夏休み英作文の宿題を攻略!家庭教師が教える“最短で仕上げるコツ”
夏休みになると必ず出てくる英語の宿題。
特に中高生にとってハードルが高いのが英作文です。
「何を書けばいいかわからない…」
「そもそも最初の1文が出てこない…」
そんな生徒を、私はオンライン家庭教師として毎年見てきました。
実際、数名同時にサポートしていると共通するつまずきポイントが見えてきます。
今日は、その経験をもとに英作文を最短で仕上げるコツをまとめます。
◆コツ1:テーマは身近なことに絞る
英作文の宿題は「旅行の思い出」や「好きなもの」などテーマがあることが多いです。
もし自由に選べるなら、身近で語れることを選びましょう。
例)好きな食べ物、家族旅行、部活、休日の過ごし方
無理に難しいテーマを選ぶと、英単語が出てこずに止まってしまいます。
英作文はまず書きやすさ優先です。
◆コツ2:いきなり英語にしない
多くの生徒が最初から英語で書こうとして止まります。
まず日本語で3〜5文の骨組みを作ることが大事。
例えばテーマが「夏休み」なら、
・今年の夏休みは〜に行った
・一番楽しかったのは〜だった
・来年は〜したい
このくらいの流れが作れれば、あとは英語に変換するだけです。
◆コツ3:1文は短く、シンプルに
「かっこいい長文を書きたい!」と欲張ると文法が崩れます。
主語+動詞の短文でつなげてOK。
例)
I went to Osaka.
I ate takoyaki.
It was very delicious.
これで十分、伝わります。
◆コツ4:辞書は最後の仕上げだけ
生徒がハマる落とし穴が辞書の使いすぎです。
書くたびに調べていると、作業が進みません。
まずは知っている単語で最後まで書き切る。
足りない単語だけをあとで調べて足すと、スムーズに完成します。
◆コツ5:文字数は最後に調整
最初から文字数を気にすると、手が止まります。
一気に書いて、最後に加筆・削除で整えるのがコツです。
【まとめ】
英作文の宿題は、完璧な英語より“最後まで書き切ること”が大事です。
途中で止まらず、とにかく形にする。
そして最後に少しだけ磨けば、十分な作品に仕上がります。
生徒に伝えるときはいつもこう言っています。
「まずはゴールまで走り切れ!止まらずに書き切れ!」
この一歩が、夏休み英作文の最大の攻略法です。
