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「継続は力なり」を実現!

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2023/6/30

三日坊主に悩む

学校の定期テストや模試の反省をして明日から英語を継続して学習したいと思う中学生、高校生は多いです。あるいは社会人なら会社からTOEICの点数を上げるように言われているので仕事の休み時間や通勤時間を利用して英語学習を効果的に行いたい人もいるでしょう。

しかしながら、多くの場合、英語学習を気持ち新たに始めようとして動き始めるも三日坊主で終わってしまうことが多いのもよくあること。そして多くの人がこの状況に落ちこみ、「やっぱり自分は英語学習に向いていない。」「何をやっても長続きしない。」などと思い悩んで自己嫌悪、自信喪失に陥ってしまうことはよくあることです。

いったい何が原因でどうしたらこれを解決できるでしょうか?ここでまず考えてみたいことがあります。


意志が弱いから?

「継続は力なり」という言葉があります。子供の時は身近な大人である親や学校の教師から、成人してからは、職場の上司からよく聞かされる言葉だと思います。多くの場合、習い事が続かないのは「意志が弱いから」と言う人やそう思い込んでいる人も多いです。果たして本当にそうでしょうか?

私は違うと思います。確かに意志の力も少しは影響しているかもしれません。しかし、それが決定的な原因だとは思いません。むしろそれ以上に外的な環境要因が影響しているような気がします。


三日坊主になる本当の原因?

万人に当てはまるかどうかわかりませんが、三日坊主になっている人は以下のことをチェックしてみるといいと思います。


①何のために英語を学習するかの目的が明確か?

いつまでに何をしてどうなりたいかのイメージが明確にできているか?(3か月後にテストの点数○○点アップ、6か月後に偏差値■■アップ、1年後までに英検〇級合格など)人間は目標が明確でないと何かをやり続けるのが難しいものです。


目標達成までの道筋がはっきりと見えているか?

例えば、1年単位、半年単位、月単位、週単位、日単位で、何をどれだけやったらいいか見えているか?もし5種類の教材を毎日各3~5ページずつ1年続ければ目標達成ができるなら、多分ほとんどの人がこなせる量なのできっと継続できると思います。


③学習をする環境は整っているか

教材、ノート、筆記用具等はすぐに手元にあるか?集中力を乱すような騒音はないか?誘惑の多い娯楽もの(雑誌、ゲーム、スマホなど)から完全に離れているか?


実は以上の内容は意志の強さとはあまり関係のない外的な環境要因です。もし上記の①~③が整っていなくて継続が難しいなら意志の強さ云々よりもまずそれらをしっかりクリアーにすることが重要です。


継続学習の秘訣

要するに①目標設定 ②成功までのプロセス ③環境整備が要です。私自身の経験上、数多くの事例からこれらを確信しています。逆に言えば意志などさほど強くなくても上記のことがしっかり整っていれば英語学習が継続できるはずです。


ひらめき


いうなれば朝起きて顔を洗う、身支度をする、朝食を食べる、歯を磨くは考えずとも悩まずとも習慣として行っています。私は前述した①~③を整えることで英語学習を「生活習慣」のようにルーティン化することが可能で、「英語学習することが生活の一部、ごく当たり前で自然に行うもの」にしていくことが最重要だと考えます。

もちろん、最初からすぐにできるわけではありませんが、英語を学習したいとわずかでも思う人であれば、適切な手順に従っていわゆる【英語学習習慣】を確立し、英語の習得不可避状態に持っていくことはできると思います。もしかしたら自分一人で最初からそうするのは難しいかもしれません。

その場合はプロ(英語講師・英語コーチ)からコーチングを受けたり、英語ができる知人・友人の助けを求めてもいいと思います。


前述した①目標設定 ②成功までのプロセス ③環境整備をぜひ見直し試していただければと思います。


がんばれ2

この記事がお役に立てたら幸いです。最後まで読んでくださりありがとうございました。

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