オンライン家庭教師マナリンク
中学数学

「算数」だけなぜ「数学」に名前が変わるの?

2024/1/31

小学校の時、「算数」は得意だったのに、中学校で習う「数学」は苦手という生徒さんが多くいます。

それはなぜでしょう? 名前が変わることと関係があるのでしょうか?


算数は実生活で使う計算正確な答えを導き出すことが目的です。

お店でお菓子を買った時のおつりを計算したり、ケーキを作る時に材料の混ぜる割合を正確に求めたりします。

一方、数学は数字や文字を使い論理的に考える力を身につけることが目的です。「なんでそうなるんだろう?」という答えを導き出すまでの過程が重要になります。

大人になって1000人中1人も使わないであろう辺ABと辺CDが等しいことを証明したり、点Pと点Qが同時に動き出した時の三角形の面積を求めたりします。しかも、3秒後ではなく、x秒後の面積です。

そうなんです。「数学」はこのxやyなどの文字を使った抽象的な考えが必要で、「算数」のように具体的な数字で表せないために苦手と感じてしまうのです。


では、なぜそのような勉強をするのか?

中学生からよく発せられる「こんなん勉強して将来何の役に立つん?」にできるだけていねいに答えます。

先ほど例に出した大人になって1000人中1人も使わないであろう辺ABと辺CDが等しいことを証明する図形の問題。なぜそんな証明問題の勉強をするのか?

その答えはこの動画で解説しています。


図形の「垂線の作図」が大人になって役に立った例も紹介しています。(7:13から垂線の作図)


数学と英語は積み上げの教科です。一度つまずくと取り戻すのが大変です。

最初から苦手意識を持たないように、数学と英語だけは入学前からしっかり準備をしておきましょう!

このブログを書いた先生

中学数学のオンライン家庭教師一覧

中学数学のブログ

数学に「国境」はない。算数と高校数学で殴り勝つ中学数学

こんにちは、ヒロユキです。 神奈川で塾を経営しながら、オンラインでも生徒たちの指導にあたっています。「方程式」という万能な金槌中学生になると、皆一様に「x(エックス)」という武器を手にします。 方程式です。これは確かに便利な道具です。わからない数をとりあえず文字で置いてしまえば、あとは手順通りに式変形するだけで答えが出る。魔法のようなツールです。しかし、ここに落とし穴があります。 「方程式を使えば解ける」という安心感が、いつしか「方程式でなければ解いてはいけない」という強迫観念に変わってしまうのです。心理学に「ハンマーを持つ人には、すべてが釘に見える」という言葉があります。 方程式というハンマ...続きを見る
ヒロユキの写真
ヒロユキオンライン家庭教師
2025/12/13

「数学の赤点から15点アップ」は、正しい順番で勉強すれば誰でもできる ──きゅうご先生の“点が取れる数学”指導とは?

「数学の赤点から15点アップ」は、正しい順番で勉強すれば誰でもできる──きゅうご先生の“点が取れる数学”指導とは?■「努力しているのに点数が上がらない」中学生へ「提出物もやっているのに赤点…」「テストになると何を書けばいいかわからない…」「頑張っているのに結果が出ない…」このように悩む中学生はとても多いですが、それは “やり方が合っていない” だけです。30年以上、赤点の子・数学が苦手な子・不登校の子・発達特性のある子など本当に多くの生徒を指導してきましたが、その中で確信していることがあります。✔ **赤点は才能ではなく “方法” の問題。正しい順番で学び直せば、必ず10〜20点は上がる。**...続きを見る
きゅうごの写真
きゅうごオンライン家庭教師
2025/12/7

教えるのをやめた教師が見つけたもの──私が『学び合い』に魅せられた理由

はじめに「先生が教えない授業」を、  あなたは想像できますか?はじめまして。江見といいます。私は日本の公立中学校で数学を教えてきましたが、ある日を境に、黒板の前から姿を消しました。教えることを手放したのです。すると、教室の空気が少しずつ変わり始めました。静かだった子が声を出し、ヤンチャな子が誰かを助け、できないと思っていた子が誰かのヒーローになっていく。生徒の力は、私たちが思っているよりずっと大きい。そう気づくまでの私の道のりを、今日は少しだけお話しします。私は最初、“教える先生”でした。教員になりたての頃、私は「先生が教えるものだ」と信じきっていました。授業に集中しない生徒を見るとイライラし...続きを見る
江見の写真
江見オンライン家庭教師
2025/12/6

海外で学んだ“説明する力”~自分の言葉で伝えるってどういうこと?~

◆『マイナス×マイナス=プラス』になる理由は?この質問に答えられる中学生がどれほどいるでしょうか?もちろん「なるものはなる」と教わって、それを使える生徒はたくさんいます。しかし現代で問われる力は、「結果を出力する」から「思考過程を言語化する」に変化してきています。ただ計算結果を答えるだけではなく、過程を説明する。それを繰り返すことで「論理的思考の組み立て」や「未知の事柄を明白にしていく」など、社会で生き抜くのに必要なスキルが身についていきます。◆デンマークでの数学教育現在デンマークに在住し、子供たちを現地校に通わせていると、デンマークの数学教育は驚くほど覚える内容が少ないと感じます(例えば九九...続きを見る
江見の写真
江見オンライン家庭教師
2025/11/28

たった1ヶ月で数学18点アップ!感謝の声をいただきました

【生徒さんの感謝の声】中1男子:1ヶ月で23点→41点(+18点)計算ミスが激減し、文章題も正しく読めるように。自信まで戻りました。今日は、私のところに通ってくれている 中学1年生の男の子とお母さまからいただいた感謝の声をご紹介します。今回の結果は、わずか1ヶ月で23点→41点(+18点アップ)!ご本人もお母さまもとても驚かれていて、ぜひブログで紹介してほしいとのことで、了承をいただき掲載しています。■ 指導前の課題:計算ミスと文章題への苦手意識初めてお会いしたとき、彼は計算ミスの多さ文章題になると手が止まる勉強の仕方が分からないという状態でした。「やってもやっても点が伸びない」その悔しさは、...続きを見る
きゅうごの写真
きゅうごオンライン家庭教師
2025/11/18

🌟【中学受験】過去問の“正しい使い方”を知らないと合格は遠のく!?🌟

🌟【中学受験】過去問の“正しい使い方”を知らないと合格は遠のく!?🌟ーー最短で成果が出る「過去問ルーティン」を徹底解説ーー過去問を始める時期になると、「どこから解けばいいの?」「何回くらい解けばいい?」「点数が低いと不安…」そんな声が毎年たくさん届きます。ですが、安心してください🍀過去問には“正しい順番と使い方”があるだけなんです。今日は、中学受験生が最短で合格に近づくための✨過去問ガイド完全版✨をお届けします!◆ 🎯まずは「どの学校から解くか?」の順番が超重要!いきなり本命校から始めてはいけません。なぜなら…👉 出題形式に慣れない👉 難易度が高くて心が折れる👉 分析する余裕がなくなるだからで...続きを見る
キムの写真
キムオンライン家庭教師
2025/11/16

この先生の他のブログ