計算ミスをふせごう!(中学数学)
計算ミスを防ぐにはどうすればよいのでしょう。気合、根性、集中力…?ここでお話しするのはそういうことではないですが、やはり「ミスを減らすぞ!」と心に決めることは大事だと思います。その上で、間違えた問題を見返して、自分のミスのパターンを分析してみてください。
そして、ミスしやすいところに「見える化」の手立てをしてみましょう。
たとえば、
①代入して式の値をもとめる問題(中1)
ミスが増えるのは、代入する数がマイナスの数のときです。マイナスをつけ忘れてしまうんです。
対策として、あらかじめ代入先の文字を( )で囲み「ここと置き換えるんだ」とわかりやすくします。
a=-5のとき
12-aの値をもとめなさい。
であれば、
与えられた式で12ー(a)と、( )をつけておきます。そうすれば、
12ー(ー5)の式が簡単に作れます。
②方程式(中1~)
右辺に数をかけるのを忘れることがあります。
0.5xー2.5=2
の式で、小数点をなくすために左辺を10倍したのに、右辺が整数だとそのままにしてしまうミスです。分数で分母をはらうときにも見られます。
あらかじめ式の両辺に×10と書いておきましょう。
☆どちらにも共通していえることは、記憶に頼り、頭の中で処理しようとせず、書き出して「見える化」することです。
ちょこっとメモ書きするくらい、たいして時間もかかりません。けれども、この作業自体が「面倒だ」という人もいるかもしれませんね。そこで、やはり「絶対にミスしないぞ」と心に決めることが大切になってきます。
定期考査も終わり、時間に余裕の出るこの時期に、ぜひ自分の答案を見直して、計算ミスの原因を探ってみてください。もしも一人で難しいようなら、家庭教師の先生やお家の人と取り組んでみましょう。
夏休みに弱点を克服して、2学期以降の飛躍を目指してください!!
♪8月以降に空き枠ができる予定です。
私のコースに興味をもってくださったら、ぜひお気軽にお問い合わせいただけますと幸いです。