オンライン家庭教師マナリンク

記述問題で大切なのは、知識よりも『つなげる力』

2026/9/19

社会の勉強では、まず基礎知識を身につけることが大切です。

歴史なら人物や出来事、地理なら地域の特色、そして公民なら制度や仕組み。

こうした知識がなければ、問題を解くことはできません。

ただ、入試問題の中には、覚えた知識をそのまま答えるだけではなく、複数の情報を組み合わせて考える問題があります。

そこで重要になるのが、私は「つなげる力」だと考えています。

「知識」と「答え」の間にあるもの

例えば、

「○○を行った」

という知識を覚えていたとしても、

「なぜ行ったのか」
「それによって何が変わったのか」
「その出来事は、別の出来事とどう関係しているのか」

まで考える問題になると、少し難しくなります。

これは、知識が足りないというよりも、

知っていることと、問題で聞かれていることを結びつける練習が必要

というケースがあります。

私はここを、記述問題を指導するときに特に大切にしています。

資料問題は「読む」だけでは終わらない

資料問題でも同じです。

グラフや表、文章などから必要な情報を見つける。

これは第一歩です。

その次に、

「この資料から何が分かる?」
「その情報と、知っている知識はどうつながる?」
「問題は何を説明してほしいの?」

と考えていきます。

つまり、

資料を読む

情報を見つける

知識と結びつける

問いに合わせて説明する

という流れです。

この流れを意識するだけでも、記述問題への向き合い方は変わってきます。

「なぜ?」を考える習慣

家庭学習でも、特別なことをする必要はありません。

例えば社会の用語を覚えたときに、

「これは何?」

だけではなく、

「なぜ、こうなったんだろう?」

と一度考えてみる。

さらに、

「その結果、何が起こったんだろう?」

と考えてみる。

これだけでも、単なる暗記から少しずつ「つながりを考える学習」に変わっていきます。

もちろん、すべてを深く考えながら覚える必要はありません。

まずは、気になったものを一つだけ「なぜ?」と掘り下げてみる

それくらいから始めても十分です。

記述力は、一朝一夕では身につかない

記述問題は、問題を解けばすぐに書けるようになるものでもありません。

「何を書けばいいのか分からない」
「知っているけれど文章にできない」
「答えは思いつくけれど、説明が足りない」

など、つまずくポイントもさまざまです。

だからこそ、私は授業の中でも、

「正解したかどうか」だけではなく、「どう考えて、その答えにたどり着いたのか」

を大切にしています。

答えを出すまでの思考を少しずつ整理していくことで、初めて見る問題にも対応できる力につながっていくからです。

最後に

社会の記述問題では、知識を増やすことももちろん大切です。

でも、

「知っている」
→「つながる」
→「説明できる」

というところまで進めることで、知識が初めて答案の中で活きてきます。

私自身、授業では生徒にすぐ答えを伝えるのではなく、

「どこからそう考えた?」
「それと、この資料はどうつながる?」
「問題では何を聞かれている?」

と問いかけることを意識しています。

一つひとつの知識を点ではなく線にしていく。

そんな学習を積み重ねながら、初めて見る問題でも、自分で考えて答えられる力を育てていきたいと思っています😊

このブログを書いた先生

この先生のおすすめコース

算数月額コース
小学生の勉強をまるごとサポート|算数・国語・理科・社会対応
三者面談あり
タイプ別
無料体験あり
小学生の勉強をまるごとサポート|算数・国語・理科・社会対応
17,500/月
1回60(月4回(週1回目安))
小学1〜6年生
  • 学校の授業についていくのが不安な生徒さん
  • 勉強のやり方が分からず、家庭学習がなかなか進まない生徒さん
  • 苦手な単元を基礎からゆっくり学び直したい生徒さん
コースの詳細を見る

このブログに関連するオンライン家庭教師はこちら

中学受験におすすめの指導コース

国語(小学生)月額コース
なんとなく卒業講座【中学受験国語】
三者面談あり
無料体験あり
なんとなく卒業講座【中学受験国語】
20,000/月
1回60(月4回(週1回目安))
小学1〜6年生
  • ”なんとなく”国語を解いている方
  • 国語の点数が安定しない方
  • ”正しい国語の読み方””国語の解き方を知りたい方”
コースの詳細を見る
国語(小学生)単発/短期コース
語彙力向上言葉トレーニング【音読教室】
語彙力向上言葉トレーニング【音読教室】
10,500
30(全3回)
小学1〜4年生
  • 音読を嫌がる
  • 読書を嫌がる
  • 国語があんまり好きじゃない
コースの詳細を見る
社会(中学生)月額コース
中学受験 理科 ・社会!20年のプロ講師のオンライン家庭教師
三者面談あり
タイプ別
無料体験あり
中学受験 理科 ・社会!20年のプロ講師のオンライン家庭教師
30,000/月
1回90(月4回(週1回目安))
小学4〜6年生
  • 理科や社会を苦手にしている方。
  • 偏差値40台からの逆転合格を目指す方。
  • 進学塾で理科と社会を受けていない方。
コースの詳細を見る
国語(小学生)月額コース
【読解国語】小学生のための読解力アップ講座
タイプ別
無料体験あり
【読解国語】小学生のための読解力アップ講座
20,000/月
1回60(月4回(週1回目安))
小学3〜6年生
  • 苦手の国語を確実に伸ばしたい生徒さん
  • 記述問題や読解が苦手で、国語専門の講師に基礎から教わりたい生徒さん
  • 読解国語の個別指導で、「どう読めばいいか」を一歩ずつ身につけたい生徒さん
コースの詳細を見る
国語(小学生)単発/短期コース
徹底強化!語彙力トレーニング!!
徹底強化!語彙力トレーニング!!
25,000
45(全5回)
小学3〜6年生
  • 国語がどうも伸び悩んでいる
  • 記述がうまく書けない
  • 国語が苦手ではなさそうなのに
コースの詳細を見る

この先生の他のブログ

澪耶の写真

『分からない』と言う子に、すぐ答えを教えない理由

2026/9/17
「先生、分かりません。」授業をしていると、こう言う生徒は少なくありません。そんなとき、私はすぐに答えや解き方を教えることはありません。もちろん、どうしても分からない場合には説明します。ただ、その前に必ず確認することがあります。「何が分からないの?」ここを一緒に整理することが、とても大切だと考えている...
続きを読む
澪耶の写真

勉強が苦手な子に、いきなり問題を解かせない理由

2026/9/16
「うちの子、勉強が苦手で……」保護者の方から、こうしたご相談をいただくことがあります。そんなとき、私はいきなり問題集を開いて「じゃあ、この問題を解いてみよう」とはしません。もちろん、実際に問題を解いてもらうことも大切です。ただ、その前に確認したいことがあります。「本当に、その子は勉強が苦手なのか?」...
続きを読む
澪耶の写真

記述問題が苦手な子に、いきなり「文章力」を求めてはいけない

2026/9/14
「国語の記述問題になると、何を書けばいいのか分からない」「答えがいつも一言で終わってしまう」「本文は読んでいるはずなのに、記述問題だけ点数が取れない」お子さまの国語について、こんなお悩みはありませんか?実は、記述問題が苦手だからといって、必ずしも文章を書く力がないわけではありません。私は現役の塾講師...
続きを読む
澪耶の写真

記述問題で「何を書けばいいか分からない」子に共通する3つの特徴

2026/9/11
「国語の記述問題になると、急に手が止まってしまう」「選択問題なら答えられるのに、記述になると何を書けばいいのか分からない」「子どもに聞いても『なんとなく』『分からない』と言われてしまう」中学受験や高校受験を控えたお子さまを見ていると、こうしたご相談は少なくありません。でも、記述問題が苦手な子を見てい...
続きを読む