【英語ブログ】英語学習の土台となる「単語学習」完全版 ―― 丸暗記から卒業する、“理解する語彙力”の作り方
毎週金曜の英語学習コラムでは、
受験にも日々の勉強にも役立つ「力のつけ方」をお届けしています。
今回のテーマは、
すべての英語学習の土台となる「単語学習」です。
「単語ができない」は、才能ではなく“やり方”の問題
多くの生徒がこう感じています。
単語帳を何周しても覚えられない
長文で知らない単語が出ると止まる
覚えたはずなのにテストでは出てこない
でも実はこれ、
努力不足ではありません。
原因はただ一つ。
👉 単語を「一語一語、孤立した暗記」で覚えていることです。
単語は「バラして理解する」もの
英単語の多くは、次の3つでできています。
接頭辞(前)+ 語幹(中心)+ 接尾辞(後)
ここを意識するだけで、単語学習は
暗記 → 理解 → 推測 → 読解へと進化します。
① 接頭辞で「意味の方向」をつかむ
まずは頻出・即戦力のものだけでOKです。
EX- / E-(外へ・外に)
export(外へ運ぶ → 輸出)
exclude(外に締め出す)
exit(外へ出る)
👉「外に出す・除く」という共通イメージ
RE-(再び・戻る)
return(戻る)
review(再び見る)
rebuild(建て直す)
👉 受験・英検ともに最重要
PRE-(前に)
predict(前もって言う → 予測)
prepare(前もって整える)
preview(事前に見る)
INTER-(間・相互)
international(国と国の間)
interact(相互に作用する)
interview(意見を交わす)
👉 社会・教育・心理系長文で頻出
② 語幹で「意味の核」をつかむ
語幹は、単語の本体です。
spect(見る)
→ inspect / respect / perspectiveport(運ぶ)
→ transport / import / exportscrib / script(書く)
→ describe / manuscript / prescription
👉 1つ覚えると、語彙が“線”ではなく“面”で増えます。
③ 接尾辞で「品詞」を瞬時に判断する
長文読解では、
意味より先に「品詞」が分かることが大きな武器になります。
-tion / -ment → 名詞
-ive / -al → 形容詞
-ly → 副詞
例:
development → 名詞
effective → 形容詞
👉 設問処理スピードが一段階上がります。
単語帳の「正しい使い方」
単語帳は、
❌ 一語一訳で暗記するもの
⭕ 構造と使われ方を確認する道具
として使います。
おすすめの見方は、
接頭辞・語幹を分解
例文で「使い方」を確認
長文で出てきたら“推測”して読む
語彙力は「量」ではなく「使えるか」
GMARCHや英検準1級レベルの長文では、
単語が1〜2割分からなくても
内容は十分読める
これが現実です。
必要なのは、
知らない単語を「止まらずに処理する力」
文脈と構造で意味を補う力
つまり、
語彙力=推測力です。
今日から意識してほしい単語学習の原則
単語は「意味+構造」で覚える
接頭辞・語幹で仲間を増やす
品詞を意識して読む
長文で“推測して読む”経験を積む
これができるようになると、
英語は「暗記科目」ではなく
考えて読める科目に変わります。