前置詞は立体で覚えるとスッキリ「なぜ曜日は on なの?」が一発解決する覚え方
2025/8/5
英語を勉強していると、こんな疑問にぶつかりませんか?
○ 「月曜日に」は on Monday って言うけど、なんで in Monday じゃないの?
○ 日付は on、月や年は in、時刻は at…もう覚えられない!
このモヤモヤ、実は「前置詞のコアイメージ(立体的な感覚)」で覚えると一気に解決します。
今日は、中学生でもスッと理解できる“立体イメージでの前置詞攻略法”を紹介します。
前置詞は立体で考えるとスッキリ
前置詞は暗記よりも感覚が大事です。
代表的な3つの前置詞には、それぞれ立体的なイメージがあります。
○ at → 点(ピンポイント)
例:at 5 o’clock=5時ちょうどという“点”
例:at the corner=角という“点”
○ on → 面(表面にくっつく)
例:on the desk=机の表面にペタッ
例:on the wall=壁の表面にペタッ
○ in → 立体の中(箱に包まれる)
例:in the box=箱の中にスッポリ
例:in May=5月という期間の箱の中
この「点・面・立体」の感覚がつかめると、前置詞の迷いが一気に減ります。
なぜ曜日は onなのか?
カレンダーを思い浮かべてみましょう。
曜日や日付は、カレンダーのマス目という「面」の上に並んでいます。
○ 月曜日はカレンダーの表面にある → on Monday
○ 5月10日はカレンダーの面にある → on May 10th
一方、月や年はカレンダー上では“長い期間の箱”として扱われます。
だから、5月は箱の中に入る感覚で in May、2025年は in 2025 となります。
まとめ:前置詞は感覚でつかむ
丸暗記ではなく、立体イメージで整理すると前置詞は劇的に覚えやすくなります。
○ at=点 → at 7:00(7時ちょうど)
○ on=面 → on Monday(月曜日の面にペタ)
○ in=立体の中 → in July(7月という箱の中)
感覚で理解すれば、曜日が on になる理由も自然に納得できます。
親子で学習するときは、カレンダーを使って予定をペタッと貼るイメージで説明すると効果抜群です。
「だから on Monday なんだ!」とお子さんが笑顔になる瞬間が訪れるはずです。
この先生の他のブログ
こんにちは、タケウチです。このたび、2つの新しい学習サポートコースを開設しました。保護者の方からよくいただく声に、「授業までは不要だけど、質問できる相手がほしい」「テスト前にここだけ不安…を解消してほしい」というものがあります。そんなニーズにお応えして、今回は①チャットで完結する質問コース ...
〜キャラで覚えると一生忘れない〜英語が苦手な人の多くは、助動詞をただの暗記で終わらせています。でも、助動詞は実はキャラが濃い存在。彼らを「ヒーロー9人衆」として覚えると、テストや長文読解でもスッと意味が浮かんできます。中学英語の助動詞一覧まずは中学で登場する助動詞を整理してみましょう。○ can○...
お子さんの宿題チェック、毎日お疲れさまです。「宿題やった?」「丸つけした?」「間違い直した?」気づけば何度も声をかけて、親の方がクタクタ…なんてことありませんか?実は、宿題チェックの負担は工夫次第でぐっと減らすことができます。ここでは、家庭教師として数十軒のご家庭を見てきた経験から、宿題チェックを楽...