オンライン家庭教師マナリンク
英語

発音記号とフォニックス、成績が伸びるのはどっち?【家庭教師の現場から】

2026/2/18

小中学英語を教えています、安芸(あき)です。

家庭教師として英語を教えていると、よく聞かれる質問があります。

「発音記号とフォニックス、どちらを先に覚えた方がいいですか?」

結論から言うと、小学生〜中学に入ったばかりの段階ではフォニックスの方が圧倒的に効果的です。ただし、発音記号にも大切な役割があります。この記事では【両方のメリット・違い・成績につながる理由】を、家庭教師目線で解説します。

発音記号とは?

発音記号は、単語の正確な音を記号で表したものです。

例:

  • cat → /kæt/

  • think → /θɪŋk/

メリット

  • 正確な発音が分かる

  • 辞書が読めるようになる

  • 高校以降の学習に役立つ

デメリット

  • 記号が難しく、暗記になりやすい

  • 「読める=使える」になりにくい

  • 小中学生には抽象的

現場では、発音記号を先に教えると、
「記号は覚えたけど、単語が読めない」
という状態になりやすいです。

フォニックスとは?

フォニックスは、アルファベットと音のルールを結びつける学習法です。

例:

  • a は「ア」

  • b は「ブ」

  • sh は「シュ」

cat = c / a / t をつなげて読む

メリット

  • 初見の単語が読めるようになる

  • スペルと音が結びつく

  • リスニング・リーディングが同時に伸びる

  • 書く力にも直結する

デメリット

  • 例外ルールもある

  • 上級になると発音記号も必要

成績が伸びるのはどっち?

結論は、最初はフォニックス、あとで発音記号です。

理由は3つあります。

① 単語暗記が楽になる

フォニックスを知っている子は、

❌ 丸暗記
ではなく
⭕ 音から予測

できます。

education → エ・デュ・ケイ・ション と分解でき、
覚える負担が激減します。

② 書けるようになる

英語が苦手な子は、

「読めるけど書けない」
「聞けるけどスペルが出ない」

ことが多いです。

フォニックスは、

音 → 文字

の変換力を育てるので、テストの得点に直結します。

③ 脳科学的にも効果がある

英語教育研究では、

"phonics-based instruction improves reading accuracy"

とされ、音と文字を結びつける学習が最も定着しやすいことが示されています。

日本の英語教育でも、
「音韻認識」が読解力に強く影響することが報告されています。

小学生・中学生はどちらを先に?

おすすめ順はこれです。

① フォニックス
② 単語で実践
③ 発音記号を補助的に

特に小学生・中1は、

👉 発音記号よりも「読める体験」を作ることが重要です。

読めるようになると、

  • 英語が怖くなくなる

  • 単語量が増える

  • テストが安定する

という好循環が生まれます。

家庭教師として感じること

成績が伸びる子の共通点は、

「単語を音で理解している」

ことです。

逆に伸び悩む子は、

「スペルを絵として覚えている」

状態になっています。

フォニックスは、
英語を暗記科目から言語に変える学習法です。

私の授業では小学生からフォニックスをかなり徹底的に行います。

文字のもつ音をジェスチャーと一緒に覚えてもらい、

A~Zの音が終わったら、gh/ph/sh/th/ng/ieなど二文字で作る音も覚えます。

魔法のeなど例外的な音をつくるルールも学ぶため、

小学3年生からやっている子、最近始めた5年生、

数回で大体の予想で単語を読めるようになっています。

まとめ

✔ 小中学生はフォニックス優先
✔ 発音記号は中学後半〜高校でOK
✔ 成績に直結するのは音と文字の結びつき

高校入試・定期テストで必要なのは、

👉 読める
👉 書ける
👉 予測できる

力です。フォニックスはその土台になります。

家庭教師として、
「英語が苦手」を「英語が読める」に変える第一歩は、
フォニックスだと感じています。

📚安芸先生と学ぶコース📚

【中学英語】平均点脱出!80点以上目指す子向け定期テスト対策 

https://manalink.jp/teacher/12421/courses/14710 

【英検5・4・3級】イラスト&反復練習で易しく学習★楽しく合格 

https://manalink.jp/teacher/12421/courses/12840 

【小5.6】飽きずに楽しい!中学英語を無双状態にする準備講座 

https://manalink.jp/teacher/12421/courses/14707 

👇安芸先生のページの飛ぶQRコードはこちら✨

このブログを書いた先生

英語のオンライン家庭教師一覧

英語のブログ

Little by little ― 単語力は、毎日の積み重ねで伸びていく ―

単語学習は「毎日の小さな積み重ね」が一番大切ですこんにちは。今日は、生徒のみなさんが最近特に頑張っている「単語学習」についてお話したいと思います。以前は、単語帳を見ながら暗記するスタイルの人が多かったですが最近は 単語学習アプリ を活用しながら、毎日コツコツ学習を続けられている人が増えてきましたね。(私の生徒さんは”アプリ活用派”が多くなっています!私が学生の頃はこんなに便利なアプリは無かったのでうらやましいくらいです。効率よく、苦手な単語を覚えられている印象です。)毎日継続できているみなさん、本当に素晴らしいです👏単語学習は「地味」に感じやすいかもしれませんが、英語力の土台を作る、とても大切...続きを見る
みどりの写真
みどりオンライン家庭教師
2026/5/25

🌟 英語が最高にできるシンプルな真実

📚 英語学習は、実はとてもシンプルです英語学習というと、単語帳文法書英会話長文読解リスニング英作文AI学習YouTubeなど、たくさんの勉強法がありますよね。でも、長年英語を学び、指導してきた今、私ははっきり言えます。🌟 英語ができるようになる本質は、とてもシンプルです。それは…🔥 「インプット → アウトプット」 🔥このサイクルを繰り返すこと。迷ったら、本当にこれだけでいいのです。📥 まずはインプット!英語は、材料がなければ話せません。そのため、まず必要なのが「インプット」です。✅ インプットとは?単語を覚える文法を理解する英文を読んで内容を理解する表現をストックするつまり、🧠 「英語の材料...続きを見る
内山の写真
内山オンライン家庭教師
2026/5/25

くじけたときにどうする? ― 伸びた生徒・親子が次に取ったアクション ―

くじけたときにどうする?― 伸びた生徒・親子が次に取ったアクション ―進路、英検、定期試験。一生懸命頑張ったつもりなのに、うまくいかなかった。これは、誰にでもあることです。しかし、私は教師として、そして家庭教師として多くの生徒さんを見てきて、「結果が出なかったあとにどう動いたか」で、その後の伸び方には大きな差が出ると感じています。一番落ち込むのは、実は親かもしれない私自身、二人の子どもを育てた親として感じることがあります。子どもがうまくいかなかったとき、実は親の方が落ち込むことがあるのです。「もっとこうしてあげればよかった」「このままで大丈夫なのかな」「次はどうなるんだろう」親として心配になる...続きを見る
平岡の写真
平岡オンライン家庭教師
2026/5/24

英語学習で差がつく|紙の辞書を使う生徒が早稲田・慶應に合格する本当の理由

紙の辞書が英語力を伸ばす理由|スマホ辞書では成績が伸び悩む認知科学的根拠はじめに|なぜ今、紙の辞書(paper dictionary)を見直すべきなのか英語学習において、軽視されがちでありながら、実は学習成果を大きく左右する道具があります。それが**紙の辞書(paper dictionary)**です。近年、スマートフォンの翻訳アプリや電子辞書の普及により、紙の辞書を持たない学習者が急速に増えています。しかし、教育現場で長年生徒の学習過程を観察していると、ある明確な傾向(tendency)が浮かび上がってきます——紙の辞書を使い込んでいる生徒ほど、語彙力(vocabulary)と読解力(rea...続きを見る
上谷の写真
上谷オンライン家庭教師
2026/5/22

「覚えられない」は変えられる。効果実感!3回反復法

今日は、「反復学習」について書きたいと思います。「やっぱり3回やると変わるんだな」と感じた出来事があったので、残しておきます。できる問題がグッと増えた生徒の話です。数ヶ月前から英語が苦手だという中学生男子を指導しています。普段は英語の勉強を全くしないということだったので、まずは「英語の授業があった日は、教科書を家に持ち帰ろう」というところから始めました。それから週1回、少しずつ一緒に学校のワークや教科書に向き合う時間を作ってきました。先日、定期テスト前に現在完了の問題を解いていた時のことです。以前なら手が止まっていたような問題を、彼がスラスラ解いていたのです。思わず「え、すごいね!」と言うと、...続きを見る
きょうこの写真
きょうこオンライン家庭教師
2026/5/22

「英語が読めない人は“前から読む”練習が足りていない」 ―― “返り読み”を減らすだけで、長文読解が一気に楽になる理由 「英語を読んでも意味が入ってこない…」

「英語を読んでも意味が入ってこない…」「長文になると途中で分からなくなる…」「リスニングで意味が読み取れない…」そんな人に多いのが、👉 “後ろから訳そうとする読み方”です。英語が苦手な人ほど、英文を読むたびに、👉 日本語の語順に並べ替えようとしてしまいます。しかし、実際の英語は、👉 “前から理解する言語”です。つまり、英語を読む力を伸ばすには、👉 「前から理解する練習」が非常に重要になります。今回は、👉 なぜ“前から読む”ことが大切なのかそして、👉 前回解説した「音読」「シャドーイング」とどうつながるのかも含めて解説していきます。■ 英語が読めない原因は「返り読み」英語が苦手な人は、例えば次の...続きを見る
そらの写真
そらオンライン家庭教師
2026/5/22

この先生の他のブログ

安芸の写真

「やる気が出たら勉強する」は危険? “やる気”スイッチは待っていても訪れない!

2026/5/18
こんにちは。小中学生を中心に英語を指導している安芸(あき)です。保護者の方から、よくこんなご相談をいただきます。「うちの子、やる気がなくて……」「やる気スイッチが入ればできると思うんですが……」ですが、家庭教師として多くのお子さんを見てきて感じるのは、“やる気が出たら始める”を待っていると、勉強習慣...
続きを読む
安芸の写真

家庭教師は「教え方」だけで選んで大丈夫? 〜生徒・保護者・先生、“三者の相性”がとても大切な理由〜

2026/5/11
小中学生を中心に指導しています、安芸(あき)です。家庭教師を探される際、多くの方がまず気にされるのは「教え方が上手か」「成績を上げてくれそうか」という点だと思います。もちろん、指導力はとても大切です。ですが、実際に長く指導をしていると、成績アップや学習継続に大きく関わるのは“相性”だと強く感じます。...
続きを読む
安芸の写真

なぜ“3月に習う単元”が高校入試で狙われるのか?家庭教師が見てきた“受験で差がつく最後の単元”とその対策」

2026/5/11
【数学】高校受験の罠!中学数学の高校入試問題を長く見ていると、ある共通点に気づきます。それは、次のような単元がかなり高い頻度で出題されることです。データの活用(ヒストグラム・箱ひげ図)三平方の定理円周角と中心角の関係多くの受験生が感じている通り、実際の入試問題でもよく見かけるテーマです。しかしここで...
続きを読む
安芸の写真

英単語は「思い出す回数」で決まる!1週間で定着させる最強ノート術

2026/4/29
小中学英語を主に教えています、安芸(あき)です。中学校の英語を伸ばすうえで避けて通れないのが【単語暗記】ですよね。英単語を覚えるときに一番大切なのは、「どれだけ思い出したか」です。ただ何度も見たり書いたりするだけでは、実はあまり効果はありません。ポイントは➡ 「何も見ずに思い出すこと」声に出すにして...
続きを読む