自学のすゝめ【問題集の使い方】

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2024/11/4

【スマホから見る場合は横向き推奨です!】


こんにちは😃


マナリンクで【中学生】をメインで指導しているタケウチと申します。


今回は3部構成の2番目になります

【問題集の使い方】

についてお話ししていきます!!


まだ【問題集の選び方】を見てないよという方は

⬇️以下のリンク⬇️を見ていただければと思います。

https://manalink.jp/teacher/14724/blog/2578


それでは始めていきます。

自分に適した問題集を選び終わって家に買って帰ってきました。

既に自分のレベルに合った問題集であるはずなので話はそこから始まります。


問題集の使い方をまとめるとズバリ…


1️⃣分からなかったら【速攻で】解答解説を読む!

2️⃣周回戦術を極める!

3️⃣浮気しない!


この3点になります。一つずつ説明していきます。


⭐️速攻で解答解説を読む⭐️


6割程度は理解できている問題集。

解き始めてみて後半戦になると、分からない問題が出てきます。

皆さんは分からない問題に直面したときどう対処していますか?


❓わかるまでずっと考え続ける。

❓秒で解答解説を読んでしまう。

❓めんどくさくなってやめる。


最後の選択肢もある意味潔くて個人的には好きですが、受験勉強ではNGですね。

頭をフル回転させて答えを導き出すまで熟考する。

一見一番最初の選択肢が良さそうな気がしますが…


正解は【速攻で解答解説を読む】になります。

理由はそんなに難しくないです。

一言で言えば、悩む時間がもったいないからです。


ひょっとしたら1時間かけて色々考えてみたら解法が思い浮かぶかもしれません。

でもひょっとしたら思い浮かばないかもしれません。

1時間勉強したのに解けない問題につまずいたせいでそこでストップ。


その1時間で他の科目の勉強ができてしまいます。

この説明をすると必ずツッコミを入れてくる生徒さんがいます。


答えをすぐに見たら勉強にならないんじゃないか?


確かに一見、的確な質問に聞こえますがよく考えてみましょう。

そもそも勉強って【特に受験勉強】何が目的でしょうか?


テストで点を取る

↕️

分からない問題がない状態にしておく


ってことですよね?要は

【分からない問題を分かるようにしておく!】

だけでいいわけです。


ただでさえ有限な時間。

分からない問題が時間がかかって解けた。

それももちろん美学ですが、受験には勝てません。


限られた時間内で上記の目的を達成するためには


👍すぐに答えを見て解説を読む。

👍解説から分かることを自分に落とし込む。

👍次に類似問題が出ても大丈夫な状態にしておく。


ここまでやれば👍です。


解答解説を見れば問題は解決できます。

そしてその解答解説を読みながらノートにもう一度解き直してみる

どこで自分がつまづいていたのかを赤字で書いておく

そして高速で解答解説を見ながら【分からない問題】を潰していきます。


ここまでが問題集の使い方の基本になります。


ではこれでOKでしょうか?

解答解説を読んだ。

どこが間違っているかもわかったし間違っている部分も書き出せた。


ここまでだけで試験で点数が取れますか?

無理ですよね笑

それで点が取れたら苦労しません。


理由は何故でしょうか?

答えは【ただ解けただけで理解していないから】です。

では解けた?と理解した?の違いは何でしょうか?

その謎を解くため次のステップに進みましょう。


⭐️周回戦術を極める!⭐️


周回戦術については【ワークの使い方】で詳しく書いてあります。

まだ読んでない方は⬇️以下のリンク⬇️を読んでみてください。

https://manalink.jp/teacher/14724/blog/2569


簡単に説明すると


※新しく学ぶ部分は3段階【⭕️🔺❌】に仕分けする。

※既に解き終わった部分は周回の度に最初からまた解き直す。

※周回をする際は【🔺と❌】だけを解き直す。

※周回する度に【⭕️🔺❌】は再度チェックして更新する。

全てが⭕️になれば周回完了!


となります。

分からない問題に対して解説を読んで解けた

これはただわかっただけで頭に入っていません

今流行りの言葉で言い換えると【インプット】の状態です。


ここでは詳しく説明しませんが

物事を深く記憶して理解を深めるためには


【インプット】↔️【アウトプット】


を繰り返す必要があります。

要は、インプットだけしていてもテストで点が取れるようになりません。

ではアウトプットとは何でしょうか?


ここでいうアウトプットは


【また解き直してみて】

【以前に解説を見た内容を自分で思い出して

再現してみる】


ことになります。


解き直しをして思い出しながら再現する。


これを効率よくやるにはどうすればいいでしょうか?

そうそれが【周回戦術】になります。


ここまでこのブログを読んでいる段階では正に今【インプット】の状態になります。

では目を閉じて…ここまで読んだ内容を思い出してみましょう

正解はもうお伝えしてあります。

思い出している今が【アウトプット】の状態になります。


そこで手順、理屈などが思い出せればそれは解けた!ではなく


【理解した!】


という状態になります。

一回読んでも分からない場合はまた読み直せばいい。

そしてその内容を思い出しながら再現してみる。

繰り返していけばいずれ【理解】することができます。


これが周回戦術です😃


最後のお話は、注意点になります。

勉強熱心で真面目?な人ほど陥りやすい罠なので

お伝えしておきます。


⭐️浮気しない!⭐️


恋愛の話ではありません。

恋愛でも浮気は良い?悪い?賛否両論ありますが…

ここでは【問題集】の浮気についてです。


真面目な生徒さんほど陥りやすい話なのですが…

折角本屋さんで一期一会の出会いを果たした問題集。

周回をろくにせずとりあえず問題を解き終わった。


受験に勝つためには

【沢山色んな種類の問題】

を解かねばならぬ!


妙な正義感を持って真面目に勉強している生徒さんによくありがちな話です。

その結果問題集を何冊も買って家に並んでいる

ギクっとした生徒さんはここから先ちょっと読んでみてください。


結論から言うと

【浮気はやめといた方が良い!】

になります。


理由を説明しましょう。


⚠️受験で聞かれるパターンは限られている。

⚠️色んな問題を解く🟰背負う量も増える。

⚠️周回が疎かになる可能性が高い。

⚠️お金と時間がかかる。

⚠️不安になる。


本屋さんに並んでいる問題集。

難易度は違えど大体書いてある内容は一緒です。

以前説明した【難易度】【解答解説の詳しさ】【問題の順序】は違えど

大体同じです。


理由は簡単。

受験で聞かれるパターンには【限り】があるからです。

試験範囲は習った部分だけなわけで

それを大幅に足りない、もしくは超える問題集を作ったところで

誰にも買ってもらえません。


したがって1冊買えば十分です。

2冊目以降はむしろ【重複している】分が出てくるので

先に述べた【仕分け】が大変になるだけです。


そして色々な問題を解くと言うことはそれだけ【周回】しなくてはなりません。

簡単に言うと、振り返る量も増えるので周回の【質の低下】につながります。


そして周回の【時間】がかかり問題集を買うたびに【お金】がかかります。

そして受験直前。新しい問題集を買って解いてみた。

そこでもし、見た事もない。分からない問題がある。

どうでしょう?【不安】になりませんか?

自分はあれだけやったのにまだ見た事ない問題がある…


⚠️の内容お分かりいただけましたか?

要は…沢山問題集を買って問題を解くほど


【合格】から遠ざかっていく!


ことになります。

じゃあ見たことない問題については?とツッコミがきそうですが…

仮にその問題が解けなかったとしても合否に大きく影響は出ません


むしろ複数の問題集を行き来する方が合否に大きく影響が出ます

ただ、当然1冊の問題集だけでは網羅できない場合もあります。

その場合は…


⭐️模試を受けてみる

⭐️参考書をセットで買って肉付けする


などで十分対処できます。

そして何より大事なのは、問題集一冊


【とことん周回して】

【ボロボロになるまで使い込んで】

【内容を全て理解する】


状態にすることが【合格への近道】になります。


いかがだったでしょうか?

問題集の使い方は意外と誰も教えてくれません。

ただ漠然と何も考えないで使っていても宝の持ち腐れです。

ボロボロになるまで使い込んで

相棒を信じて

受験まで一緒に歩んでいきましょう


次回は3部構成の最後になります。

【参考書と併用した使い方】

について説明していきます。


問題集だけでなく参考書を使うと鬼に金棒。

理由も交えて説明していきたいと思います。


👍をしてもらえると励みになります。

それではまた次回お会いしましょう😀

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