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高校受験がなくても「実力テスト」は受けてほしい。私が不登校のお子さんにおすすめする理由

2026/7/31

小中英語・数学を教えています、安芸(あき)です!

不登校のお子さんの中には、

「高校受験がないし、学校行っていないから実力テストは受けてません。いいですか?」

「在籍校の先生との連携が希薄で実力テストがいつかがよくわかりません」

とご相談いただくことがあります。

例えば、

  • 通信制高校に進学予定

  • 偏差値で合否が決まらない高校を志望している

  • 受験ではなく書類や面接が中心

このような場合、学校の先生からも「無理に受けなくても大丈夫ですよ」

と言われることがあるかもしれません。

もちろん、お子さんの体調や心の状態が最優先です。

しかし、受けられる状態にあるのであれば、

私は実力テストを受けることをおすすめしています。

理由は、高校受験のためではありません。

その先の大学受験や将来のためです。

高校受験はゴールではない

多くのお子さんにとって、本当のゴールは高校受験ではありません。

その先にある、

  • 大学受験

  • 専門学校

  • 就職

など、自分が進みたい進路へ向かうことです。

特に大学受験では、全国の受験生と競うことになります。

高校受験があったかどうかは関係ありません。

だからこそ、

今、自分が全国の中でどの位置にいるのか

を知っておくことには大きな意味があります。

現在地が分からなければ、目的地にはたどり着けない

私はよく、

「受験勉強は地図を見ることに似ています」

とお話ししています。

目的地だけ決めても、

今どこにいるか分からなければ、

あとどれくらい進めばいいのか、

どの道を通ればいいのか分かりません。

実力テストは、

自分の現在地を教えてくれる地図

のような存在です。

偏差値を見るとは、ただ数字をみるだけでなく

「どこを伸ばせば目標に近づけるか」を知ることが目的なのです。

私がおすすめする4つの理由

① 全国の中での立ち位置が分かる

学校の定期テストでは、

比較対象は同じ学校の生徒です。

一方、実力テストでは、

全国規模で偏差値が出ます。

「今の実力」を客観的に知ることができます。

② 通信制高校でも、自分の学力を知ることができる

例えば偏差値による受験がない学校(例:N高)へ進学する場合でも、

「もし全日制高校を受験するとしたら、どのくらいのレベルなのか」

を知ることができます。

私は実力テストでは、

実際には受験しないとしても、

自分が目標にしたい偏差値帯の高校を書くことをおすすめしています。

すると、

  • A判定

  • B判定

  • C判定

などが出ます。

「あと何点必要なのか」

「あとどれくらい伸ばせば届くのか」

が具体的に見えてきます。

これは、高校受験ではなく、大学受験へ向けた一つの目安にもなります。

③ 勉強するべき単元が一目で分かる

実力テストでは、

教科ごとにレーダーチャートが出ることが多くあります。

例えば、

  • 関数が弱い

  • 図形が苦手

  • 英語の現在完了が弱い

  • 長文読解が苦手

など、

弱点が可視化されます。

闇雲に勉強するより、

「今やるべきこと」がはっきりするので、

勉強の効率も上がります。

④ 「試験を受ける経験」が積める

実は、学力以外にも得られるものがあります。

それが、試験慣れです。

決められた時間。

静かな教室。

周りには初めて会う受験生。

緊張感。

時間配分。

集中力。

こうした経験は、

実際に試験を受けないと身につきません。

高校受験を経験しているお子さんは、

自然とこの経験値を積んでいます。

高校受験がないお子さんでも、

実力テストを何度か経験しておくだけで、

大学受験のときの心理的な負担はかなり変わってきます。

実力テストは「結果」より「分析」が大切

ここで一つお伝えしたいことがあります。

実力テストは、

点数に一喜一憂するためのものではありません。

むしろ、

返却されたあとが本番です。

  • なぜ間違えたのか

  • 単語不足だったのか

  • 計算ミスだったのか

  • 時間が足りなかったのか

  • どの単元が弱いのか

ここを分析することで、

次の勉強内容が決まります。

実力テストは、

「評価されるテスト」ではなく、

今後の学習計画を立てるための資料として活用するのがおすすめです。

学校で受けられなくても方法はあります

学校で受験しない場合でも、

地域によっては塾などで外部生向けに実力テストを実施していることがあります。

費用はかかりますが、年に数回でも受けられると、

成長の記録としても役立ちます。

最後に

不登校のお子さんは、

高校受験を経験しないまま高校へ進学するケースも少なくありません。

それ自体は決して悪いことではありません。

ただ、その先に大学受験という目標があるのであれば、

「高校受験がないから実力テストも受けない」ではなく、

「大学受験へ向けて、自分の現在地を知るために受ける」

という考え方を、私はおすすめしています。

偏差値は、お子さんの価値を表す数字ではありません。

でも、「今どこにいて、次にどこへ向かうか」を教えてくれる大切な道しるべにはなります。

将来の選択肢を広げるためにも、受けられるタイミングがあれば

ぜひ実力テストを活用してみてください。

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