【英語家庭教師が伝授】英語の点数を劇的に上げる「本当の勉強法」
2025/2/20
はじめに
「英語の点数がなかなか上がらない…」「勉強しても成果が出ない…」そんな悩みを抱えていませんか?
実は、ただ単語を覚えたり、文法問題を解いたりするだけでは成績は伸びにくいのです。今回は、イギリス留学経験を持ち、京大卒でケニア在住15年の私が、「本当に点数を上げる英語勉強法」をお伝えします!
「英語脳」を作る勉強法
昔、私がイギリスに留学したばかりの頃、レストランで注文をしようとしても、店員さんが何を言っているのかまったく分からずにオロオロしたことがあります。結局、メニューを指さして適当に頼みましたが、「こんなんで英語を話せるようになるのか?」と焦りました。
でも、ある日気づいたんです。日本語に訳そうとするから遅れるんだと。英語は英語のまま理解する方が、ずっとスムーズに頭に入るんです。
そのためには、毎日英語を口に出して慣れること。音読やシャドーイングを習慣化することで、脳が英語のリズムに慣れ、自然と理解が早くなります。最初は簡単な文章から始めて、少しずつ長いものに挑戦してみてください。
「インプット」と「アウトプット」のバランス
私が英語を本格的に学び始めたころ、リスニングばかりしていて「なんとなく分かるけど、話せない」状態が続きました。ところが、英語で独り言を言い始めた途端、話せるフレーズがどんどん増えていったんです。
英語学習は「インプット(読む・聞く)」と「アウトプット(書く・話す)」をバランスよく行うことが重要です。本を読んだりポッドキャストを聞いたりするだけでなく、それを使って話したり書いたりすることで、知識が定着します。
例えば、今日学んだ単語を使って日記を書いてみる。シャワーを浴びながら英語で独り言を言う。恥ずかしくても大丈夫。私も最初は鏡の前で「Excuse me, could you tell me the way to the station?」なんて練習していました。
文法と単語の学び方
文法と単語の学び方も少し工夫すると、ぐっと理解しやすくなります。
例えば、受動態を学ぶときに「be動詞+過去分詞」と公式だけ覚えるのではなく、実際の場面をイメージすると理解が深まります。「This book was written by a famous author.」を例に、実際に自分の好きな本を思い浮かべて、「この本は誰が書いたっけ?」と考えると、文法が生きた知識になります。
単語もただ暗記するのではなく、実際に使うことが大切です。私は留学中、どうしても「disappointed(がっかりした)」という単語が覚えられず、友人に「試験に落ちたら何て言う?」と聞いたら、「I'm so disappointed!」と言われ、そこから一発で覚えました。人との会話や日常生活に結びつけると、記憶に残りやすくなります。
テスト直前の効果的な勉強法
テスト前には「過去問を解く」「長文読解の時間を測る」など、実践的な勉強を取り入れましょう。特にリスニングは、試験の形式に慣れることが大事。試験直前は、実際の音声を繰り返し聞くのがおすすめです。
ライティングは、よく使う表現のテンプレートを用意しておくと、本番で焦らずに済みます。「In my opinion, ~」「One of the reasons is that ~」など、決まったフレーズをいくつかストックしておくと、書くスピードが上がります。
おわりに
英語の点数を上げるには、「英語脳」を作ること、そしてインプットとアウトプットのバランスをとることが大切です。
私自身、イギリス留学での失敗や、ケニアで英語を教える中で、「英語は使うことで本当に身につく」ことを実感しました。
勉強はただの作業ではなく、工夫次第で楽しくなります。あなたも、今日から「使える英語」を意識して学習を始めてみませんか?
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