この時期「新たなテキストは家ではやらない」という選択も大切に
2026/11/8
11月に入り、中学受験を控えた小学6年生にとって、いよいよ慌ただしい時期になってきました。
この時期になると、通常授業に加えて、電流や天体、相似に比、詩、そして公民など苦手なお子さんが多い単元別対策講座や特訓授業が増えてきます。
そしてそれに伴って、新しいテキストやプリントも次々と配られます。
保護者の方としては、せっかく受講しているのだから、どの教材もしっかり仕上げさせたいと思われるのではないでしょうか。
ただ、通常授業のテキストに加えて、新しく配られる教材まで一つひとつ完璧にしようとすると、お子様だけでなく、管理する保護者の方も疲弊してしまいかねません。
だからこそ、この時期は「やらない」「手放す」という選択も大切だと考えています。
例えば、通常授業のテキストはこれまでどおり丁寧に取り組む。一方で、単元別の特訓講座については、その塾での授業中に得られる気づきや学びを大切にし、帰宅後に何度も繰り返すことまでは求めない。もちろん、苦手分野や理解が不十分な部分は補う必要があります。ただ、すべての教材に同じだけの時間と労力をかける必要はありません。
教材をすべて終わらせることが目的なのではなく、入試本番で解ける問題を一つでも増やすことが目的だからです。もし、この時期に新たに学習の幅を広げるとすれば、優先したいのは志望校別対策と過去問演習です。
限られた時間の中で、何を深め、何を手放すか。その判断もまた、大切な受験対策の一つだと思います。
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