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「時間がない」は本当?成績が伸びる子は「時間」ではなく「予定」を管理しています

2026/8/2

小中英数を教えています、安芸(あき)です。

「うちの子、時間がないと言って全然勉強しないんです。」

保護者の方から、よくこのようなご相談をいただきます。

部活動や習い事、学校行事など、中学生は毎日忙しく過ごしています。

確かに、自由に使える時間は限られています。

しかし、成績が伸びていくお子さんを見ていると、ある共通点があります。

それは、

「時間に振り回される」のではなく、「時間をコントロールしている」

ということです。

中学生は「締め切り」の連続

中学生になると、勉強にはさまざまな締め切りがあります。

例えば、

  • 家庭教師や塾から出される1週間分の宿題

  • 学校の提出ワーク

  • 約1週間前に配られる定期テスト範囲表

  • 長期休暇の課題

  • 英単語や漢字など、毎日少しずつ積み重ねる暗記

どれも、

「いつまでに」「どれだけやるか」

は決まっています。

つまり問題になるのは、

「やるか、やらないか」ではなく、「いつ、どう進めるか」なのです。

「今日は何をしよう?」が一番もったいない

勉強が苦手なお子さんほど、

机には座ったものの、

「今日は何をやればいいんだろう?」

と考える時間が長くなりがちです。

この時間は、実はとてももったいない時間です。

やることを決めるだけで疲れてしまい、

結局ほとんど進まなかった…ということも少なくありません。

一方で、予定が決まっているお子さんは、

机に座ったらすぐに取りかかれます。

勉強を始めるまでのハードルがぐっと下がるのです。

「時間」で考えるより「量」で考える

予定を立てるときにおすすめなのは、

「今日は2時間勉強する」

ではなく、

「今日はここまで終わらせる」

と考えることです。

例えば、

  • 英語ワーク5ページ

  • 数学問題集3ページ

  • 英単語20個

  • 理科の一問一答30問

というように、

終わりが見える予定を立てます。

すると、

「あと少しだから頑張ろう」

という気持ちになりやすくなります。

逆に「2時間勉強する」という目標だけでは、

何をどこまで進めればよいか分からず、集中力も続きにくくなります。

大きな課題は「細かく分ける」

例えば、夏休みのワークが40ページあったとします。

40ページを見るだけで、

「多い…」

と感じてしまうお子さんも少なくありません。

そこで、

40ページ ÷ 20日 = 1日2ページ

というように分けてしまいます。

すると、

毎日の目標は「2ページだけ」。

心理的な負担がぐっと軽くなります。

定期テストのワークでも同じです。

範囲が配られたら、

「全部やる」ではなく、

「今日はここまで」

と細かく区切っていくことが大切です。

毎日少しずつ積み重ねるものは「固定化」する

英単語や漢字などの暗記は、

まとめて何時間もやるより、

毎日短時間続ける方が定着しやすいと言われています。

そのため、

  • 夕食前の15分

  • お風呂の前の10分

  • 寝る前の15分

など、

毎日同じ時間帯に組み込むことをおすすめしています。

「やる気が出たらやる」ではなく、

「この時間になったらやる」

という習慣にしてしまう方が、長く続きます。

保護者の方にお願いしたいこと

予定を立てることに慣れていないお子さんもたくさんいます。

最初から一人で完璧な計画を立てるのは難しいものです。

ぜひ最初は、

「今日は何ページ進める?」

「テストまであと何日あるね。」

と、一緒に予定を確認してあげてください。

ただし、大切なのは、

保護者の方が予定を決めることではなく、

お子さん自身が考えて決めることです。

自分で立てた予定の方が、「やろう」という気持ちにつながりやすくなります。

将来にも役立つ力

時間を管理する力は、勉強だけのためのものではありません。

高校でも、

大学でも、

社会人になってからも、

締め切りを逆算して行動する力は必要になります。

勉強を通して身につけたスケジュール管理の力は、一生の財産になります。

就職活動でも「タイムマネジメント力」があるかないかを

雇うかどうかの資質の一つにしている会社もあります。

最後に

勉強ができるようになるためには、もちろん知識も必要です。

しかし、それと同じくらい大切なのが、

「時間をどう使うか」

という力です。

時間は誰にでも1日24時間しかありません。

だからこそ、

時間に追われるのではなく、

時間を自分でコントロールする習慣を身につけていくことが、

成績アップへの大きな一歩になります。

小さな予定を立て、それを一つずつ達成していく。

その積み重ねが、やがて大きな自信となり、

お子さんの学力だけでなく「自分でやり抜く力」も育ててくれるはずです。

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