計算ミスをなくすには「脳みそ」を楽に働かせる方法を考えよう
2022/8/26
8月も気がつけばもう終盤。だんだん涼しくなってきましね。
先日中学数学のコースを追加しました。
数学苦手…というお子様を担当することが多いのですが、
テストや演習している様子を見ると、
計算ミスでとれるはずの得点を落としているというケースが結構多いんですよね。
そこで今日は数学の「計算力」について、書いていきます。
◆「量」で計算力はあがるのか?
計算力はとにかく演習量が必要だ!
単純計算は慣れが大切!
といわれていることが多いですが、本当にそうでしょうか?
たしかに、やり方に覚えるという点では、
反復練習で量をこなすことも大切だと思います。
ですが、覚えたやり方で計算していても、
・書き間違えた
・自分の字を読み間違えた
・繰り上げの数を間違えた
など生徒さんによって、いろいろな理由で計算ミスが発生するので、
なかなか量をこなすだけだど減らないのが実情です。
◆「どうすれば楽になるか」考えよう
では、どうすれば計算力はあがっていくのでしょうか?
元数学苦手な学生だった私からすると、
「いかに脳みそを働かせずに解けるか考える」ことが大切だとおもいます!
たとえば、999 ✖︎ 5という問題があったとします。
↓のようにひっ算してもいいのですが、
5 ✖︎ 9 = 45の「4」の部分を足し忘れる
など、ミスの温床になりがちな部分かなと思います。
忘れないように「4」メモして、下の桁に足して…
とかすると脳みそはあれこれ考えて疲れます。
その結果、他のミスも発生するという悪循環…。
なので、どうやったらもっと楽に解けるかを考えてます。
ひっ算不要ですぐ計算できるものを思い出してみましょう。
・九九
・✖︎1
・✖︎10、✖︎100など(後ろに0つけるだけ)
この辺りですかね。
今回は「999 ✖︎ 5」なので、
999は「1000 - 1」に置き換えられるのではないでしょうか??
実際に↓のように置き換えて計算してみます。
どうでしょうか。
ひっ算より計算で考えることが少なくなって、楽じゃないですか??
※もちろん自分に合っている方法で問題ないので、
ひっ算の方が楽!という場合はひっ算でOKです!
こんな具合でひっ算をひたすら練習!ではなく、
ミスの少ない、自分にとって楽な方法を考えることが、
計算力をあげる1番の方法だと思います。
◆まとめ
数学は答えは一つですが、
辿り着くまでの道のりは一つじゃないです。
計算以外でも、ぜひ自分にあった考え方を探してみてくださいね。
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