模試の偏差値が跳ねる子の条件|解法パターンを貯める授業前3分
模試の算数の偏差値が、ある日を境に急に跳ねる子がいます。才能の差だと思われがちですが、僕が見てきた限り、跳ねる子には共通点があります。解法パターンの貯金が、一定額を超えただけです。
偏差値は、少しずつではなく段差で上がる
算数の成績は、右肩上がりの直線ではなく、階段状に上がります。解法の型が一定数そろうと、歯車がかみ合うように、突然問題が解けるようになるからです。
最初は受験算数をほとんど知らなかった子が、短期間で模試の上位に入ってきた例を、僕は何度か見ています。その子たちは例外なく、解法のパターンを大量に抱えていました。
跳ねる子は、授業が始まる前にノートを開いている
もう一つの共通点は、授業が始まる前の数分間に、前回のノートを見返していることです。気合いの入った長時間の復習ではなく、短い確認を毎回はさんでいます。
これは、前回の型を頭の手前に引き出しておく作業です。型が手前にあるので、新しい解法が入ってきたとき、既存の型とつながりやすくなります。短い時間でも、積み重ねると大きな差になります。
解法パターンを貯める、地味で確実な方法
貯める方法は、驚くほど単純です。何度も復習する。それだけです。ただし、復習の時間を別枠で確保しようとすると続かないので、授業や宿題の中に復習が自然に入る形にしておくのが肝心です。
学習の前に、前回のノートを3分だけ見返す
新しく習った解法に名前をつけて、ノートに一覧にする
1週間後に、その解法を使う問題をもう一度解く
予習シリーズの新しい回に入る前に、前回の回の要点だけを3分見返す。たったこれだけでも、毎週続ければ、型の貯金は着実に増えます。
親がやるべき非情な決断
急上昇を期待して、新しい問題集や新しい塾に飛びつくのはやめてください。解法パターンの貯金が増える前に環境を変えると、利息がつく前に口座を解約するようなものです。
今の教材で、型を貯める仕組みを先に作る。派手さはありませんが、これが一番確率の高い道です。
まとめ
成績が急に跳ねる子は、特別なことをしているのではなく、型を貯め、短い復習をはさみ続けているだけです。お子さんにも、明日から3分だけ試してみてください。
型がどれだけ貯まっているか、どこが抜けているかを確認したい方は、僕のマナリンクのプロフィールにある【お試し・算数】1ヶ月で失点の型を特定する診断コースをどうぞ。無料体験もあります。
この先生のおすすめコース
- 算数の何から手をつけるべきか、判断がつかないご家庭
- 塾の解説が難解で、「わからない」とお子様が癇癪を起すご家庭
- まず現在地を正確に知りたい、と考えるご家庭
このブログに関連するオンライン家庭教師はこちら
中学受験におすすめの指導コース
- 中学受験に向けた作文対策をしたい
- 志望校に合わせた課題で記述対策をしたい
- 添削指導で自分の意見をまとめるコツを学びたい
- 私のオリジナル解法を手早く習得したい方
- 苦手単元だけを克服したい方
- 理科を入試の武器にしたい方
- 「学習のきっかけづくり、受検戦略、学習進捗管理」に苦手意識のあるご家庭
- 都立中高一貫校(適性検査受検)の対策
- 先生とのコミュニケーションを楽しめる生徒さん
- 中堅〜難関私立中学(筑駒・桜蔭・渋幕・南女・洛南・海陽など)を目指す生徒
- 社会の偏差値50前後で伸びない生徒
- 社会が足引っ張っている、あとは社会だけという生徒
- 苦手の国語を確実に伸ばしたい生徒さん
- 記述問題や読解が苦手で、国語専門の講師に基礎から教わりたい生徒さん
- 読解国語の個別指導で、「どう読めばいいか」を一歩ずつ身につけたい生徒さん