に受けるタイプ」ではありませんでした。自分にはセンスがないと決めつけ、英...続きを見る
すずのの写真
すずのオンライン家庭教師
2026/8/9

私がChatGPTの音声モードを活用することで「自分専用の英語コーチ」を無料で雇った方法。プロンプトも公開。

実は過去に2年ほど外国人の友達に自分の書いた英語日記を添削してもらっていた時期がありました。ただ、今はAIが英語をいくらでも添削してくれるので、それを活用したいなと思いました。ただ、毎日キーボードに向かって、その日の出来事を一から文章にしていく。これを続けるのは、正直なところ少し面倒です。そこで考えました。「書くから時間がかかる。だったら、話せばいいのでは?」Googleドキュメントを開き、その日にあったことを英語で話す。それを自動的に文字にしてもらえば、「英語を話す練習」と「英語日記を書くこと」を同時にできる。我ながら、これはいい方法だと思いました。ところが実際にやってみると、思ったようには...続きを見る
阿久澤の写真
阿久澤オンライン家庭教師
2026/8/8

この先生の他のブログ