理科選択のリアル──なぜ化学は多くの受験生に選ばれるのか
◆ 理科選択のリアル──なぜ化学は多くの受験生に選ばれるのか
大学受験で理科を2科目選ぶとき、 もっとも一般的なのは 「物理+化学」 か 「化学+生物」 の組み合わせです。
理由はとてもシンプルで、 化学は物理とも生物とも“共通分野”があるから。
物理と化学:気体・原子・熱・エネルギー
化学と生物:有機化学・生体内反応・代謝
つまり、化学はどちらの科目とも“橋渡し”になる存在。 だから多くの受験生が化学を軸にして科目選択をします。
◆ しかし…「物理+生物」という異色コンビを選んだ受験生がいた
私がこれまで数千人の受験生を見てきた中で、 物理+生物を選んだ生徒は、たった2人だけ。
本当にレアケースです。
理由を聞くと、 「化学はどうしても受け付けない。化学アレルギーみたいな感じです…」 と苦笑いしながら話してくれました。
こちらとしては、 「化学は暗記と計算の二本立てだから、苦手意識が強くなるのかな」 と推測しています。
化学は“覚える量”と“処理する量”の両方が多いので、 好き嫌いがはっきり分かれる科目です。
◆ 私自身も化学で痛い目を見た──東大模試D判定の大ショック
実は私にも、化学の苦い思い出があります。
大学受験のとき、 有機化学と高分子の暗記が面倒で、つい後回しにしてしまった。
その結果── 直前の東大模試で まさかのD判定。
本当にショックでした。 「もうダメかもしれない」と心が折れかけました。
でも、そこから奮起しました。
2ヶ月ほど、 毎日毎日、有機と高分子を徹底的に暗記し直しました。
すると本番では間に合い、 見事に逆転合格。
あのときの達成感は、今でも忘れられません。
◆ 一方で…模試でB判定を取って喜んでいた友人は本番で涙をのんだ
模試で良い判定を取って安心していた友人がいました。 しかし本番では力を発揮できず、悔し涙を流していました。
模試はあくまで途中経過。 本番で結果を出すための“材料”にすぎません。
◆ 受験生に伝えたいこと
模試の結果に一喜一憂しないでほしい。 最後まで自分を信じて努力すれば、必ず報われる。
私はそれを身をもって経験しましたし、 多くの受験生の逆転合格を見てきました。
化学が苦手でも、 どこかで必ず突破口は見つかります。
受験は最後まで走り切った人が勝つ。 そのことを、今頑張っている受験生に伝えたいです。
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