オンライン家庭教師マナリンク
英語

「褒めて伸ばす」を基本理念として。A君の場合(前半)

2026/2/1

【3】

こんにちは。【3】を書くまでに時間が空いてしまい、申し訳ありませんでした。

さて今日はお約束の【1】【2】に続く、ある国家試験に見事合格したA君についてのお話をさせていただきたいと思います。A君に長年英語を教えてきた経験を通し、以下の事が如何に大切かを再確認した次第です。それは、「そっと見守る」「寄り添う」そして何より「『生徒さんを褒めて伸ばす』の理念の元『学ぶ事が如何に楽しいか』を伝えていく」ということです。

今まで何百人という生徒さんに英語を教えて来ましたが

その中には13年、14年と長く教える機会をいただけた生徒さんもいます。

小学生で英語学習をスタートさせ、社会人になるギリギリの大学4年生まで続けてくれた生徒さん達。

同じように小学生でスタートし、大学生、大学院と進み、ご自分の目標を達成するための猛勉強でどうしても時間が取れなくなるまで、私のところで勉強を続けてくれた生徒さんもいました。

そのように長く続けてくれる生徒さんとの間には、大きな信頼関係が生まれていたと感じます。

常に生徒さんのプラスの面に注目し「褒めて伸ばす」という理念の元、生徒さんに関わっていたからこそ培われた関係性だったのかな?!と、その点は良かったなぁと考えまていますし、これからも「褒めて伸ばす」スタイルを貫いて行きたいと思っています。

さて、【3】では上記で挙げました「ご自分の目標達成のために猛勉強を始めた」1人の生徒さん(A君とします)のお話をさせていただきたいと思います。

小さい頃からご両親が決めた目標に向かって勉強していたわけでもなく、クラスや学年でトップを争うような目立つ存在でもなく、ごく普通の、でも、とても素直で可愛い生徒さんでした️。しかし私のところで学ぶうちに、「学ぶ事の楽しさを知り(彼の言葉です!)」、大学生の頃には、ご自分の目標を見つけ、それに向かっての途方もない努力を積み重ねるだけの忍耐力を獲得していました。そして遂に念願の国家資格を手にして、現在は弁護士さんとして立派に活躍なさっている。A君はそんな生徒さんです。

A君がお友達と私の教室に初めて体験授業に来てくれたのは、彼が小学校5年生の時でした。

広島カープの赤い野球帽を被ったその少年は、如何にも素直そうで、こちらまでニコニコしてしまうような明るい少年でした☺️

小学校から公立の中学校に進み、クラブ活動では野球を頑張る姿は私の目には眩しく映っていました。

中学の定期考査では90点くらいは取れていましたが、宿題を出すのを少し怠けて成績は5段階評価で、4くらいでした。

そんな普通の少年A君が中学三年生の夏頃、突然「中高一貫で私立大学の付属高校を受験したい」と打ち明けてきたのです。この決意こそが、A君の人生の大きな転換点であったと、今更ながら感慨深く思い出します。

A君の意外な言葉に最初は驚いたものの、ともかく励まし、彼の良い点を褒めまくり、その気にさせる()。それが私の役目だと肝に銘じて、週に複数回の授業を通して手強い長文読解に臨んでもらった記憶があります。

いよいよ受験の日が迫ってくると、健康管理がとても重要になって来ます。

今まで頑張ってきた時間を決して無駄にしないようにと、入り口や教室に空気清浄機をいくつも設置して、思う存分力が発揮できるように勤めました。

受験の前日は、やるべき事は既にやったわけですから、出来る限りの平常心で臨めるよう、安心してもらえるような話し方でA君に接したつもりです。

そして結果発表の日が来ました。第一希望の学校は惜しくも受かりませんでしたが、第2希望、第3希望と見事受かり、その結果にお父様は思わず涙を流されたと聞きました。お母様は勿論、お父様もとてもお子さん思いの優しい方なので、その愛情がお子さんに届いたんだなぁと感じました。

そんなA君、私立高校時代の最初の何年かは少しノンビリ気味でしたが、3年生頃になると、ご自分の進みたい道がだんだんとクリアーになっていったようです。また同時に学校の成績が良いと優先的に大学の学部を選べるという事を自分事と感じ、学校の成績アップの必要性を強く意識し始めたようでした。そのA君の希望を叶えるように、私は学校の授業の徹底的フォローに力を注ぎました。

A君もそれに答えてくれて、結果A君の望みの法学部への進学が決まったのです。この法学部への進学こそが、彼を人生目標達成へと繋げる2つ目の大きな転換点だったと言えます。

(このA君のお話の後半は来週アップいたします。)

このブログを書いた先生

英語のオンライン家庭教師一覧

英語のブログ

英検を取得しても油断してはいけない!|解釈力がついていない可能性があります。

みなさんこんにちは!講師の富岡です。今、英検が熱いですね!大学入試でも有利になるということでみなさんこぞってチャレンジしていることでしょう。一生懸命頑張ることはとても大事です。ただ、英検にはちょっと落とし穴があるので注意してください、というお話しです。英検は、とにもかくにも「単語」が重要です。逆に言えば、英検頻出の単語を覚え込みさえすれば意外に合格できてしまう試験でもあります。ライティングに関しても、英検が好む“型”のようなものを覚え込みさえすれば、それなりに得点できてしまいます。英検合格者の中には「よくわからないけど受かっちゃった」という人が実は結構います。さすがに準1級クラスだとそれは起こ...続きを見る
富岡の写真
富岡オンライン家庭教師
2026/3/18

英語は「耳」から伸びる

中学生になると、英語は単語を覚えたり文法問題を解いたりする教科、というイメージを持つ方も多いと思います。もちろんそれも大切ですが、実際に英語力を伸ばすうえで意外と見落とされがちなのが、英語の音に慣れることです。洋楽がきっかけだった中学時代私自身、中学生の頃に洋楽が好きになり、英語の歌を一緒に歌いたくて、好きなアーティストのレコードを買って(当時はまだCDではなく)、歌詞カードを手に入れることから始めました。1980年代の話です。知らない単語は辞書で発音記号を調べて発音を想像し、実際の歌を聴きながら「この音がこの単語か」と確認する——そんな地道な作業を繰り返していました。おかげで、発音については...続きを見る
横山の写真
横山オンライン家庭教師
2026/3/17

英単語の覚え方【完全版】短期記憶を長期記憶に変えるノーベル賞の勉強法|高校生・受験生必見

英単語を「すぐ忘れる」のはあなたのせいじゃない──ノーベル賞科学者が解明した"記憶の書き換え術"「単語帳を何周しても、テストになると出てこない」「覚えたはずなのに翌日には忘れてる」──そんな経験、ありませんか?実は、これはあなたの頭が悪いわけでも、努力が足りないわけでもありません。ただ、脳の仕組みに合っていない方法で勉強しているだけなのです。2000年にノーベル賞を受賞した神経科学者、エリック・カンデルが解明した記憶のメカニズムを使えば、英単語を「短期記憶」から「長期記憶」へと確実に書き換えることができます。この記事では、その科学的な根拠と、今日から使える具体的な勉強法をわかりやすくまとめまし...続きを見る
上谷の写真
上谷オンライン家庭教師
2026/3/15

英語がなかなか伸びない人の共通点5つ

「英語を頑張っているのに、なかなか成績が上がらない…」そんな悩みを持つ生徒はとても多いです。これまで多くの生徒を見てきて、英語が伸びにくい人にはいくつか共通点があると感じています。今回はその中でも特に多いものを5つ紹介します。① 単語の暗記を後回しにしてしまう英語の土台は単語です。単語を覚えずに長文や文法だけを勉強しても、なかなか力は伸びません。毎日少しずつでも単語を覚える習慣がとても大切です。② アウトプットの練習をほとんどしない英語は「インプット」だけでは伸びにくい教科です。単語や文法を覚えるだけでなく、・音読・英作文・スピーキングなど、実際に英語を使う練習(アウトプット)がとても重要です...続きを見る
大西の写真
大西オンライン家庭教師
2026/3/14

【英語ブログ】 「長文になると急に読めなくなる理由」 ―― 情報量に負けない読み方を整理します

「短い英文なら読めるのに、長文になると急に分からなくなる」「途中までは理解できるけど、後半になると内容が頭に入らない」これは英語が苦手というより、長文の読み方が整理されていない状態で起こります。長文読解では、単語力や文法力だけでなく、情報を整理しながら読む力が必要になります。今回は、「長文になると読めなくなる理由」を整理していきます。① 一文ずつ処理してしまう多くの人は、英文を一文読む日本語に訳す次の文へ進むという読み方をしています。短い文章なら問題ありませんが、長文ではこの方法だと情報が積み重なりません。その結果、「さっき何の話をしていたんだっけ?」という状態になります。長文では、文章全体の...続きを見る
そらの写真
そらオンライン家庭教師
2026/3/13

現役高校教師が思う 英語ができる生徒の共通点5つ

英語を教えていると、「この生徒は伸びるな」と感じる瞬間があります。必ずしも最初から英語が得意というわけではありませんが、英語が伸びていく生徒にはいくつか共通点があります。今回は、現役高校教師の立場から感じる「英語が伸びる生徒の共通点」を5つ紹介します。① 恥ずかしがらずに音読・発音する英語が伸びる生徒は、とにかく声に出すことを大切にしています。英語はスポーツと同じで、頭で理解するだけではなく、実際に口を動かして練習することが大切です。最初は発音がうまくいかなくても構いません。大事なのは「恥ずかしがらずに声に出して練習すること」です。音読を続けることでリスニングスピーキング文法理解をはじめ、すべ...続きを見る
大西の写真
大西オンライン家庭教師
2026/3/11

この先生の他のブログ

あきこの写真

『ここぞ』という時以外はそっと見守る

2025/6/26
前回の【1】では「お子さんとどう向き合ったらより良いのか」についてお話してきました。しかしこれはあくまで一般論的なお話です。当たり前と言えば当たり前な事ではありますし、綺麗ごとにも聞こえます。そこで、【2】では今まで教えてきた生徒さん達の何人かを例に挙げて、より具体的なお話をしていきたいと思い...
続きを読む
あきこの写真

【1】 『ここぞ!』の時以外は、そっと見守る : 一人一人の成長過程(いつ花開くか)と興味を尊重する

2025/4/20
このタイトルを読むと、とても正論で、多くの教師も生徒さんの親御さんも「それって当たり前のことでは?」と思われるかもしれません。しかし実はなかなか実行は難しいものです。例えば目の前に受験が迫っている時に、「まだうちの子は、成長過程の中で、学習に対して一生懸命になる時期ではないから」とか「体育は好きだけ...
続きを読む
あきこの写真

A君 成長物語 【Part 2】 

2023/2/13
すっかり遅くなりまして申し訳ありません💦「A君の成長物語:Part 2」を載せさせていただきます。初めての出会いの高校3年生の秋、文法の基礎を理解していなかったA君でしたが、その後目を見張るような追い上げを見せるのです。またその学習プロセスの中で、A君は「自ら伸びていく力」も獲得したと私は確信してい...
続きを読む
あきこの写真

英語が超苦手のA君が 「大変身」!! 「自らの力で成長していく」まで 【Part 1.】

2022/9/2
A君との出会いは、彼が高校3年の10月でした。A君は「自分は英語が全く分からないけど、大学に行きたい!どうしよう~~!?」と駆け込んできた生徒です。彼は高校3年の夏休みまでスポーツに打ち込み、その分野では良い成績を残して来ました。しかし、勉強は方はと言えば、スポーツと真逆で、ほとんど興味を持たないま...
続きを読む