四谷大塚のテストで計算を落とす子に見直しは効かない

四谷大塚のテストで計算を落とすたびに、次こそ見直しなさいと言い、どの計算ドリルがいいのかを探し回っていませんか。はっきり言います。見直しの指示もドリル探しも、計算ミスはほとんど減らしません。減らすのは、どれか一冊を毎日やり切ることだけです。
四谷大塚のテストで計算を落とす子に、見直しが効かない理由
入試の算数は、試験時間50分前後に対して問題数20〜25問という学校が珍しくありません。1問あたり約2分。読む、考える、式を立てる、計算する、書く。これを2分でやる試験に、全問見直しの時間などありません。
しかも計算は大問1だけではありません。つるかめ算でも速さでも図形でも、答えまでに何度も計算します。1回の試験全体で数えれば数百回。そのうち1回でも外せば、考え方が完璧でもその問題はゼロ点です。
だから求められているのは、見直しで拾う力ではなく、最初の一回で当てる力です。週テストや組分けテストで計算を落とす子は、見直し不足ではなく練習量不足。僕はそう判断しています。
計算ドリル選びで迷っている時間がいちばんの無駄
練習量不足だと伝えると、次に来る質問はたいてい、どのドリルがいいですか、です。気持ちはわかります。ただ、計算力を上げる方法など、インターネットで調べればいくらでも出てきます。僕自身、知っている方法はブログにほぼ書いています。どうせ世の中に広まっている話だからです。
それでも、成績が上がる子と上がらない子がいる。差を生んでいるのは方法ではありません。やり切ったかどうかです。ドリルAとドリルBの差より、1冊を1か月毎日続けた子と、3冊を1週間ずつつまみ食いした子の差のほうが、はるかに大きいのです。
目安だけ言っておくと、入試向けの計算問題集と中身を見比べて、同じくらいの難しさなら今あるものを続ければ十分です。やさしめなら少しずつ移る。整数の計算が怪しければ、一段前の整数の四則計算ドリルに下げる。判断はこれだけで足ります。あとは迷わず始めてください。
やり切るための3つの約束
1日1枚、時間を計る。何分で何問間違えたかを毎回書き残す
勉強の合間に5分だけ入れる。国語と社会の間などで十分で、長くやらない
1か月は教材を変えない。途中で別のドリルに目移りしない
確認の目安は、14 × 17 や 23 × 18 を書かずに素早く確実に当てられるかどうかです。14 × 17 は 140 + 98 で 238、23 × 18 は 460 − 46 で 414。僕の見てきた最上位クラスの子たちは、単純なつるかめ算なら表もかかずに暗算で片づけます。解き方を忘れても計算で押し切れる。その土台は、地味な1枚を積み上げた日数でしかできません。
やり切る家庭は、親の腹のくくり方が違う
地味すぎて、子どもは嫌がります。やる気が出ないと言います。けれども、やる気があって勉強している受験生は1割もいません。残りの9割は、習慣と、周りの大人の本気で動いています。
成績を上げる方法は探せば山ほどあります。最後に差をつけるのは、それを最後までやらせる大人の覚悟です。明日から、見直そうねも、いいドリルないかなも封印して、今あるドリルを1枚、時間を計って渡してください。
四谷大塚のテストで計算を落とす原因は、方法ではなくやり切った量の不足です。計算の立て直しから週テスト・組分けテストの得点設計まで、やり切らせる仕組みごと任せたい方は、僕のマナリンクのプロフィールにある「【四谷大塚】週テスト・組分けテスト対策で上位クラスへ」をご覧ください。まずは無料相談で、いまの答案を一緒に見るところから始められます。
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