中学数学

計算ミスをふせごう!(中学数学)

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2025/6/23

計算ミスを防ぐにはどうすればよいのでしょう。気合、根性、集中力…?ここでお話しするのはそういうことではないですが、やはり「ミスを減らすぞ!」と心に決めることは大事だと思います。その上で、間違えた問題を見返して、自分のミスのパターンを分析してみてください。

そして、ミスしやすいところに「見える化」の手立てをしてみましょう。

たとえば、

代入して式の値をもとめる問題(中1)

ミスが増えるのは、代入する数がマイナスの数のときです。マイナスをつけ忘れてしまうんです。

対策として、あらかじめ代入先の文字を( )で囲み「ここと置き換えるんだ」とわかりやすくします。

a=-5のとき

12-aの値をもとめなさい。

であれば、

与えられた式で12ー(a)と、( )をつけておきます。そうすれば、

12ーー5の式が簡単に作れます。

方程式(中1~)

右辺に数をかけるのを忘れることがあります。

0.5xー2.5=2

の式で、小数点をなくすために左辺を10倍したのに、右辺が整数だとそのままにしてしまうミスです。分数で分母をはらうときにも見られます。

あらかじめ式の両辺に×10と書いておきましょう。


☆どちらにも共通していえることは、記憶に頼り、頭の中で処理しようとせず、書き出して「見える化」することです。

ちょこっとメモ書きするくらい、たいして時間もかかりません。けれども、この作業自体が「面倒だ」という人もいるかもしれませんね。そこで、やはり「絶対にミスしないぞ」と心に決めることが大切になってきます。


定期考査も終わり、時間に余裕の出るこの時期に、ぜひ自分の答案を見直して、計算ミスの原因を探ってみてください。もしも一人で難しいようなら、家庭教師の先生やお家の人と取り組んでみましょう。

夏休みに弱点を克服して、2学期以降の飛躍を目指してください!!


8月以降に空き枠ができる予定です。

私のコースに興味をもってくださったら、ぜひお気軽にお問い合わせいただけますと幸いです。


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