内申点の重視は単なる数字じゃない!高校側から見た“将来一緒に過ごす生徒像”の判断材料
小中学生に主に英語を教えています、安芸(あき)です。
高校受験で「内申点ってそんなに大事なの?」と疑問に思われる保護者の方は多いと思います。
実際、入試当日の点数だけで合否が決まるのならシンプルですが、多くの高校は内申点も重視します。
それはなぜか?
答えは「高校の先生が、“一緒に学校生活を送れるか”を見極めたいから」です。
1. 内申点は「努力の積み重ね」が見える指標
入試当日の点数は“1日限りの勝負”ですが、内申点は中学3年間の積み重ねです。
高校側からすれば、
●コツコツ努力できる子か
●課題を期限内に提出できる計画性のある子か
●授業態度に安定性があるか
●風紀を乱さない社会性があるか
●何事にも意欲的に参加する協力性があるか
が数値として表れているのが内申点です。
高校にとって「入学後に頑張れる生徒かどうか」を測る材料になります。
2. 学力以外の「学校生活力」を反映している
高校の先生にとっては「授業態度」「提出物」「協調性」もとても大事です。
授業を妨げたり、課題を出さなかったりする子が多いと、学級運営が難しくなります。
内申点には、テスト点数だけでなくこうした生活面の評価も含まれるため、
「この子は高校生活をスムーズに送れるかどうか」の判断材料になります。
3. 高校が求める「こんな子」の例
実際に高校の先生が「こういう子に来てほしい」と思っている生徒像を挙げると…
授業をちゃんと受けられる子
→ 高校では中学以上にスピードが速いので、受け身でもきちんと聞ける態度が大切。
課題をきちんと出せる子
→ これは社会に出ても必要な力。提出物が出せる=自己管理ができる。
周囲と協調できる子
→ 部活や学校行事もあるため、トラブルを起こしにくい子が望まれる。
伸びしろのある子
→ 高校に入ってから「もっと伸びる」タイプは、内申点の積み重ねで見分けやすい。
つまり、高校は「成績がいい子」だけでなく「学校生活を一緒に送っていける子・社会に出た後苦労しない子」を求めています。
4. 保護者として家庭できるサポート
内申点アップ=テストの点数アップだけではありません。
●提出物やノート管理を一緒に確認する
●「授業態度も評価につながる」と伝える
●得意な科目を伸ばし、苦手科目は“最低限崩れない”よう支える
家庭で小さな習慣を整えることが、結果的に大きな内申点アップにつながります!
まとめ
高校が内申点を重視するのは、
「入試の点数だけでは見えない、その子の人柄や努力の積み重ねを知りたいから」です。
つまり、内申点は高校からの“期待のサイン”。
「この子を大切に預かれるか・一緒に素敵な学校生活が送れるか」
を見極めるためのものなのです。
だからこそ、日々の授業態度や提出物、コツコツした積み重ねがとても大切。
お子さんの努力がきちんと内申点に反映されるよう、家庭でも応援していきましょう。
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