【英語ブログ】読解力に直結する「テーマ別で鍛える長文読解の型」
こんにちは。
毎週金曜の英語学習コラムでは、受験にも日々の勉強にも役立つ「力のつけ方」をお届けしています。
英語の長文が苦手だと感じる原因は、
単語でも文法でもなく、「話の型」を知らないことにあります。
GMARCHの長文は、テーマごとに
ほぼ決まった展開で書かれています。
型を知れば、初見の英文でも“先が予測できる”ようになります。
① 科学・テクノロジー系
「発見 → 影響 → 課題」型
頻出テーマ:AI、環境、医療、脳科学 など
構成はとてもシンプルです。
新しい発見・技術の紹介
社会や人間への影響
利点と問題点の両面提示
読むときのポイントは、
however / on the other hand の後。
ここに設問の答えが集中します。
② 教育・心理系
「問題提起 → 研究 → 結論」型
頻出テーマ:学習法、記憶、子どもの成長
このタイプは、
実験結果や研究者の主張が軸になります。
数値や比較表現(more than / less than)
研究結果をまとめる文
を拾えると、内容一致問題が一気に楽になります。
③ 社会問題・文化系
「現状 → 原因 → 解決策」型
頻出テーマ:格差、ジェンダー、移民、メディア
抽象的で読みづらく感じますが、
実は一番“型通り”です。
原因:because / due to
解決策:should / need to / suggest
「原因はどこ、主張はどこ?」
この2点だけを追う意識で十分です。
④ 歴史・言語・文化系
「過去 → 変化 → 現在」型
頻出テーマ:言語の変化、文化の成立
時系列表現がカギになります。
in the past
over time
today / now
GMARCHでは、
現在の評価や筆者の見解が問われやすいのが特徴です。
まとめ|型を知ると「読解」は再現できる
長文読解はセンスではありません。
テーマ × 型で、誰でも伸ばせます。
どんなテーマか?
次に何が来る型か?
この2つを意識するだけで、
英文は「暗号」から「説明文」に変わります。
次回予告
語彙が少なくても戦える!
GMARCH長文“推測読み”の技術
知らない単語があっても、
点が取れる読み方を身につけます。