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中学数学

テスト範囲のプリントをただ「こなす」だけの勉強は今日で終わりにしよう。圧倒的基礎力を作る引き算学習

2026/8/18

定期テストの2週間前。学校から配られた膨大なテスト範囲のプリントやワークを前に、「とにかくこれを全部終わらせなきゃ!」と机に向かっている中学生の皆さん。

「よし、今日のノルマの5ページ終わった!」「プリント3枚こなしたから、今日の勉強は完璧!」

もしあなたが、問題集の空白を埋めることだけで達成感を感じているなら、少し耳の痛い話をしなければなりません。 その「とりあえずこなすだけ」の勉強を続けている限り、あなたの数学の点数は必ずどこかで頭打ちになります。

今回は、定期テスト対策において多くの生徒が陥る「作業」の罠と、そこから抜け出し圧倒的な基礎力を作るための「引き算学習」についてお話しします。

1. 「こなす」勉強は、脳に汗をかかない「作業」である

テスト範囲のプリントやワークを「終わらせること」が目的になっているとき、あなたの脳内では何が起きているでしょうか。

「早くこのページを終わらせたい」という焦りから、問題文をじっくり読まず、目についた数字を適当な公式に当てはめる。少し考えて分からなければ、すぐに解答を見て赤ペンで答えを写し、「はい、次!」と進めていく。

これは「勉強」ではありません。ただの「作業(タスク処理)」です。 作業をしている間、あなたの脳は「なぜその公式を使うのか」「問題文のどの条件が決め手になったのか」という本質的な思考を一切放棄しています。ただ、目の前のチェックリストを機械的に埋めているだけなのです。

この「作業」を何十ページこなしたところで、身につくのは「なんとなくのパターンの暗記」だけです。テスト本番で、少し数字や言い回しを変えられた瞬間に「どのパターンだっけ?」とパニックになり、完全に手が止まってしまいます。

2. 圧倒的基礎力を作る「引き算学習」の勇気

この悪循環から抜け出すためには、ガムシャラに量をこなそうとする姿勢を捨て、思い切って「勉強量を減らす(引き算する)」決断が必要です。

プリントを10枚こなすのをやめ、今日は「たった3問」の重要な基本問題だけに絞ってください。 その代わり、その3問に対して圧倒的な深さで向き合います。

答えを出して終わりにするのではなく、ペンを置き、壁に向かって(あるいは架空の生徒に向かって)、「なぜこの式を立てたのか」「この問題のポイントはどこなのか」を、自分の言葉で実況中継(セルフ授業)してください。

「えーっと、とりあえず掛け算してみた」と言葉に詰まるようなら、それはあなたが理解せず暗記でごまかしている証拠です。自分の口で論理を組み立て、スラスラと説明できるようになるまで、その1問から絶対に逃げないでください。

3. 量への執着を捨てた者にだけ、本物の力が宿る

「テスト範囲が終わらないかもしれないのに、問題を減らすなんて不安だ」と思うかもしれません。

しかし、理解の伴わない作業を100問こなすより、構造を完全に理解し、言葉で説明できる3問を積み上げる方が、テスト本番での得点力は遥かに高くなります。なぜなら、数学の「構造」を一度言葉で理解してしまえば、残りの問題は「あ、これってあの問題と同じ仕組みだ」と一瞬で見抜けるようになるからです。

テスト対策に必要なのは、プリントを埋めるスピードではありません。 あえて立ち止まり、自分の言葉で論理を組み立てる「引き算の学習」です。この定期テスト前は、ぜひ「こなす作業」を卒業し、自分の頭で思考する本物の数学力へとシフトさせていきましょう。

講座案内

オンライン家庭教師マナリンクにて、数学・算数指導を行っている木村です。

私の指導では、「とりあえずプリントを終わらせる」「テストに出るパターンの解き方だけを教え込む」といった、生徒をお客様扱いするような授業は一切行いません。 「なぜその式になるのか?」を生徒自身が自分の言葉で論理を組み立てる(セルフ授業する)まで、徹底的に対話を通して深掘りします。

事前に私のプロフィールや講座の指導方針を最後まで熟読いただき、 「作業の数学から絶対に脱却したい」 「木村の指導のもとで、本質的な思考力を身につけたい」 という強い意志と覚悟が固まっている方のみ、お問い合わせをお願いいたします。

本気で現状を打破し、自分の頭で思考する覚悟のある方からの挑戦を、心よりお待ちしております。

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