“スキマ時間”が人生を変える - 医療現場流!毎日の知識定着トレーニング
2025/6/30
知識を定着させるために有効な方法は何だと思いますか。それは「繰り返し」です。
医療現場において、医師などの医療従事者は、毎日何十人もの患者様への診断等の対応を強いられます。
その時その時の患者様の状態を、膨大な疾患名とその病態及び治療法を瞬時に判断し、診断を行わないといけません。
その時に医師の頭の中では何が起こっているかというと、短時間での知識の繰り返しと個々の患者様の個別的な病態の違いによる疑問点の蓄積です。この疑問点を自問することにより、常に頭の中に留めることで、スキマ時間に読んだ論文等から新しい知見を得、解決策を見いだします。
ここで、医療現場での知識の定着法を試験勉強での記憶力向上のスキマ時間の活用法として紹介します。
スキマ時間にはどの様なところにある時間でしょう。
登下校の時間:バスや電車を待っている時間、車内で立っている時も当てはまります。
休み時間:授業と授業の間の10分間及び昼休みの食前食後の時間
トイレ:最も邪魔の入らない貴重な空間と時間
お風呂:ゆったりとつかっている邪魔の入らない時間
この様な時間に何をすればよいかというと、それは「あれは何だったかな」といった勉強内容の用語や内容を自問自答することです。
この勉強法を「想起法」と言い、最も大事なことは自問自答した内容の記録で、自問を[?]で表記し、自答を[→]で簡単に表記します。手のひらサイズの手帳やスマホの記録機能を使います。
自問自答した表記内容については、登下校の時間においては着席した時、帰宅後においては勉強時間の最初に解決を図ってください。
実際の方法に関しては、体験授業を通じて説明し、本授業においては、生徒様の個性、特性に合わせて行っていきます。