かつて化学の偏差値が伸びなかった私の話
高校時代、私は物理や化学の授業がとても苦痛でした。
特に化学は、「何をやっているのか分からない科目」でした。
・授業はわら半紙のプリントを埋めるだけ
・板書を書き写すだけ
・気づけば内容はどんどん進む
そして、ある日気づきます。私自身、全く分かっていないということを。
化学ができない人の共通点
私は、化学計算の基礎である「物質量」や「分子量」が理解できていませんでした。
当然、計算問題は解けません。
これは例えるなら、
四則演算ができないまま、数学の文章題を解こうとしている状態です。
それでも授業は止まりません。
理解できないまま、有機化学・無機化学に進み、ひたすら「暗記」で乗り切ろうとする
もちろん、成績は伸びませんでした。
一度つまずくと、ずっと苦しい理由
化学は積み上げ型の科目です。
・物質量が分からない
→ 計算ができない
→ 理論が理解できない
→ 暗記に逃げる
→ すぐ限界が来る
このループに入ると、かなり苦しくなります。
実際、私は現役受験では惨敗しました。
すべてが変わったある瞬間
浪人時代、大手予備校に通ったときです。
そこで初めて教わったのは、先ずは基礎となる”四則演算”のやり方です。
化学反応、気体、溶液など、全てに応用できる計算方法を習得し、
それまでバラバラだった知識が、一気につながりました。
その瞬間から、問題が「解けるもの」に変わりました。
有機化学は“暗記”ではなく“理解”で伸びる
特に大きかったのが有機化学です。
それまでは
「覚える量が多すぎる科目」でした。
しかし、
・化学物質の命名法
・官能基
・化学反応のパターン
を体系的に整理しているうちに”暗記”ではなく、理解できている状況まで達していることに気づきました。
実際、私はその後、大学・大学院・社会人と有機化学に関わりましたが、
土台になっているのは、間違いなくこのときの理解です。
なぜ学校の授業だけでは難しいのか
学校の授業を否定するつもりはありません。
ただ、
・授業スピード
・人数
・カリキュラム
の制約がある以上、
一人ひとりが理解するまで授業を止めることはできません。
結果として、
・分からないまま進む
・暗記に頼る
・苦手になる
という私のような生徒が生まれてしまうことが多いのではないでしょうか。
もし今、こんな状態なら
・計算問題がなんとなくしか分からない
・有機化学が”暗記科目”になっている
・頑張っているのに伸びない
それは努力不足や才能不足ではありません。
「やり方」がズレている可能性が高いです。
最後に
かつての私は、化学が大の苦手でした。
しかし、化学を暗記ではなく理解できるようになってから、世界が変わりました。
そして今は、その学び方を伝える側になっています。
もしあなたやお子様が同じように苦しんでいるようでしたら、
一度“学び方”から見直してみてください。
変われるきっかけは、そこにあります。