オンライン家庭教師マナリンク
英語

英語が“無双状態”になる子は必ずやっている。家庭教師が教える“本当に伸びる単語暗記法”と、やってはいけない覚え方

2026/2/26

英語ができる子とできない子の決定的な差は「単語」!

小中学生の英語を教えています、安芸(あき)です。

家庭教師として多くの中学生を指導してきましたが、英語の点数が伸び悩む生徒には、ある共通点があります。それは、単語が定着していないことです。

英語は、数学のように「公式を理解すれば解ける」教科ではありません。
どれだけ文法を理解していても、単語が分からなければ文章は読めず、書けず、聞けません

例えば次の文:

I saw a beautiful bird in the park.

文法をすべて理解していても、

  • saw(見た)

  • beautiful(美しい)

  • bird(鳥)

これらの単語を知らなければ、意味は分かりません。

つまり英語は、単語が分からない時点で、スタートラインに立てない教科なのです。

単語をおろそかにすると起きる4つの深刻な問題

① 長文が読めない

長文問題は、単語の集合です。
単語が分からないと、文法が分かっていても意味が取れません。

結果として
「文法は勉強しているのに点数が取れない」
という状態になります。

② 英作文が書けない

英作文でよくあるのが、

「言いたいことは頭にあるのに、英語で書けない」

これは、文法ではなく単語不足が原因です。

③ リスニングが聞き取れない

リスニングは「知っている単語」しか聞き取れません。

音は聞こえていても、知らない単語は「雑音」として処理されてしまいます。

④文法の勉強にも支障がでる

「単語が分からないのに文法は理解している」というケースは実はかなりレアケース。

単語を覚えていないお子さんは、たいてい文法の理解も中途半端です。

文法を教える際、先生は例文を使うことが多いです。

その例文に書かれた単語が分からなければ、文法の説明が理解できません。

実は多くの子がやっている「間違った単語暗記法」

学校ではよく、

「単語を覚えてきてください」

と言われますが、具体的な覚え方までは教えられないことがほとんどです。

その結果、子供たちは自分なりに覚え方を考え、一生懸命努めますが、残念ながら次のような非効率な方法を使ってしまうことがあります。

間違った方法①:単語を10回ずつ書く

例:

run 走る
run 走る
run 走る
run 走る…

これは一見努力しているように見えますが、実は効果が低い方法です。

なぜなら、これは思い出していないからです。

見ながら書いているだけでは、脳は動いておらず、記憶はほとんど強化されません。

ただ「字を練習している」に過ぎないんです。

間違った方法②:単語帳を眺めるだけ

「見れば分かる」は危険です。

テストでは「見ずに思い出す」必要があります。

思い出す練習をしていないと、テストでは書けません。

間違った方法③:一度覚えて終わり

人間は忘れる生き物です。

ドイツの心理学者 ヘルマン・エビングハウス の研究では、
人は1日で多くを忘れるが、思い出すことで記憶が強化されることが分かっています。

つまり、

覚えることより【思い出すことの方が重要】なのです。

英語ができる子が実践している「四分割単語暗記法」

私が指導で強く推奨しているのが、四分割単語暗記法です。

ノートを縦に4つに分けて使います。

手順

例:run(走る)

① 左端に日本語を書く
走る

② 2列目に英語を書く
走る|run

③ 日本語を隠して、英語→日本語を書けるか確認
走る|run|走る

④ 英語を隠して、日本語→英語を書けるか確認
走る|run|走る|run

これを繰り返します。

書けなかった単語は、もう一度同じ流れでテストします。

なぜこの方法が効果的なのか

理由はシンプルです。

思い出す回数が圧倒的に多いからです。

記憶は、見るだけでは定着せず
思い出すことで強化されます。

これは「テスト効果(Testing Effect)」と呼ばれ、教育心理学で広く認められている学習法です。

実際に成績が伸びた生徒の変化

単語暗記法を変えただけで、

・英語30点 → 78点
・英語52点 → 89点

・学校の不規則動詞の変化表の単語テスト「満点」

まで伸びた生徒がいます。

この生徒たちに共通していたのは、

単語を“思い出す練習”を繰り返していたことでした。

最近の一人の小学生の努力

最近一緒にお勉強を始めた小学6年生のお子さんに「四分割暗記法」を教えました。

中学校の範囲を前倒しして学ばれていますが、

使用予定の教科書のUnit1の単語を覚えてきてもらっています。

これはおうちで4枚使って四分割単語暗記法を行った努力の証拠。

写真で送ってくださいましたが、

左から真ん中、右のプリントに行くごとに正解率が上がっていく様子がよくわかります。

最後は14/14✨満点になっていますね。

この四分割単語暗記法の魅力は、繰り返すごとに面白いように点数があがっていくところ。

満点になるまで繰り返せば、定期テストも怖くありません!

この快感と効率の良さを味わったお子さんたちは、

みなこの方法でテスト勉強前の単語暗記を頑張っておられます。

(※写真ブログ掲載の許可はご家庭に取得済みです)

単語を制する者が英語を制します

英語ができる子は、特別な才能があるわけではありません。

ただ一つ、

単語を確実に定着させているだけです。

単語が分かれば、

・長文が読める
・英作文が書ける
・リスニングが聞ける
・文法も理解しやすくなる

すべてが好循環に入ります。

今日からできること

まずは1日10個で構いません。

四分割単語暗記法で、書けるまで繰り返す

これだけです。

大切なのは、

「覚えた回数」でも「書いた回数」でも「かけた時間」ではなく「思い出した回数」です。

最後に:英語が得意な子は、特別なことはしていません

正しい方法で、正しい努力を継続しているだけです。

地味なことですが、実は一番大切なこと。

単語は、英語の土台です。

この土台をしっかり作れば、英語は必ず伸びます。

そして気づいたときには、英語が「一番の得意科目」になっているはずです。

📚安芸先生と学ぶコース📚

【中学英語】平均点脱出!80点以上目指す子向け定期テスト対策 

https://manalink.jp/teacher/12421/courses/14710 

【英検5・4・3級】イラスト&反復練習で易しく学習★楽しく合格 

https://manalink.jp/teacher/12421/courses/12840 

【小5.6】飽きずに楽しい!中学英語を無双状態にする準備講座 

https://manalink.jp/teacher/12421/courses/14707 

👇安芸先生のページの飛ぶQRコードはこちら✨

このブログを書いた先生

英語のオンライン家庭教師一覧

英語のブログ

「子どもに英語を習わせているのに伸びない」本当の理由——英語ができる子の家庭には、必ずある"ある共通点"

「なぜうちの子だけ英語ができないのか」——その答えは、教室ではなくあなたの家の中にある。2025年 | 読了時間:約8分 | 子育て・英語教育ピアノがある家から、音大生が育つ。 クラシックが流れる家から、音楽を愛する子が育つ。 では——英語が流れない家から、英語ができる子は育つのか?答えは、残酷なほどシンプルです。まず、この「不快な真実」を直視してほしい毎月数万円の英語教室に通わせている。英語の絵本を買い与えた。YouTubeで英語動画も見せた。それなのに、なぜか英語が身につかない——そう嘆く親御さんは非常に多いです。でも少し立ち止まって考えてみてください。その子は、1週間のうち何時間、「英語...続きを見る
上谷の写真
上谷オンライン家庭教師
2026/4/11

英検集中講座

新学期が始まり、来週月曜くらいから授業が始まる学校も多いと思います。新学年のワクワクを持ち続けて頑張って欲しいです。学校の授業とともに、英検の受付も開始されました。是非この第一回目で合格を目指したいと考えている方、一緒に英検準備を始めませんか?続きを見る
湯浅の写真
湯浅オンライン家庭教師
2026/4/10

【英語ブログ】 「英語長文で安定して高得点を取る人の習慣」 ―― 日々の学習で差がつく“伸びる人の勉強法”を具体的に解説

「たまにできるけど、安定しない」「模試ごとに点数のブレが大きい」英語長文で差がつくのは、才能ではなく“習慣”です。安定して高得点を取る人は、特別な勉強をしているわけではありません。日々の学習の積み重ね方が違うのです。今回は、伸びる人が実践している習慣を整理します。① 「読むだけ」で終わらない伸びない人の特徴は、長文を読む答え合わせをする解説を読むこれで終わってしまうことです。一方、伸びる人は「なぜ解けたか・なぜ間違えたか」まで確認するという習慣があります。ここを省くと、同じミスを繰り返します。② 毎日少しでも英語に触れている高得点を安定させる人は、英語に触れる頻度が高いです。1日1長文短くても...続きを見る
そらの写真
そらオンライン家庭教師
2026/4/10

入力式で答える!隙間時間にできる!スペル暗記が苦手なお子さんがハマった単語アプリ

小中英語を主に教えています、安芸(あき)です。スペルが覚えられないお子様へ英単語を覚えるのに特化したアプリはたくさん出ています。●日本語の意味を覚えるためのフラッシュカードタイプ●発音を同時に聞ける耳から覚えるタイプ●瞬時に意味を思い出すためのシューティングゲームタイプ●三択から選ぶ選択型タイプなどなど…「覚える」ためのものと「思い出す」ためのものと大きくわけて二つあり、「思い出す」タイプのものは「シューティングゲーム」風だったり、「落ちてくるまでに正しい意味を押す」ドキドキパニック型だったり、思考を凝らしたものがたくさんでていますね。でもなかなか「スペル」を覚えるのに特化したものはありません...続きを見る
安芸の写真
安芸オンライン家庭教師
2026/4/8

【英語ブログ】 「設問に強くなる長文読解の使い方」 ―― 読解力を得点に変えるための“問題との向き合い方”を整理します

「文章は読めたのに、問題で間違える」「内容は分かっているのに点数が伸びない」この状態は、読解力と得点がつながっていない状態です。英語長文では、「読む力」だけでは不十分です。問題にどう向き合うかによって、得点は大きく変わります。今回は、読解力を得点に変えるための考え方を整理します。① 読むことがゴールになっている多くの人は、最後まで読むしっかり理解するここで満足してしまいます。しかし入試では、正しく答えを選べるかどうかが評価されます。つまり、読む → 解くではなく、「解くために読む」という意識が必要です。② 設問を見ずに読み始めている長文を最初から最後まで読んでから、設問に取り組む。この方法だと...続きを見る
そらの写真
そらオンライン家庭教師
2026/4/3

語彙力を着実に伸ばす「4色・4週間」英単語暗記法

みなさん、こんにちは。英語講師のシノハラです。 本日は、私が推奨している「着実に力がつき、かつ忘れにくい」英単語の暗記法についてお話しします。やり方は非常にシンプル。「1週間100語を目安に、単語帳を朝晩音読する」。これだけです。 ただし、学習を効率化するためには「やり方」に重要なコツがあります。具体的なステップを見ていきましょう。1. 【1〜7日目】朝晩の音読をルーティンにするまずは7日間、同じ範囲(100語)を朝晩欠かさず音読します。ポイント: 単語帳の音声を聞き、真似するように発音してください(シャドーイング)。注意点: 英語の後に流れてくる「日本語訳」も必ず口に出しましょう。これだけで...続きを見る
しのはらの写真
しのはらオンライン家庭教師
2026/3/29

この先生の他のブログ

安芸の写真

入力式で答える!隙間時間にできる!スペル暗記が苦手なお子さんがハマった単語アプリ

2026/4/8
小中英語を主に教えています、安芸(あき)です。スペルが覚えられないお子様へ英単語を覚えるのに特化したアプリはたくさん出ています。●日本語の意味を覚えるためのフラッシュカードタイプ●発音を同時に聞ける耳から覚えるタイプ●瞬時に意味を思い出すためのシューティングゲームタイプ●三択から選ぶ選択型タイプなど...
続きを読む
安芸の写真

【実践記録】スペルが覚えられない子への指導法|発達特性のある生徒で効果が出た英単語学習法

2026/3/31
英単語のスペルがどうしても覚えられない——特に発達特性のあるお子さんの指導では、よくある悩みのひとつです。今回、ある生徒に対して行った取り組みが、短期間で明確な成果につながったため、備忘録も兼ねてまとめておきます。■ ある生徒さんの状況スペルテスト:2/10程度の正答率正解数にばらつきあり(再現性が...
続きを読む
安芸の写真

同じコードなのに会えない?google meetオンライン授業で起こる“すれ違い”と対策

2026/3/22
まれに起こる?オンライン会議室の注意点!オンライン授業を行っていると、まれにこんなことが起こります。「生徒は入って待っていたのに、先生側には表示されない」「同じ会議コードなのに、お互いに会えない」実は先日、まさにこのケースがありました。■ 実際にあったケース生徒さんは「ずっと入って待っていました」と...
続きを読む
安芸の写真

宿題してるのに成績が伸びない子の共通点 ― 努力が結果につながらない本当の理由

2026/3/12
小中英語を主に教えています、安芸(あき)です。「真面目で、頑張り屋さんで、授業態度もよく、宿題も提出される」のに「成績があまり伸びない」そのようなお子さんも少なからずおられます。実際に見てみると、その子は決してサボっているわけではありません。ノートもきれいにまとめていますし、ワークも一通り終わらせて...
続きを読む