【本質的英語力|リスニング】間違ったリスニング勉強法ベスト5
こんにちは!菊池です!
リスニングについて、こんな悩みはありませんか?
聞き流しているのに伸びない
単語は知っているのに文章が聞き取れない
YouTube や海外ドラマを見ても英語が入ってこない
正しい練習方法がわからない
実は、リスニングが伸びない理由の多くは
「やってはいけない勉強法」を続けていることにあります。
私はこれまで10年以上、中学生から社会人まで幅広く指導してきましたが、
伸び悩む人のほとんどは、同じ“誤解”を抱えています。
今回はその中でも特に多い
間違った勉強法ベスト5 を紹介しながら、
どう直せば伸びるのかもセットで解説します。
この記事を読むと、
“何をやめて、何をするべきか” がハッキリしますので、
ぜひ最後まで読んでください!
❶ 聞き流しだけでなんとかしようとする
👉「聞こえる気がするだけ」で終わりがち
聞き流しはあくまで“補助”。
言語は「意味処理の速度 × 音の認識」で理解するものなので、
受動的な音浴びだけでは脳が処理を学習しません。
❗なぜダメなのか?
意味を取っていない
音と文字が結びつかない
推測や“雰囲気”で聞いてしまう
✔ どうすればいい?
短い音声を「理解し切る」練習に切り替える
聞く → スクリプト → 音の違いを確認
“意味を取る練習” を中心にする
❷ 単語を覚えないまま聞いている
👉 リスニングは「語彙力に強く依存」しています
よく言われる“語彙力は大事”という言葉。
実はリスニングは語彙がわからないと絶対に聞こえません。
❗理由はシンプル
音が聞こえても、
その音を「単語として認識」できなければ、
理解に進めないからです。
✔ 改善方法
教材音声で出てきた単語は 必ず覚える
語彙 → 例文 → 音で覚える
単語帳だけでなく 聞こえる単語を増やす学習に切り替える
❸ 字幕にずっと依存してしまう
👉 字幕は“便利な補助輪”。ずっと使うと伸びない
ドラマ・映画・YouTube は楽しいですが、
字幕を常に追ってしまうと、脳が「読むモード」になるため、
リスニング力は鍛えられません。
❗なぜ危険?
字幕を見る → 音を無視
実際のスピードについていけなくなる
✔ 改善方法
最初の1分だけ字幕オフ、など“部分的”にオフ
わからない部分だけ字幕で確認
英語字幕 → 字幕なし へ段階的に移行
完全にオフにしなくてOK。
“段階的に外す” がポイントです。
❹ 繰り返し方を間違えている
👉 「理解のない流しっぱなしの繰り返し」は効果ゼロに近い
繰り返し学習は大事ですが、
ただ回数を増やしても脳は成長しません。
❗よくある間違い
50回聞いたけど理解できない
シャドーイングを“口パク”でやっている
意味を取らないまま音だけ真似する
✔ 正しい繰り返し方
聞く
スクリプトを見る
意味を理解する
聞き直す(理解した状態で)
シャドーイングで音を再現
👉 「理解 → 再現」のセットが必須。
❺ “聞こえる風”の練習に満足してしまう
👉「雰囲気でわかった気になる」が一番危険
英語教材やYouTubeを見て、
なんとなく聞こえた
多分こう言ってる
大体意味はつかめる
この状態は、実は一番伸びません。
❗理由
推測に頼る癖がつく
実際の会話では全く通用しない
伸びている感覚だけ残り成長が止まる
✔ 改善方法
「1つ残らず理解できるか」を基準にする
不明箇所を“曖昧なままにしない”
スクリプトで穴を埋めてから繰り返す
まとめ:間違った勉強法をやめれば、リスニングは伸びる
リスニングが伸びない原因は、
才能やセンスではなく、
間違った練習をしているだけです。
今回の5つのうち1つでも当てはまるなら、
学習方法を変えるだけで伸び方が一気に変わります。