【情報I】クライアントとサーバーって何が違う?現役エンジニアが役割で解説

こんにちは!オンライン家庭教師のこばやしです。普段はフリーランスのITエンジニアとして働きながら、中高生に「情報I」「理系数学」「英語」を教えています。
情報Iで登場する「クライアント」と「サーバー」。言葉は覚えたけれど、実際にどんな役割分担なのか、具体的にイメージできない、という方も多いのではないでしょうか。
イメージできない原因は、専門用語のまま覚えているからです。でも中身は、「お願いする人」と「それに応える人」というだけ。とてもシンプルな関係なんです。
■ お願いする側がクライアント、応える側がサーバー
まず、この2つは特別なものではなく、単なる"役割の名前"です。
何かを「お願いする側」がクライアント。その要求に「応える側」がサーバー。たとえば、あなたがスマホでWebサイトを開くとき、スマホがクライアント、そのサイトのデータを届けてくれるコンピュータがサーバーです。
■ レストランの「客」と「厨房」
もっと身近に、レストランで考えてみましょう。
料理を注文する「お客さん」が、クライアント。注文を受けて料理を作り、提供する「厨房」が、サーバーです。お客さんが「これください」とお願いし、厨房がそれに応えて料理を出す。クライアントとサーバーの関係は、まさにこれと同じなのです。
■ 1つのサーバーが、大勢のクライアントに応える
人気レストランの厨房が、たくさんのお客さんの注文をさばくように、1つのサーバーは、大勢のクライアントからの要求に応えます。
たとえばSNSのような人気のWebサイトのサーバーは、世界中の何万人ものユーザー(クライアント)からのアクセスに、同時に応えています。だからサーバーには、たくさんの要求を効率よくさばく力が求められるのです。
■ 現場のシステムは、ほぼこの関係でできている
私がエンジニアとして作ってきたシステムも、突き詰めればこの「お願いと応答」の繰り返しでした。Webサイトも、スマホアプリも、ネットのサービスは、ほとんどがクライアントとサーバーの関係で成り立っています。
この基本構造さえ押さえておけば、いろいろなITの仕組みが「あ、これもクライアントとサーバーだ」と見えてくるようになります。
■ 「役割を分けて協調する」という構造
役割を分担し、それぞれが自分の仕事に専念して、全体としてうまく回る。この構造は、システムだけでなく、組織や、チームでの分業にも通じます。役割分担の考え方は、社会のあちこちで使われているのです。
私の授業では、身近なレストランやお店に例えて、役割分担を実感してもらってから用語に戻ります。
・「クライアントとサーバーが分からない」という方
・「用語だけで実感がわかない」という方
・「システムの基本構造を知りたい」という方
そんな方は、ぜひ一度体験授業にいらしてください。現役エンジニアと一緒に、身近な例からシステムの仕組みを理解しましょう!
【プロフィール】
こばやし|納得感を大切にするフリーランスエンジニア
北海道大卒。約10年間にわたり金融決済システムなどの基幹開発に携わった後、フリーランスのエンジニア・IT講師として独立。企業の新人IT研修のメイン講師も務めるプロが、「仕組みから理解する」論理的な指導を行います。
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