『分からない』と言う子に、すぐ答えを教えない理由
「先生、分かりません。」
授業をしていると、こう言う生徒は少なくありません。
そんなとき、私はすぐに答えや解き方を教えることはありません。
もちろん、どうしても分からない場合には説明します。
ただ、その前に必ず確認することがあります。
「何が分からないの?」
ここを一緒に整理することが、とても大切だと考えているからです。
「分からない」にも、いろいろある
例えば、算数・数学の問題で「分からない」と言ったとします。
でも、その中身を見てみると、
問題文の意味が分からない
何を求めればいいのか分からない
使う公式が分からない
計算方法が分からない
途中までは分かるけれど、最後の一歩が分からない
間違えるのが怖くて、手が止まっている
など、さまざまなケースがあります。
同じ「分からない」でも、必要なサポートは全く違います。
だから私は、
「分からないなら、こうやって解くよ」
とすぐに答えを示すのではなく、
「まず、問題の中で分かるところはどこ?」
と聞くようにしています。
答えを教えるより、「考え方」を一緒に整理する
例えば割合の問題で止まっていたら、
「何%を求める問題?」
「分かっている数字はどれ?」
「全体の数は分かる?」
と、一つずつ確認していきます。
すると、
「全体はこれで、求めるのはこっちだから……」
と、生徒自身が少しずつ整理できることがあります。
そこで、
「じゃあ、どんな計算をすればいい?」
と聞いてみる。
「……割り算?」
「そう。じゃあ書いてみよう。」
ここまで来れば、先生が答えを教えなくても、自分で解き進められます。
私は、この瞬間を大切にしています。
「分からない」を「ここまでは分かる」に変える
勉強が苦手な子ほど、
「分からない=全部できない」
と感じてしまうことがあります。
でも、実際にはそんなことはありません。
問題文は読めている。
数字は見つけられている。
何を求めるかも分かっている。
あとは計算するだけ。
……ということもあります。
だからこそ、
「全部分からない」
ではなく、
「ここまでは分かる。でも、ここからが分からない」
という状態に持っていくことが重要です。
そうすると、自分のつまずいている場所が見えてきます。
最終的には「先生がいなくても解ける」を目指す
もちろん、ずっと先生がヒントを出し続けるわけではありません。
個別指導だからこそ、その子がどこまで自分で考えられるのかを見ながら、少しずつヒントを減らしていきます。
最初は、
「何を求める?」
と聞かないと動けなかった子が、
次第に自分から問題文に線を引いたり、
「これは割合を求める問題だから……」
と考えられるようになる。
そして最終的には、
先生に「分かりません」と言う前に、自分で考えてみる。
そこまで持っていくことを目標にしています。
「分からない」は、伸びるためのスタート地点
私は「分からない」と言えること自体は、悪いことではないと思っています。
むしろ、
「ここが分からない」
と自分のつまずきを言葉にできれば、そこから学習を進めることができます。
大切なのは、
「分からない」→「答えを教えてもらう」
で終わらせないこと。
「分からない」→「どこまで分かっているか整理する」→「自分で考える」→「解けた」
という経験を積み重ねることです。
一問の正解だけを見るのではなく、その一問を通して**「次は自分で解ける力」を育てる。**
それが、私が個別指導で大切にしていることです。
もしお子さまが、
「分からない」と言ってすぐに手を止めてしまう、
「分からないから教えて」と答えを待ってしまう、
ということがありましたら、まずは
「何が分からないの?」
と聞いてみてください。
そこから、お子さま自身の「分かる」が見つかるかもしれません。
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- 勉強しているのに、単元によって点数の差が大きくなってしまう方
- 間違えた問題を解き直しても、似た問題でまた間違えてしまう方
- 中1・中2の内容まで戻るべきか、今の学年の勉強を続けるべきか迷っている方
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平均点以下の生徒さんにおすすめの指導コース
- とにかくやる気が出ない生徒さん
- 分からないところが多く、意欲を失ってしまっている生徒さん
- 教科書レベルの普段の学習のサポートを必要としている生徒さん
- 物理が嫌いすぎる。
- 物理は好きだけど苦手。
- 物理ができない理由がわからない。
- 算数ドリルの計算が苦手、筆算がわからない
- 文章問題が難しくて算数が嫌いになった
- 中学生になる前に苦手を克服したい
- 国語の成績が平均点以下の方
- 定期テストの結果に焦りを感じている方
- 苦手な国語を、プロの先生にしっかり教えてもらいたい方
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- 理解できない問題を質問することで、苦手克服したい。