高校入試の数学、合格する子が「最初に取る問題」
こんにちは、家庭教師のけんたろうです。
今日は、高校入試の数学で「どの問題から点を取りにいくか」というお話です。受験生の保護者の方にも、受験生本人にも読んでもらえたらうれしいです。
はじめに:入試の形は地域で違います
最初にお伝えしておきたいことがあります。
高校入試の数学の問題の形や配点は、都道府県や学校によって違います。
公立か私立か
問題の数や、大問の並び方
試験時間や、記述(説明を書く問題)があるかどうか
この記事では、多くの公立高校の入試に見られる「よくある形」をもとにお話しします。お子さまが受ける入試の形は、過去問や学校の先生の説明で必ず確かめてください。
入試数学は「全部解けなくても合格できる」
高校入試の数学は、100点を取らないと合格できない試験ではありません。
志望校ごとに、だいたいこのくらい取れれば届く、という目安があります。
ところが、まじめな子ほど「全部解けるようにならなきゃ」と考えて、難しい問題ばかりに時間を使ってしまうことがあります。
難しい問題に時間を使っているうちに、本当なら取れたはずの問題を落としてしまう。これがいちばんもったいない失点です。
大切なのは、「どの問題を、確実に取りにいくか」を先に決めておくことです。
最初に取るのは「計算と小問」
多くの公立高校の入試では、最初の大問に計算問題や、いろいろな単元の基本的な小問がまとめて出されます。
ここは次のような特徴があります。
教科書やワークの基本と同じレベルの問題が多い
配点が大きいことが多い
練習した分だけ、点数が安定しやすい
中3の最難関コースを担当していたころも、上位校を目指す生徒さんほど、この部分を落とさないことを大事にしていました。
難しい問題で点を取る前に、まず「取れる問題を落とさない」。これが入試数学の土台です。
次に取るのは「大問の最初の小問」
後半の関数や図形の大問は、難しく見えるかもしれません。
でも、大問の中の (1) や (2) のような最初の小問は、基本の知識で解けることがよくあります。
関数:グラフの式を求める、座標を求める
図形:角度や長さを求める、合同や相似の基本を使う
大問の最後の問題は時間がかかることが多いので、志望校によっては「ここは後回しでいい」と決めてしまうのも一つの作戦です。
どこまで取りにいくかは、志望校の目安の点数によって変わります。
「取れる問題を確実に取る」ための練習
取れるはずの問題を落とす原因は、だいたい次の3つです。
計算ミス(符号、かっこ、分数の約分 など)
解き方をうろ覚えのまま本番を迎えた
時間配分がうまくいかず、最後まで見られなかった
それぞれ、やることが違います。
計算ミスが多い → 途中式をていねいに書く練習をする
解き方があやしい → その単元だけ、教科書やワークに戻って復習する
時間が足りない → 過去問で「解く順番」と「見切りをつけるタイミング」を決める
過去問は、点数を見て落ち込むためのものではありません。「なぜ間違えたか」を分けて考えると、次にやることが見えてきます。
私の授業でやっていること
私の授業では、毎回の最後に「次の1週間に家でやること」を生徒さんと一緒に決めます。最初は1日10分からでOKです。
受験生の場合は、入試の日から逆算して「今週はこの単元の基本問題」「今週は過去問の大問1だけ」のように、予定の中に組みこみます。
そして次の授業のはじめに、どこまでできたかを一緒に確かめ、無理があれば量を調整します。
分からなかった問題は、スマホで撮って講師が自作したアプリから送るだけ。授業のときに、生徒さんが書いた途中式へ直接書き込みながら説明します。
おわりに
入試の数学は、難しい問題が解けるかどうかだけで決まるわけではありません。
「取れる問題を、確実に取る」。この積み重ねが、合格に近づくいちばんの近道です。
志望校に向けて何から手をつければいいか、どこまでの問題を取りにいけばいいかに迷ったときは、どうぞお気軽にご相談ください。
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- 定期テストや模試の現代文(小説・説明文)で、時間内に解ききることができない方。
- • 早慶・MARCHなどの大学附属高校を第一志望としている
- - 志望校の過去問を解き始めたものの、合格点まで届かない
- - 集団塾で授業についていくだけになってしまっている