洗足の帰国生入試 算数|最初の計算を死守する
洗足の帰国生入試の算数で、最初の計算問題を軽く見ていませんか。過去問を分析した立場から申し上げると、ここを落とすか取り切るかが、合否を分けます。
僕はena・四谷大塚・日能研で最上位クラスを担当してきた中学受験算数の講師です。海外在住のご家庭をオンラインで指導しています。
最初の計算問題は、死守です
洗足の算数で最も大切なのは、冒頭の計算問題を全問取り切ることです。
当たり前に聞こえるかもしれません。ですが、本番でここを落とす受験生は実際にいます。緊張している、時間を気にしている、早く先に進みたい。そういう状態で算数の最初の数問を雑に処理すると、後で取り返せない失点になります。
難問を1問解くより、計算を2問落とさないほうが、はるかに簡単で確実です。これはどの学校でも言えることですが、洗足では特にここがボディブローになります。難度は、SFCと同等と考えてください
洗足の算数の難度は、SFCと同じくらいの水準です。標準的な問題を確実に処理する力が問われます。
つまり、どちらかの対策をしていれば、もう一方にもある程度応用が利きます。併願を考えているご家庭にとっては、対策の効率が良い組み合わせです。
逆に言えば、極端な難問対策は必要ありません。標準問題の精度と速度を上げることが、そのまま得点につながります。
図形は出ますが、癖はありません
図形問題も出題されます。ただし、特殊な発想を要求されるタイプではありません。
教科書的な、あるいは標準的な問題集に載っているような図形の処理ができれば対応できます。奇をてらった補助線を探すような問題は多くない。
だからこそ、基本の型が身についているかどうかが素直に得点に出ます。相似、面積比、円の性質。こうした基礎を確実にしておけば、図形で大崩れすることはありません。
対策の順序
整理します。洗足の算数対策は、次の順序で進めます。
まず、計算問題を毎日、時間を測って解く。ミスをゼロに近づけることが最優先です。ここは訓練で確実に伸びます。
次に、標準的な問題集を反復する。難問集に手を出す前に、標準レベルを取りこぼさない状態を作ります。
そして図形は、基本の型を確実に。特殊な解法を集めるより、よく出る型を素早く処理できるほうが役に立ちます。
明日から親がすべき、非情な決断
過去問の点数ではなく、最初の計算問題の正答率を見てください。
ここが100パーセントでないなら、難問対策より先にやることがあります。地味ですが、洗足の入試においては、この地味な部分が合否を分けます。
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