高校生の学びを支える -朝型と夜型、どちらで勉強するのがいいですかー
毎日の小さな工夫が、将来の大きな力になる
高校生の学びには、やる気や才能だけではなく、正しい方法や環境が大切です。本シリーズ『高校生の学びを支える』では、勉強の時間管理や教材の選び方、モチベーションの整え方、理系科目の悩みまで、具体的にアドバイスします。保護者にも高校生本人にも役立つ、実践的な知恵が詰まった学びのガイドです。本シリーズはほぼ週1回で新記事をアップしていますので、よろしければフォローをお願いします。
今回の相談
私は普段は夜中の1時ぐらいまで勉強しています。試験前になると2時とかになることもあります。朝は当然ですが起きるのがつらいです。夜は早く寝て朝5時とかに起きて勉強するほうがよいのでしょうか?
自分の体にきこう
「勉強は朝型がいい」と言われることがあります。
確かに、一般論としては脳のはたらきが活発な時間帯があることも知られています。
でも大切なのは、あなた自身が試験や大事な場面で実力を発揮できるかどうかです。
普段早起きの人は朝型のままで、夜更かしが多い人は夜型のままでかまわないと思います。自分の体に合った生活リズムを尊重することが、実力を最大限に引き出すポイントです。
他人の意見に振り回されない
専門家や誰かの意見に無理に合わせる必要はありません。
「朝型の方が脳の働きがいい」と言われても、それはあくまで一般論です。
あなたの体はあなた自身のもの。調子が良ければ、それがあなたに合った方法という証拠です。
大事なのは、自分のリズムを理解しその中で効率よく勉強することです。
実践ポイント
試験当日や大事な場面で、普段の生活リズムを崩さない
朝型でも夜型でも、自分が集中できる時間帯に合わせて勉強計画を立てる
無理に早起きや夜更かしを変えず、体の調子を優先する
まとめ
朝型・夜型のどちらが良いかではなく、自分の体に合った生活リズムを活かすことが最も重要です。
自分の調子を理解して、集中できる時間に勉強を組み立てることが、効率的で成果につながる学習法です。