中学受験で受かるお子さんの特徴5つ
では早速にはなりますが、実際に中学受験で合格を掴み取ることが出来るお子さんにはどのような特徴があるのでしょうか?
中学受験に受かるお子さんの特徴は以下の5つです。
- 素直に人の意見を聞く
- 主体性がある
- 何事も継続できる
- 生活習慣が整っている
- 体力がある
- 知的好奇心が旺盛
それぞれ詳しく確認をしていきましょう。
1.素直に人の意見を聞く
まず1つ目は素直に人の意見を聞くということです。
これに関しては、中学受験に限った話ではありませんね。
勉強面においては、自身にあったオリジナルの勉強法を見つけたりするのはとても大切なことです。
ですが、中学受験においてはお子さんはまだ小学生です。
小学生のお子さんが自身でオリジナルの方法を考えるというのは現実的ではありません。
なので、やはりしっかりと塾の先生などが指導したことを素直に受け入れて勉強を進めることが出来る生徒がいろいろなことを吸収して伸びるのではないのかなと思います。
2.主体性がある
2つ目は主体性があるお子さんですね。
主体性があるお子さんは中学受験に受かりやすいです。
学習塾に通わせるなど、保護者が学習環境を整えても中学受験で成功できるとは限りません。
受験をするお子さん本人が「憧れの〇〇中学に通いたい」「受験勉強を頑張りたい」と思わないと長くて辛い受験勉強を続けにくくなってしまいます。
長期間勉強を続けるには、本人のモチベーションと主体性が必要不可欠です。
3.何事も継続できる
中学受験に受かるお子さんは継続力があります。
中学受験は早いご家庭だと小学校低学年から受験に向けた勉強を進めていることも多いです。
一日何時間も勉強を続けることを数年間続けないといけないわけです。
そう考えるとやはり継続する力というのはとても重要になってくるといえますね。
お子さん本人に継続する力があることももちろん大切ですが、親御さんを始めとして、お子さんが継続出来る環境づくりをしてあげることも非常に重要です。
4.生活習慣が整っている
次は生活習慣についてです。
中学受験に受かるのは生活習慣が整っているお子さんが多いです。
受験勉強というのはとてもハードです。
そんなハードな受験期を乗り切るには、やはり生活習慣が整っていることは非常に重要になってきます。
受験生であることはもちろんそうですが、その前に成長期・遊びたい盛真っ只中の小学生であるということを忘れてはいけません。
学校に通っている期間はなかなかそういったことはないかもしれませんが、夏休み等の長期休暇のときには特に、生活習慣が乱れないように気遣って上げることが重要です。
受験勉強は長期戦です、しっかりとした生活習慣は健康な体とともに健康な心も養ってくれます。
しっかりとした生活習慣をルーティン化するようにしましょう。
5.体力がある
5つ目は体力があることです。
体力は身体的な面はもちろん、精神的な面も重要です。
ひとつ前のところでも言いましたが、受験は長期戦です。
長期戦の受験を戦い抜いて、しっかりと試験当日に結果を残すためには体力面は、やはりとても重要です。
しっかりと途中で折れてしまわずに戦い抜くことが出来るだけの身体的・精神的な体力のある生徒さんは、やはり中学受験で合格しやすいと言えるでしょう。
6.知的好奇心が旺盛
最後は知的好奇心が旺盛ということです。
『知的好奇心』
これ、めちゃくちゃ大切です。
知的好奇心が養われていると中学受験に留まらずこの先の高校受験や大学受験、勉強の枠にも留まらずにメリットが沢山あります。
知的好奇心が旺盛なお子さんは自らどんどんと探究心をもっていろいろな分野に取り組むことができます。
今まで中学受験に臨まれるお子さんをたくさん見てきて、実際に知的好奇心が旺盛なお子さんは良い結果を掴んでいる傾向があります。
なので中学受験に受かりやすいお子さんの特徴の最後の点として挙げさせていただきました。
それぞれの特徴を伸ばすには
ここまででは、実際に中学受験に受かりやすいお子さんの特徴として5つポイントを挙げてきました。
ではここからは実際に、上記のような中学受験に受かりやすいお子さんに我が子をどの様にしたらすることが出来るのかをご紹介していくことができたらなと思います。
中学受験に受かるお子さんを育てるためには下記5つを意識してみてください。
- 自己肯定感を高めてあげる
- 好きなことや興味のあることを伸ばしてあげる
- 決めた約束は最後まで守らせる
- 早寝早起きを意識する
- スポーツ系の習い事や運動する習慣を取り入れる
それぞれ詳しく確認していきましょう。
自己肯定感を高めてあげる
まず1つ目の、素直に人の意見を聞けるようになるためにはお子さんの自己肯定感を上げることが非常に重要です。
素直に人の意見を聞き、取り入れて成長する子は自己肯定感が高い傾向にあります。
自己肯定感の高いお子さんは「自分は自分」「今のままの自分でいい」という意識が強いので、違う人の意見やアドバイスも素直に聞いて、自身の意見ややり方と天秤にかけて判断することができます。
なので、普段からお子さんの自己肯定感を上げるような声掛けなどを意識して上げることが重要です。
好きなことや興味のあることを伸ばしてあげる
お子さんの主体性を育むには、本人の好きなことや、興味のあることをとことんやらして、伸ばしてあげることが非常に重要になってきます。
なので、お子さんが興味を持ったことについてはとことんやらせてあげること、とことんやらせてあげることの出来る環境づくりを気にかけると良いでしょう。
約束を最後までやり遂げさせる
継続力を養うためには、お子さんが自身で決めた約束はしっかり最後まで全うするようにしてあげることが効果的です。
言ってしまえば、中学受験も合格という、設定した約束を果たすことが出来るか、目標を達成することが出来るかです。
途中で投げ出すこと無く、しっかりと約束のために努力を継続することが出来る力を普段からつけるために、小さな事でもいいので約束を果たすためにしっかりと最後までやりきらせることを心がけるといいでしょう。
早寝早起きを大事にする
これはもうそのままですね。
生活習慣を整えるには早寝早起きをすることが最も重要で、効果的です。
平日と休日でそれぞれ必ず何時までに寝て、何時に起きるというのを決めておくことが大切です。
充分な睡眠時間と、決まった時間に就寝・起床のサイクルを習慣づけることは、効率のいい勉強をすすめる上で非常に重要なことです。
スポーツ系の習い事や運動する習慣を取り入れる
中学受験対策が本格化する小学校4年生くらいまでは身体を使う習い事をしておくのもおすすめです。
実際、中学受験が本格的に始まってくると、時間的にも体力的にもガッツリとスポーツの習い事などにリソースを割くのが難しくなってきます。
スポーツは、スポーツでしか得ることのできないメリットがたくさんあるのでとてもオススメです。
親としての接し方について
中学受験に臨むにあたって親御さんがどうしても悩むのがお子さんとの接し方についてかと思います。
「そんなんじゃ中学受験受からないよ」「どうして勉強しないの」
と、ついつい、お子さんのことを思えば思うほど、ガミガミと叱ってしまいそうになりますよね。
しかし、当然ですがきつく叱ってしまうのはお子さんのモチベーションを下げてしまうことに繋がります。
よくよく考えてみてください、最近は中学受験自体が一般的になってきていますが、中学受験に臨むお子さんは小学生です。
小学生なんて遊びたいざかりです、集中力が続かなかったり勉強がついつい嫌になってしまうのも言ってしまえば当たり前のことです。
そこで叱ってしまうのは、なおさらお子さんのやる気を削いでしまうことに繋がります。
いろいろと言いたいことはたくさんあると思います。
でも一度ぐっとこらえて、まずはお子さんの頑張っている状況を認めてあげてください。
そのうえで中学受験に受かるために、足りていない部分があるならば冷静に指摘をしましょう。
親御さんが口を出すと揉めてしまったり反発されたりする場合は、学習塾の講師や家庭教師の先生から声掛けしてもらうのもおすすめです。
中学受験で合格を掴み取る生徒さんの特徴についてこの記事ではお話してきました。
ですが、中学受験は生徒さんだけの力で合格を掴み取るのは不可能と言っていいでしょう。
実際は親御さんのサポートがあってこそです。
では具体的には、親御さんが中学受験に臨むお子さんに対して出来るサポートはどんなことがあるでしょうか?
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は中学受験に受かりやすいお子さんの特徴を5つご紹介致しました。
実際、今まで多くの中学受験に臨まれたお子さんやご家庭をみてきて、中学受験に受かる子には共通した特徴があると感じていました。
今回は簡単にではありますが、そんな特徴と、そうなるための親御さんの出来るバックアップや接し方についてご紹介してきました。
もう一度最後に確認していきましょう。
中学受験に受かる子の特徴は以下の5つです。
- 素直に人の意見を聞く
- 主体性がある
- 何事も継続できる
- 生活習慣が整っている
- 体力がある
- 知的好奇心が旺盛
これらを念頭に置いて中学受験の勉強を進めると、もしかしたらいい結果を掴むことが出来るかもしれません。
この記事をここまで読んでくださった皆さんの合格を心より筆者は願っています。