家で勉強しない中学生と、最初の1週間で決める3つのこと
こんにちは、家庭教師のけんたろうです。
今日は、家でなかなか勉強に手がつかない中学生と一緒に、最初の1週間で決めておきたい「3つのこと」についてお話しします。
「家で勉強しない」は、やる気の問題とは限りません
「部活から帰ってきたら、スマホを見てそのまま寝てしまう」
「机に向かっても、何から始めればいいか迷っているうちに時間が過ぎる」
こうしたお悩みは、とてもよく伺います。
ただ、家で勉強しない理由は、やる気がないからとは限りません。
「いつやるか」が決まっていない
「何をやるか」がぼんやりしている
「やったかどうか」を確かめる場がない
この3つのどれかが欠けているだけ、ということがよくあります。
だからこそ、最初の1週間は「たくさん勉強する」ことより、この3つを本人と一緒に決めることを大切にしています。
決めること① いつ・どこでやるか
まずは、勉強する「時間」と「場所」を1つだけ決めます。
「夜ごはんの前の10分」「お風呂から出たあとの10分」など、毎日ある出来事のすぐ後ろにくっつける
場所は、リビングでも自分の部屋でもOK。本人が集中しやすいところを選ぶ
部活や習い事で忙しい曜日は、最初から「休みの日」にしてしまう
ポイントは、本人が「これならできそう」と思える時間を、本人の口から言ってもらうことです。
大人が決めた時間より、自分で決めた時間のほうが、守ろうという気持ちになりやすいからです。
決めること② 何をやるか(中身はうんと小さく)
次に、その時間に「何をやるか」を決めます。
ここで大切なのは、中身を具体的に、そして小さくすることです。
×「数学をがんばる」→ 何をすればいいか分からない
○「数学のワークを1ページ」「英単語を5個」→ やることがはっきりしている
最初は、物足りないくらいでちょうどいいです。
1日10分で終わる量から始めて、「決めたことを、ちゃんとできた」という経験を積むことを優先します。
慣れてきたら、少しずつ量を増やしていけば大丈夫です。
決めること③ どうやって振り返るか
3つ目は、意外と見落とされがちな「振り返り」です。
予定を決めても、やったかどうかを確かめる場がないと、だんだんとあいまいになってしまいます。
やった日は、カレンダーや手帳に丸をつける
週に1回、「どこまでできたか」を一緒に見る
できなかった日があっても責めない。「量が多かったかな」「時間が合わなかったかな」と、予定のほうを直す
できなかったのは、本人がだめだったからではなく、予定が合っていなかっただけ。
そう考えて予定を直していくと、少しずつ「本人に合った形」が見つかっていきます。
保護者の方にお願いしたいこと
ご家庭では、ぜひ「やったこと」に目を向けてあげてください。
「今日も10分やったんだね」と、見えたことをそのまま言葉にする
決めた時間になっても始めていないときは、「何時からだったっけ?」と、本人が決めた予定を思い出すきっかけをつくる
できなかった日は、理由を問いつめるより「明日はどうする?」と次の話をする
なお、どのくらいの時間・量がちょうどいいかは、お子さまの学年や部活の忙しさ、学校の課題の量によってかなり違います。
ほかのご家庭と比べず、「うちの子が続けられる量」を探すつもりで見守っていただけると嬉しいです。
私の授業でやっていること
私の授業では、毎回の最後に「次の1週間に家でやること」を生徒さんと一緒に決めます。最初は1日10分からでOKです。
そして次の授業のはじめに、「どこまでできたか」を一緒に確かめ、無理があれば量や進め方を調整します。
また、家で解いていて分からない問題が出てきたら、スマホで撮って、私が作ったアプリから送ってもらえるようにしています。授業のときに、生徒さんが書いた途中式に直接書き込みながら説明します。
おわりに
家で勉強が続かないのは、決して珍しいことではありません。
「いつ」「何を」「どう振り返るか」。この3つを一緒に決めるだけで、最初の一歩はぐっと踏み出しやすくなります。
最初の1週間の予定づくりから一緒に考えますので、どうぞお気軽にご相談ください。
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