第1回:現在形だけ深掘り!カフェ雑談から英語トークに発展
カフェでのひとこま
夏の午後、駅前のカフェ。3人は窓際の席で、冷たいドリンクを片手におしゃべりしている。
アヤカ
「このマンゴースムージー、めっちゃ美味しい!期間限定らしいよ。」
ミリー
“I like this!”(これ好き!)
ユイ
「それ、今だけ好きなの?それともずっと好きなの?」
アヤカ
「え…急に何その質問?」
ミリー
「でもユイの質問、すごく大事!英語では今だけかずっとかで時制が変わるの。これ、まさに現在形の話だよ。」
現在形って何?から始まる雑談
アヤカ
「現在形って、“今やってること”って意味じゃないの?」
ミリー
「多くの人がそう思ってるけど、実は違うよ!現在形はね…」
◎ 習慣(Habits)
例:I drink coffee every morning.(毎朝コーヒーを飲みます)
◎ 事実(Facts)
例:Water boils at 100℃.(水は100℃で沸騰します)
◎ 状態(States)
例:I like music.(音楽が好きです)
ユイ
「つまり、“今やってる”じゃなくて、“普段どうしてるか”や“変わらないこと”を表すってことね。」
アヤカ
「え、じゃあミリーが“I like this.”って言ったら、このスムージーをずっと好きってこと?」
ミリー
「そういうニュアンスになるね。でも『今だけ』って言いたいなら“I’m enjoying this right now.”とかにするかな。」
アヤカ
「なるほど〜…あれ、でも“I’m loving it.”ってマクドナルドのCMで聞いたことある!」
ミリー
「うん、それは例外的な使い方!普通は状態動詞は進行形にしないんだけど、広告とか歌詞だとあえて使うこともあるの。」
文化の違いも発覚
ユイ
「英語って、習慣か一時的かをちゃんと文法で区別するけど、日本語は“〜している”だけで全部カバーできちゃうよね。」
ミリー
「そう!だから日本語だと文脈頼み。でも英語だとそこを明確にしないと意味が変わっちゃうんだ。」
アヤカ
「うっかり間違えると、『え、そんなに好きなの!?』って驚かれそう。」
ミリー
「そうそう、気持ちの温度感も変わるからね。」
まとめ(今日のポイント)
◎ 現在形は「習慣・事実・変わらない状態」を表す
◎ 「今だけ」の場合は現在進行形を使う
◎ 状態動詞は通常進行形にしない(例外あり)
◎ 英語は文法で意味を区別、日本語は文脈で補う
アヤカ
「じゃあ“I love coffee.”って言ったら?」
ミリー
「一生コーヒー好きってニュアンスになるかも!」
ユイ
「でも飲みすぎは健康に悪いから控えた方がいいわね。」
アヤカ
「急に現実的…!」
【次に続く…???】