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英語

英単語学習は「時間」より「回数」!毎日ちょっと単語に会って名前を呼んであげると単語と親友になれる!

2025/12/14

小中学生の英語を主に教えています、安芸(あき)です。

家庭教師をしていると、

「今日は単語テスト満点だったけれど、来週になるとすっかり忘れている」

「授業でやった時は覚えていたけれど定期テスト時期になると一から覚える羽目に」

このような状況をたくさん見ることがあります。

実はこれ、自然なことなんです。脳の仕組みからすると、一度に詰め込んでも、そのあとなにもしないと記憶がすべて抜けて落ちてしまいます。逆に短時間でも何度も繰り返していれば記憶に残ることが研究で明らかになっています。

なぜ「反復復習」が大事なのか?脳科学の視点から

人の脳には「海馬」と呼ばれる部分があり、ここが一時的に新しい情報を記憶します。

ところが、海馬に保存された記憶はそのままではすぐに消えてしまうのです。

長期記憶に定着させるには、繰り返し思い出す作業が必要。

これを「想起(retrieval)」と呼びます。

「単語」という友人に何度も会って忘れない親友になって

日常生活でも経験があると思います。一回会っただけの人は名前もうろ覚え。名前が出てくるまでに「え~っと…」時間がかかってしまいます。でも愛犬の名前、友人の名前は時間をかけなくてもすぐ出てきますよね。これは「何度も呼んでいる」から。

何気なく毎日『繰り返す思い出す作業』をしているので、忘れないくらい濃い記憶になっているんです。

単語暗記には:何回もその単語と会い、何度も呼んであげる作業が必要

ってことです。

★1時間かけて100語を一度覚えるよりも、

★10分×6回に分けて同じ100語を繰り返し触れる方が、記憶のネットワークが強化されやすい

例えるとこんな感じ。

★一時間みっちりカフェで会って濃~い時間を一回過ごして、それで「さよなら」よりも

★一週間毎日10分会って軽くお喋りする相手の方が『名前を覚えやすい』ってことです。

心理学者エビングハウスの「忘却曲線」でも有名ですが、人は覚えたことを1日後には半分以上忘れると言われています。今日覚えたことは明日には半分忘れているってことです。

いくら家庭教師を付けていても、先生に会うのは一週間で一回。次回の授業までに何もしなければ、一週間後の授業の時には、先週のことをほとんど忘れている状態になります。

これではもったいない!

だからこそ「忘れる前に思い出す」ことが重要なのです。

わすれる⇒思い出す➡忘れる⇒思い出す➡忘れる⇒思い出す…を繰り返すことで、『忘れにくい長期記憶』へ収納され、ちょっとやそっとでは忘れなくなります。

脳科学的に効率的に単語を覚えるには?

小分けにする:1日10分を3回、合計30分の方が効果的

寝る前に復習:睡眠中に記憶が整理されるので定着率UP

声に出す・書く:五感を使うと脳の回路がより強固に

翌日に再確認:前日の復習で「思い出す練習」ができる

上の提案では、一日3回に分ける&次の日朝に復習。二日の間に同じ単語に4回触れていることが分かります。でも一回は10分。『短時間&回数増』!これが負担なく単語を覚えるコツです。

定期テストまで忘れない!英単語の効果的な復習スケジュール例

①学習直後

時間:5~10分

ポイント:「声に出しながら書く」。友人の名前を呼んであげる。

目で見て、発音して、それを耳で聞きながら、手でスペルを書く。五感を全部使って

②24時間後

時間:5分

ポイント:前日覚えたことを赤シートで隠し「思い出す」ことに重点を。思い出せなかったものは☑をつける

③三日後

時間:5分

ポイント:少し忘れかけている頃に復習。短時間でOK。

④一週間後

時間:5分

ポイント:長期記憶に移行しやすいタイミング

⑤二週間後

時間:5分

ポイント:ここで覚えていれば定着率高い

⑥一か月後

時間:5分

ポイント:再度チェック。書けるかも試す。ここで覚えていないなら①に戻る

まとめ

「1回30分」より「10分×3回」

「1回で完璧」より「忘れる前に思い出す」

「短時間の積み重ね」が最も効率的

「今日は30分やったから安心」ではなく、「今日は10分×3回で脳に何度も触れさせた!」と脳に記憶を定着させるイメージを意識させると、英単語学習はグッと効率的になりますよ!


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