内申点はどう決まる?定期テストと提出物の関係
こんにちは、家庭教師のけんたろうです。
今日は、保護者の方からよく聞かれる「内申点って、結局どう決まるの?」というお話です。とくに、定期テストと提出物の関係について整理してみます。
はじめに:内申点のルールは地域と学校で違います
最初に大事なことをお伝えします。
内申点(調査書の点数)を高校入試でどう使うかは、都道府県によって大きく違います。
どの学年の成績を使うか(中3だけ/中1から中3まで など)
入試の点数と内申点を、どのくらいの割合で見るか
実技教科(音楽・美術・保健体育・技術家庭)の扱い
このあたりは地域ごと、さらに高校ごとにも違うことがあります。正確なことは、お住まいの都道府県の教育委員会の発表や、学校の先生からの説明で必ず確かめてください。
この記事では、その「もと」になる通知表の成績が、どうやってつくられることが多いのかをお話しします。
通知表の成績は「テストの点だけ」で決まるわけではない
今の中学校では、多くの場合、各教科を次の3つの観点で見て成績をつけています。
知識・技能(覚えているか、計算などができるか)
思考・判断・表現(考えて、説明したり書いたりできるか)
主体的に学習に取り組む態度(自分で学ぼうとしているか)
定期テストは、主に上の2つを見るための大事な材料です。
ただ、3つ目の「取り組む態度」は、テストだけでは見えにくい部分です。そこで、提出物や授業中の様子、振り返りシートなども材料に使われることがあります。
どの材料をどのくらい使うかは、学校や先生によって違います。
提出物は「出せばいい」ではなく「中身」も見られることがある
「ワークは出したのに、思ったより成績が伸びなかった」という声を聞くことがあります。
学校によっては、提出物を次のような点で見ていることがあります。
期限までに出しているか
答えを写すだけでなく、自分で解いているか
間違えた問題を直しているか(赤ペンで答えを書くだけでなく、やり直しているか)
もちろん、見方は学校ごとに違います。
ただ、「答えを丸写しして出す」より「自分で解いて、間違いを直して出す」ほうが、成績にもテストの点にもつながりやすいのは確かです。
定期テストと提出物は「別々」ではなく「つながっている」
ここがいちばんお伝えしたいところです。
定期テストの問題は、学校のワークや授業プリントから出ることがよくあります。つまり、
ワークを自分の力で解く
間違えた問題をやり直す
テスト前に、もう一度解き直す
この流れで提出物を仕上げると、それ自体がテスト勉強になります。
提出物を「テストとは別の作業」と考えると、テスト前に時間が足りなくなりがちです。ふだんから「提出物=テスト勉強」と考えておくと、ムダがありません。
ご家庭でできること
お子さまの成績が気になるとき、ご家庭でできることは意外とシンプルです。
提出物の締め切りを、カレンダーなど目に入る場所に書いておく
「終わった?」より「あと何ページ残ってる?」と聞く(量が見えると、予定が立てやすくなります)
学校からの配布物(評価のしかたの説明など)があれば、一緒に目を通す
責めるための確認ではなく、「間に合うように一緒に見通しを立てる」くらいの感覚で大丈夫です。
私の授業でやっていること
私の授業では、毎回の最後に「次の1週間に家でやること」を生徒さんと一緒に決めます。最初は1日10分からでOKです。
提出物がある時期は、締め切りから逆算して「今週はワークをここまで」と、予定の中に組みこみます。
そして次の授業のはじめに、どこまでできたかを一緒に確かめ、無理があれば量を調整します。
分からなかった問題は、スマホで撮って講師が自作したアプリから送るだけ。授業のときに、生徒さんが書いた途中式へ直接書き込みながら説明します。
おわりに
内申点の仕組みは、地域や学校によって違うので、分かりにくいと感じる方も多いと思います。
でも、「ふだんの提出物を、自分の力で、期限までに仕上げる」ことは、どの地域でも成績とテストの両方につながる大切な土台です。
提出物の進め方や、テストまでの予定の立て方に迷ったときは、どうぞお気軽にご相談ください。
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