発音記号とフォニックス、成績が伸びるのはどっち?【家庭教師の現場から】
小中学英語を教えています、安芸(あき)です。
家庭教師として英語を教えていると、よく聞かれる質問があります。
「発音記号とフォニックス、どちらを先に覚えた方がいいですか?」
結論から言うと、小学生〜中学に入ったばかりの段階ではフォニックスの方が圧倒的に効果的です。ただし、発音記号にも大切な役割があります。この記事では【両方のメリット・違い・成績につながる理由】を、家庭教師目線で解説します。
発音記号とは?
発音記号は、単語の正確な音を記号で表したものです。
例:
cat → /kæt/
think → /θɪŋk/
メリット
正確な発音が分かる
辞書が読めるようになる
高校以降の学習に役立つ
デメリット
記号が難しく、暗記になりやすい
「読める=使える」になりにくい
小中学生には抽象的
現場では、発音記号を先に教えると、
「記号は覚えたけど、単語が読めない」
という状態になりやすいです。
フォニックスとは?
フォニックスは、アルファベットと音のルールを結びつける学習法です。
例:
a は「ア」
b は「ブ」
sh は「シュ」
cat = c / a / t をつなげて読む
メリット
初見の単語が読めるようになる
スペルと音が結びつく
リスニング・リーディングが同時に伸びる
書く力にも直結する
デメリット
例外ルールもある
上級になると発音記号も必要
成績が伸びるのはどっち?
結論は、最初はフォニックス、あとで発音記号です。
理由は3つあります。
① 単語暗記が楽になる
フォニックスを知っている子は、
❌ 丸暗記
ではなく
⭕ 音から予測
できます。
education → エ・デュ・ケイ・ション と分解でき、
覚える負担が激減します。
② 書けるようになる
英語が苦手な子は、
「読めるけど書けない」
「聞けるけどスペルが出ない」
ことが多いです。
フォニックスは、
音 → 文字
の変換力を育てるので、テストの得点に直結します。
③ 脳科学的にも効果がある
英語教育研究では、
"phonics-based instruction improves reading accuracy"
とされ、音と文字を結びつける学習が最も定着しやすいことが示されています。
日本の英語教育でも、
「音韻認識」が読解力に強く影響することが報告されています。
小学生・中学生はどちらを先に?
おすすめ順はこれです。
① フォニックス
② 単語で実践
③ 発音記号を補助的に
特に小学生・中1は、
👉 発音記号よりも「読める体験」を作ることが重要です。
読めるようになると、
英語が怖くなくなる
単語量が増える
テストが安定する
という好循環が生まれます。
家庭教師として感じること
成績が伸びる子の共通点は、
「単語を音で理解している」
ことです。
逆に伸び悩む子は、
「スペルを絵として覚えている」
状態になっています。
フォニックスは、
英語を暗記科目から言語に変える学習法です。
私の授業では小学生からフォニックスをかなり徹底的に行います。
文字のもつ音をジェスチャーと一緒に覚えてもらい、
A~Zの音が終わったら、gh/ph/sh/th/ng/ieなど二文字で作る音も覚えます。
魔法のeなど例外的な音をつくるルールも学ぶため、
小学3年生からやっている子、最近始めた5年生、
数回で大体の予想で単語を読めるようになっています。
まとめ
✔ 小中学生はフォニックス優先
✔ 発音記号は中学後半〜高校でOK
✔ 成績に直結するのは音と文字の結びつき
高校入試・定期テストで必要なのは、
👉 読める
👉 書ける
👉 予測できる
力です。フォニックスはその土台になります。
家庭教師として、
「英語が苦手」を「英語が読める」に変える第一歩は、
フォニックスだと感じています。
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